国内主要112行の第2四半期決算(中間期) 預金・貸出金等実態調査 

2015年12月25日
帝国データバンクは、国内主要112行(大手銀行7行、地方銀行64行、第二地方銀行41行)の2015年9月末(9月中間期)の預金(譲渡性預金含まず)、貸出金、預金利息(支出)、貸出金利息(収入)の推移について調査・比較した。

大手銀行7行は、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、新生銀行、あおぞら銀行(みずほコーポレート銀行は、2013年7月1日付でみずほ銀行と合併)
各数値は各行の2015年9月中間期の決算短信(単体ベース)に記載されている数値を採用

【調査結果】

2015年9月末の国内主要112行の預金は663兆2999億900万円となり、2014年9月末比で31兆7943億2100万円増加(5.0%増)。大手銀行、地方銀行、第二地方銀行の3業態すべてで増加し、大手銀行(23兆2466億6900万円増、7.0%増)の増加が目立った

預金者に対して支払った預金利息は、2015年9月中間期(2015年4月~9月)で2713億9800万円となり、2014年9月中間期(2014年4月~9月)比で325億1800万円増加(13.6%増)。大手銀行(24.0%増)、地方銀行(1.5%増)で増加した一方、第二地方銀行(11.3%減)で減少した

貸出金は486兆6845億2400万円となり、2014年9月末比で20兆1425億8800万円増加(4.3%増)。3業態すべてで増加した

融資先から受け取った貸出金利息は、2015年9月中間期で3兆1292億6900万円となり、2014年9月中間期比で567億2900万円減少(1.8%減)。3業態すべてで減少した

2015年9月中間期の利ざや(貸出金利息-預金利息)は、2兆8578億7100万円となり、2014年9月中間期比で892億4700万円減少(3.0%減)。3業態すべてで減少した。

地方銀行と第二地方銀行を対象とした地域別(本店所在地別)動向では、預金、貸出金ともに9地域すべてで増加。預金は「東北」(4.0%増)、貸出金は「九州」(5.3%増)の増加が目立った


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[帝国データバンク]
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