遺産相続に関する調査(40代~60代対象) 

2016年11月11日
遺産相続実態調査委員会は、40代〜60代を対象に遺産相続に関する調査を実施。

【調査結果トピックス】

・“遺言”で、いま伝えたいメッセージは、妻や夫への感謝の言葉「ありがとう」
・通帳や印鑑の場所を知らなかった人が、5割超。じつは身近なところにある相続トラブル。
・相続トラブルの後悔、第一位は、もっと家族と話しておくべきだった。
・遺言・相続の経験者が選んだ、相談先の第1位は、銀行。
・相続トラブルを経験した人の4割が、相続財産1000万円以下のケース。

【調査結果】

◆“遺言”で、いま伝えたいメッセージは、妻や夫への感謝の言葉「ありがとう」

今回、40代〜60代を対象に遺言相続に関する調査を実施したところ、今いちばん、想いを伝えたい相手は「妻」「夫」、伝えたい言葉の第一位は、感謝の言葉、ありがとうでした。
今回の調査でも、相続トラブルの後悔、第一位は、”もっと家族と話しておくべきだった。”でした。日頃から家族に想いを伝えることが大切ですね。

◆通帳や印鑑の場所を知らなかった人が、5割超。じつは身近なところにある相続トラブル。
遺言相続と聞くと、遺産を誰にどれだけ配分するかを争うようなイメージを持つ方もいるかもしれませんが、じつは、相続トラブルで家族間の争いよりも先に来るのが、通帳の場所がわからない、印鑑がみつからない、そもそも、お金、土地、借金がいくらあるのかわからないという問題。実際、相続を経験した方の5割以上が、印鑑や通帳の場所さえ、把握していなかったと言います。
相続トラブルを経験した約3割の人が「預金がすぐに払い戻せなかった」と答えています。

◆相続財産が1000万円以下でも、相続トラブルは起きる。
今回の調査でも、相続財産が1000万円以下のケースでも、トラブルになったという回答が見られました。また家庭裁判所のデータによると、相続に関する家庭裁判所の取り扱い案件の約4分の3は、5000万円以下の案件とのことです。莫大な資産をめぐる骨肉の争いという、よくありがちな映画のような世界よりも、実際には、財産の多い少ないに関わらず、誰にでも相続トラブルは起こりうるということですね。今回の調査でも、相続トラブルを経験した人の3割の人が、相続問題は自分には起こらないと思っていたと回答しています。

◆遺言・相続の経験者が選んだ、相談先の第1位は、銀行。
では、こうした相続トラブルを未然に防ぐには、どうしたら良いのでしょうか。実際、遺言・相続の経験者が相談先に選んだのは専門家は、銀行、弁護士、税理士、司法書士。中でも、いちばん多かったのが銀行でした。


<調査概要>
【調査方法】インターネット調査
【調査期間】2016年10月31日~11月2日
【調査対象】全国の40歳~69歳までの遺産相続経験のある男女500名
【調査協力会社】株式会社ネオ・マーケティング

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