特化型キュレーションメディアの利用状況調査 

2016年07月26日
ニールセンは、スマートフォン視聴率情報Nielsen Mobile NetView(ニールセン・モバイル・ネットビュー)の2016年6月のデータをもとに、特化型キュレーションメディアの利用状況を分析し結果を発表しました。

【調査結果】

・利用者数上位5メディアのうち4メディアは1年以内に利用者数が3倍以上に増加

・上位5メディアの利用者属性は20代以下の女性の割合が最も高い

・「MERY」は1人あたりの利用回数、利用時間ともにその他4メディアの2倍以上


キュレーションメディアの中でも、「特定のジャンル」や「特定のターゲット」を設定している特化型キュレーションメディアに注目すると、2016年6月の利用者数1位はヘルスケア情報に特化した「welq(ウェルク)」の631万人で、昨年10月の提供開始以降急速に利用者数を伸ばし、直近3ヵ月では2倍以上の増加となりました。2位は若年層の女性をターゲットとした「MERY(メリー)」で610万人となりました。「MERY」は2015年7月、12月に実施したTVCM等の効果もあり1年間で150万人程度利用者数を伸ばしました。大人の女性をターゲットとした3位の「LAUGHY(ラフィ)」、旅行情報に特化した4位の「Find Travel」、5位の「RETRIP」の3メディアは昨年同月比で利用者数が3倍以上に増加していることがわかりました。また、上位5つのうち「welq」「MERY」「Find Travel」の3つはDeNAグループが運営するメディアです。

次に、利用者属性を見ると、5メディア全てで女性の利用者割合が高くなっており、特に20代以下が最も高くなっていました。また、「MERY」はその傾向が強く、女性全体で87%、20代以下の女性だけでも47%となり、30代まで含めると72%となっていました。

最後に、それぞれのメディアの一人あたりの月間利用回数および利用時間を表したものを見ると、利用回数、利用時間ともに「MERY」がその他4メディアの2倍以上となっていることがわかりました。

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[ニールセン]
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