2017年卒マイナビ学生就職モニター調査 8月の活動状況 

2016年09月08日
マイナビは、2017年卒業予定の学生を対象とした「2017年卒マイナビ学生就職モニター調査 8月の活動状況」の結果を発表しました。なお、2017年卒の学生を対象とした「マイナビ学生就職モニター調査」は今回で最後となります。概要は以下の通りです。

【調査TOPICS】

▽ 2017年卒学生の今年の就職活動を表す漢字は4年連続で「楽」が1位。文理別では、文系が「苦」理系が「楽」と分かれる結果に
▽ 内々定辞退の経験がある学生は、内々定保有学生のうち約5割に
▽ 結婚後の働き方とパートナーの結婚後の働き方について男女に大きな差

<調査結果の概要>

■ 2017年卒学生の今年の就職活動を表す漢字は4年連続で「楽」が1位。文理別では、文系が「苦」理系が「楽」と分かれる結果に
今年の就職活動を表す漢字は、2014年卒(2013年)から4年連続で「楽」が1位となった。2位以降には「苦」「疲」「耐」と、例年ランクインする漢字が続いたが、「運」が2014年卒から3年ぶりにランクインしたほか、「知」が2013年卒から4年ぶりにランクインした。前年のベスト10からランク外となったのは、「長」「早」「辛」だった。また、文系の1位は男女ともに「苦」となった一方で、理系の1位は男女ともに「楽」で、文理で就活に対する印象に差があることが分かる。特に理系男子は、他の分類ではランク外となった「早」が3位に入ったことから、スピード感のある就職活動であったことがうかがえる。

■ 内々定辞退の経験がある学生は、内々定保有学生の約5割に
内々定辞退の経験がある学生は、内々定保有学生のおよそ半数の53.7%となり、割合は、文系女子が最も高く(58.3%)、理系男子が最も低い(48.0%)結果となった。また、内々定辞退の方法としては、「電話」が87.5%で、最も一般的であることが分かる。なお、内々定承諾書を提出した経験のある学生は、入社予定先企業を決めている学生のうち、65.7%となった。内々定承諾書の捉え方については、59.1%の学生が「提出しても後で断れる書類」と捉えていると回答した。
入社予定先企業を決めたとき、保有していた内々定の数が「1社」である割合は、文系より理系の方が高かった。また、入社予定先企業を決めたときに、選考中の企業を辞退せず受け続ける割合については、文系男子が31.9%で最多となった。

■ 結婚後の働き方とパートナーの結婚後の働き方について男女に大きな差
結婚を希望する学生に、自身の結婚後の働き方とパートナーの結婚後の働き方について、希望するものを聞いたところ、男性は「働き続けて欲しいが、働き方を変えるのには賛成(文系男子:32.8%、理系男子:47.5%)」「仕事を辞めて家庭に入って欲しい(文系男子:14.1%、理系男子:13.0%)」となった一方で、女性の回答が文理ともに4%以下という結果となり、男女に大きく差が出る結果となった。
また、結婚と育児(出産)の両方を希望する女性に出産後の働き方について聞くと、文系女子では、50.3%、理系女子では60.0%が「育児休暇が明けたら、すぐに正社員として復帰し、出産前と同じように働きたい」と回答した。同様に、結婚と育児の両方を希望する男性に、妻が出産後働く場合の働き方について聞いたところ、「育児休暇が明けたら、すぐに正社員として復帰し、出産前と同じように働いて欲しい」と回答した割合が文理男子ともに2割前後で、同じく男女で大きな差があることが分かった。


【調査概要】
調査方法/WEB上のアンケートフォームより入力
調査期間/2016年8月26日(金)~ 8月30日(火)
調査対象/2017年に卒業予定の全国大学4年生及び大学院2年生
有効回答数1,077名(文理男女別)文系男子154名、理系男子326名、文系女子262名、理系女子335名

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