スマートフォンアプリの利用動向調査 

2016年05月31日
ニールセンは、スマートフォン視聴率情報Nielsen Mobile NetView(ニールセン・モバイル・ネットビュー)の2016年4月データをもとに、スマートフォンアプリの利用状況を分析し結果を発表しました。

【調査結果】

・スマホアプリ利用者数TOP10のうち、昨年から最も増加率の高かったアプリは「Yahoo! Japan」

・「LINE」「Twitter」「Instagram」は昨年から利用者数が500万人以上増加、「Twitter」と「Instagram」は、35~49歳女性や50歳以上男性の利用者数が大幅増加


2016年4月時点でスマートフォンの利用者数は5,496万人となり、1人あたり1日の平均利用時間は、2時間11分となっていました。スマートフォンの利用時間全体のうち、アプリからの利用とWEBブラウザからの利用の内訳をみると、アプリからの利用時間は全体の80%を占めていていました。

続いて、アプリの利用者数TOP10です。利用者数1位は「LINE」で、4,305万人の人が利用していました。TOP10アプリの利用者数を昨年と比較すると「Yahoo! Japan」の増加率が最も高く42%増加していました。また、エンターテイメントアプリである「YouTube」や「Apple Music」、コミュニケーション/SNSアプリである「Twitter」や「LINE」も増加率が高くなっていました。「LINE」や「Twitter」は、増加人数も多く、昨年と比べて500万人以上利用者数が増えていました。利用者数TOP10にはランクしていませんでしたが、SNSとしては「Instagram」も増加率が高く、昨年から500万人利用者数が増え、初めて利用者数が1,000万人を突破しました。

利用者数が大きく増加しているアプリの中で、特にSNSアプリとして継続的に利用者数が増加している「Twitter」と「Instagram」に注目し、性年代別の利用者数を昨年と比較すると、「Twitter」は、35歳以上の増加率が高く、特に35~49歳女性と50歳以上の男性利用者が増加したことが、全体の利用者数増加に寄与していました。一方「Instagram」は、もともと利用者数の多かった34歳以下の女性に加えて、35~49歳女性の利用者も増加していました。また、Twitter同様、50歳以上の男性利用者も大きく増加していました。

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[ニールセン]
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