2016年度 新入社員意識調査 

2016年06月06日
日本マンパワーは、2016年4月入社の新入社員を対象に、意識調査を行いました。この調査により、新入社員が抱えている不安や、入社する企業を選んだ理由などが明らかになりました。本リリースでは108社、6,856名から回答を得た調査結果の一部をお伝えいたします。

【調査結果の概要】

2016年度の新入社員は

◆自分が上げる成果・職場の人間関係等への不安が増加傾向
経年で比較すると、「自分があげる成果」、「職場の人間関係」、「自分のモチベーション維持」、「自分のイメージどおりの仕事かどうか」に対する不安が増加。2011年と2016年を比較すると、「自分があげる成果」は、「①あてはまる」 が7.5ポイント増。「職場の人間関係」は、 「①あてはまる」 が7.2ポイント増。「自分のモチベーション維持」は、 「①あてはまる」 が4.8ポイント増。「自分のイメージどおりの仕事かどうか」は、 「①あてはまる」 が3.9ポイント増。この4項目については、年々増加している。

◆3年連続、会社選びの基準が、給与・知名度を重視する傾向へ
あなたが選んだ会社についてどう感じているか?という質問に対して、「給与や待遇が良い」、「会社・組織の知名度が高い」に「①あてはまる」「②少しあてはまる」と回答したポイントが3年連続で増加。
一方で「自分のやりたいことができる」、「社内の雰囲気や人間関係が良い」、「自分が成長できる」、「社会の役に立っている」に「①あてはまる」と回答したポイントが減少。

◆理想とする5年後像があると答えた割合は現状維持
経年で比較すると、自分が理想とする5年後の自分像が「ある」と答える割合は現状維持となった。

◆子供が生まれた後の働き方についての意識は、男女の差が減少傾向
子供が生まれた後の自分と配偶者の働き方について、女性が出産後に「①働きたい」「②どちらかといえば働きたい」と答えた割合は78.5%。一方、男性は配偶者に「①働いて欲しい」「②どちらかといえば働いて欲しい」と答えたのは37.9%であり、40.6ポイントのギャップがあった。


【調査概要】
・調査対象 :日本マンパワー社が提供した新入社員研修の参加者、および本趣旨に賛同いただいた企業の、2016年4月入社新入社員。計6,856名
※大学院、4年制大学、短期大学、専門学校、高等専門学校、高等学校卒業
・調査期間 :2016年3月~4月28日
・企画・実施 :株式会社日本マンパワー 新入社員意識調査プロジェクト
(2010年より同様の調査を実施)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[日本マンパワー]
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