Japan Sports Tracker 調査レポート(ランニング市場動向) 

2016年08月19日
国内の市場規模と消費者購買情報が分かるスポーツアパレル・シューズ市場情報サービス『Japan Sports Tracker』を提供するエヌピーディー・ジャパンが、スポーツシューズ市場の分析を紹介します。

日本の消費者はフィットネス目的でランニングをする傾向にあります。日本の市場において、熱心なランナー(週3回以上ランニングする人)が、アスレチックフットウェア市場の約10%の売上に貢献しており、彼らは更なる購入にも積極的です。このランニング市場の重要性や、ランニングのために購入した商品について、当社が提供する『Japan Sports Tracker』から把握することが可能です。

スポーツシューズの60%がスポーツに使われている

『Japan Sports Tracker』では、スポーツに使われている、またはスポーツ用に販売されているアパレルとシューズの消費者購入動向を継続して毎月調査をしています。2015年5月~2016年4月計のアパレルとシューズの市場規模(円)の比率は、アパレルが47.6%、シューズが52.4%です(図表1)。図表2を見ると、そのうちスポーツシューズの 60%がスポーツに使用されていることが分かります。

*「スポーツ使用」は着用用途について、「スポーツ用のみ」「主にスポーツ用」「スポーツ用とそれ以外(普段着)に同程度」を合計したものです。「カジュアル使用」は同設問において「主にスポーツ以外(普段着)用」「スポーツ以外(普段着)用のみ」を合計したものになります。

スポーツシューズの3割以上がランニングに使用されている

『Japan Sports Tracker』では、商品の購入者だけでなく実際にその商品を着用している人の属性や使用しているスポーツなどが分析できます。購入したスポーツシューズを何のスポーツに使用しているかを見てみると(図表3)、3割以上がランニングに使用されていることが分かります。そのうちの4割以上が週3回以上ランニングしていて、 これは他のスポーツよりも高い頻度です(図表4)。

そんな熱心なランナー(週3回以上ランニングする人)の性年齢を見てみると(図表5、図表6)、76.7%が男性で、年代では男女34才以下が多いことが分かります。

「熱心なランナー」は、「履き心地の良さ」を最重視してシューズを購入

スポーツシューズの主要購買理由をみると、スポーツシューズ全体ではトップが「デザイン」となっていますが、「熱心なランナー」(週3回以上ランニングする人)においては、「履き心地の良さ」がトップで、機能性が重要だということが分かります(特典データ)。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[エヌピーディー・ジャパン]
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