家計簿や貯蓄・ヘソクリなどについての調査(20~50歳代男性対象) 

2016年02月12日
保険クリニックは、20~50歳代の男性500人を対象に、家計簿や貯蓄・ヘソクリなどについてアンケート調査を実施いたしました。
また、女性500人を対象に行った昨年の結果や、『保険クリニック』本部や店舗に勤務する男性社員を対象に行った同様のアンケート調査とあわせて、それぞれの回答の顕著な特徴を比較いたしました。

【調査結果概要】

・20~50歳代の男性500人のうち、32.0%(160人)が家計簿をつけた経験がある事が分かりました。 中でも、20歳代の既婚男性のうち25.0%は家計簿を「自分でつけている」と回答し、平均の20.8%を大きく上回りました。

・家計簿をつけるきっかけは、「節約」が69人で約30%を占め、「何となく」「わからない」が続きました。

女性の場合は、41%が「結婚」がきっかけだったのに比べると、男性の方が家計簿を始めるタイミングが人それぞれだという事が分かりました。

・家計簿をつけたことがある人は、レシートを見て細かくきっちりつけるタイプと、続けられるようになるべく簡単にしてつけるタイプに分かれました。

・未婚男性の、毎月自由に使えるお金は1万円、預貯金の総額は5万円が最も多い回答でした。

・既婚男性の、お小遣いは3万円、ヘソクリの金額は10万円が最も多い回答でした。

・既婚・未婚男性ともに、「普通預金」「定期預金」の順にお金を預けていました。また、『保険クリニック』の本部や店舗に勤務する男性社員の回答は、「普通預金」に次いで「保険」がランクインしていました。

・預貯金やヘソクリで貯めている人の20%が、目的なく貯めているという事が分かりました。


【調査内容抜粋】

Q1.家計簿はつけていますか。

既婚男性20歳代の25.0%、40歳代の21.7%は「自分で家計簿をつけている」!
20歳~59歳までの男性500人に家計簿をつけた経験を聞いたところ、32.0%(160人)がつけた経験ありと回答しました。
現在もつけている人は20.8%。その中でも20歳代は24.0%と約4人に1人がつけている結果となりました。
未婚者のうち「自分でつけている」と回答した人は各年代であまり差はありませんが、結婚しても自分で家計簿をつけている人は、20歳代(25.0%)と40歳代(21.7%)で高く、全体平均を上回りました。

Q2.家計簿をつけ始めたきっかけは何ですか。

         男性   女性
  節約     69人  95人
  何となく   58人  88人
  わからない  46人   ―
  結婚     41人  139人
  就職     25人  16人
  その他      9人  19人
  家の購入     6人  6人
  転職       4人  5人
  出産       4人  7人
  相続       2人  1人

家計簿のきっかけ、「結婚」「節約」の女性に対し、男性は「節約」「何となく」!
家計簿をつけている、つけていた237人に家計簿をつけ始めたきっかけを聞いたところ、1位は「節約」、2位は「何となく」、3位は「わからない」となりました。
1年前に聞いた女性500人のアンケートでは1位「結婚」、2位「節約」、3位「何となく」だったので、性別によって家計簿をつけ始めたきっかけが違うようです。
その他の意見では「一人暮らしを始めた」や「進学」をきっかけにつけ始めた方もいらっしゃいました。

Q3.家計簿をつける上でのこだわりポイント、気を付けていることはありますか。
  ・毎日つける
  ・なるべく簡単にする
  ・レシートを必ずもらって保管する

  (参考:女性500人を対象にした調査、2015年)
   ・毎日コツコツつける
   ・細かくせず、大雑把にする
   ・シンプルな形にする

男性の家計簿は、「細かくきっちり」派と「簡単にして継続」派!
家計簿をつけた事がある方にこだわりポイントや気を付けている事を聞くと、一番多かった回答は「毎日つける」ことでした。そして、男性の場合は「細かくきっちりつける」派と「続けるために簡単につける」派の2タイプに分かれる事が分かりました。女性の場合は「毎日コツコツ、大雑把、シンプル」だったのでここでも少し違いが表れました。
前問で、男性が家計簿をつける主なきっかけは「節約」であったことから、費目ごとに細かく支出を管理し、使途不明金を洗い出して無くしたい、という目的がある事が推測されます。

