「スーツの着こなし」に関する調査(CanCam読者対象) 

2016年01月20日
小学館が運営する、女性インサイト研究所は、新入生、新社会人を中心としたCanCam読者を対象に「スーツの着こなし」に関する調査を行いました。

今回の結果から、約9割の人が「見た目のイケてなさは新生活や仕事の評価に悪い影響をおよぼす」と感じていることが判明。にもかかわらず、スーツを着用する機会のある人の7割以上が「自分のスーツ姿はイケていない」と思っていることもわかりました。その原因と対策についてご報告いたします。

【調査結果】

【春は「イケてない女子」が増殖! 実態調査】

◆入社式、入学式など、普段スーツを着ない人も春はスーツを着る傾向に
10代後半~20代を中心としたCanCam読者184名に、この春スーツを着る機会があるか聞いたところ、約6割の人が「着る機会がある」と回答しました。普段から仕事で着用するという人以外にも、入社式や入学式、就職活動などで初めて袖を通すという人も多く、春は他の季節にも増してスーツ姿の人が増える傾向にあることが見てとれます。

◆スーツの見た目は、人となりの評価に直結していた!
同じ読者に「見た目」と「仕事のできる/できないの評価」は関係あると思うか聞いたところ、なんと86%の人が「そう思う」と回答。初めてスーツに袖を通す新入学生や、第一印象が勝負の新社会人・就活生にとって、スーツの着こなしは人物評価につながる大切な要素であることがわかりました。

◆しかし、第一印象を左右する「スーツの着こなし」。「イケてない」と思っている人が7割以上!
新入社員や新社会人をはじめ、ここぞのシーンで活躍し、見た目の印象を大きく左右する「スーツ」ですが、その着こなしに自信があると答えたのは、なんと3割以下。ほとんどの人がスーツの着こなしに苦戦していることがわかりました。

【「イケてないスーツ」見られているのはココだった!】

◆スーツ姿で重視されているのは「清潔感」と「着こなし」
今イチだと思うスーツの着こなしについて聞いたところ、「スーツがしわしわ」「シャツがよれよれ」など、だらしない着こなしが最も嫌われるという結果になりました。また、だぼっとしたジャケットや長すぎるスカートなど、サイズが合っていないことやバランスの悪さもマイナスイメージの大きな要因に。普段の洋服ほどファッション性は重視されていないものの、そのぶん清潔感やシルエット、ちょっとした着こなしがよく見られていることがわかりました。

Q. ひとのスーツ姿が「イケてない」と思ったポイントはどこですか?
1位 清潔感がない、だらしない
2位 サイズが合っていない
3位 着こなせていない
4位 疲れて見える
5位 組み合わせ、バランスが悪い
6位 おしゃれじゃない

◆本当にあったこわ~い「スーツブス」OG体験談
「部活の手伝いでスーツを着ていたら『授業参観のお母さんみたい』と言われた」(大学生・22歳)/「久しぶりに出した黒スーツがホコリまみれで、お得意先で注意された」(新入社員・23歳)/「就活帰りにカレに会ったら『スーツ姿が微妙』という理由でフラれた」(大学生・22歳)/「ちょっと派手なデザインのシャツを合わせていたら、顔の派手さも加わって『仕事ができなさそう』と言われた」(メーカー勤務・25歳)/「適当なスーツを着ていたら『自分らしさがない』と言われた」(大学生・21歳)/「はき慣れないヒールと動きにくいスーツで疲労困憊に。泣く泣く服と靴を買って着替えて帰った」(営業・24歳)/「サイズの合わないスーツを着ていたら、入社3年目なのに新入社員扱いされた」(金融関連勤務・25歳)/「フィット感にこだわりすぎて、パンツスーツから下着のラインが思いっきり出ていた」(不動産関連・23歳)


【調査概要】
調査対象:CanCam読者の女性(n=184)
調査期間:2015年11月21日~11月30日
調査方法:インターネットによるアンケート

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[小学館女性インサイト研究所]
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