アドブロッカーアプリに関する利用実態調査(10~60代の男女対象) 

2016年04月21日
ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『アドブロッカーアプリに関する利用実態調査』結果を発表。本調査は、10~60代の男女1,332名を対象にしています。

【調査結果の概要】

■「アドブロッカーアプリ」の認知率は3割強
パソコンやスマートフォンにインストールすると、インターネット上の広告をブロック(非表示)できる「アドブロッカーアプリ」を、「知っていて、詳しく説明できる」人は10.7%、「知っているが説明できるほどではない」人は24.2%でした。「アドブロッカーアプリ」の認知率は34.9%でした。

■認知者の3割以上が「利用中」。非利用者の約半数が「興味あり」
「アドブロッカーアプリ」認知者のうち、「現在利用している」人は33.3%でした。利用はしていなくても「利用を検討している」人は17.0%、「興味はある」人は29.6%で、認知者の46.6%が興味を持っていることがわかりました。

■利用する理由は、「バナー広告が邪魔だから」
「アドブロッカーアプリ」を利用する理由として最も多かったのは、「Webページを閲覧する際にバナー広告が邪魔だったから」(58.1%)で、次いで「動画視聴の際に広告が邪魔だったから」(51.0%)、「Webページの表示速度を速くしたかったから」(46.5%)でした。

■認知者の約7割が、「ホワイトリストによる広告表示に否定的」
広告主となる企業から報酬を受け取ることでホワイトリストとして登録し、その企業の広告はブロックされないようになるアドブロックアプリについて、24.5%が「利用したくない」、21.5%が「あまり納得ができない」、15.5%が「利用者のことを考えずに、利益ばかり追求している」、5.6%が「利用したいWebサービス自体を有償にしてよいので、アドブロックアプリを使わなくても広告表示をしないようにしてほしい」と回答しました。あわせて67.1%の人が「ホワイトリストによる広告表示」について否定的であることがわかりました。

■8割以上の利用者が、「コンテンツ閲覧のストレスが減った」
「アドブロッカーアプリ」の利用により、利用者の83.9%が「コンテンツ閲覧のストレスが減った」、76.1%が「Webページやコンテンツの内容をじっくりと見ることができるようになった」、75.5%が「Webページの表示スピードが改善された」と答えました。


【調査概要】
調査名:『アドブロッカーアプリに関する利用実態調査』
調査期間:2016年4月7日(木)~11日(月)
調査対象:10~60代の男女1,332名
調査方法:セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[Marketing Research Camp]
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