【未婚男性】
Q4.生活費等を除いて自由に使える金額は月いくらくらいですか。
Q5.預貯金をしていますか。また合計の預貯金額はいくらですか。


  生活費を除いて自由に使えるお金
   平均額  37,000円
   最高額  360,000円
   最頻値  10,000円

  預貯金をしている  46.3%
  預貯金をしていない 53.7%

  預貯金総額
   平均額 364万円
   最頻値   5万円

未婚男性の多くは、「毎月自由に使える金額」>「預貯金総額」!
結婚していない男性300人に生活費を除いた自由に使える金額について聞いたところ、平均は37,000円でした。中央値は30,000円。一番多かった回答は10,000円です。
預貯金をしている人は46.3%(139人)。1,000万円以上を貯めている男性も十数人いました。1,000万円以上の大きな金額を除いた中央値は50万円で、一番多かった回答は5万円でした。

【既婚男性】
Q6.毎月のお小遣い(お小遣い制でない方は、毎月自由に使える金額)はいくらですか。
Q7.家族に秘密でヘソクリをしていますか。また合計のヘソクリ額はいくらですか。


  お小遣いの金額
   平均額  42,000円
   最高額  500,000円
   最頻値  30,000円

  ヘソクリをしている  28.0%
  ヘソクリをしていない 72.0%

  ヘソクリの金額
   平均額  64万円
   最頻値  10万円

既婚男性のお小遣いは平均42,000円!4人に1人が家族に秘密のヘソクリあり!
既婚男性200人にお小遣いの金額を聞いたところ、平均は42,000円、一番多かった回答は30,000円です。
ライフプラン上の目安は、夫婦のお小遣い合計約を手取り額の10%以内にすることです。
ヘソクリ額は、平均額は64万円でしたが、一番多かった回答は10万円。中央値では20万円でした。

Q8.どこでお金を貯めていますか。

お金の貯め方は、普通預金・定期預金が主!
預貯金をしている未婚者・ヘソクリをしている既婚者の合計195人にどこで貯めているか聞いたところ、「普通預金」「定期預金」「株」の順となりました。最近では家の中に隠しておく人が減っているようです。
また、『保険クリニック』の本部や店舗に勤務する男性社員へも同様のアンケートを行ったところ、1位の「普通預金」と同じくらい「保険」という回答が集まりました。流動性のある普通預金と、収益性や強制力のある貯蓄型の保険を組み合わせて、将来に備えていることが分かります。

Q9.お金が貯まったら、何に使いたいですか。
  1位 決めていない
  2位 旅行や車の購入
  3位 老後の貯蓄
  4位 趣味
  5位 家の購入

  (参考:『保険クリニック』男性社員)
   1位 老後の貯蓄
   2位 旅行
   3位 家の購入、教育費等、生活費

預貯金・ヘソクリの使い道、20%は「決めていない」!
お金を貯めている195人に、貯まったお金を何に使いたいか聞いたところ、目的がなく貯めている人が多く、20%を占めていることが分かりました。
少数意見の中には、(自分もしくは子どもの)結婚費用や奥様にプレゼントを買うためと言う回答もありました。
一方、『保険クリニック』の男性社員は、「老後の貯蓄」や「旅行」のためが突出して多くみられました。保険は、死亡リスク・就業不能リスク・老後の生存リスクなど、自身が心配なリスクへの備えを目的にして入るものであり、前問の回答のようにそれを活用していることから、貯蓄の目的も明確になっているものと思われます。


『保険クリニック調べ』

【調査概要】
サンプル数:男性500人
年齢:20歳~59歳 (20~50歳代各125人)
調査方法:Webアンケート
調査期間:2015年12月28日~2016年1月6日

サンプル数:女性500人
年齢:20歳~60歳
調査方法:Webアンケート
調査期間:2015年1月5日~1月7日

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