犯罪被害者等施策に関する世論調査(18歳以上対象) 

2017年02月23日
内閣府は、「犯罪被害者等施策に関する世論調査」の概要を発表。

【調査結果】

1 犯罪被害者等施策の認知度
問1 あなたは,ここにあげた言葉をご存知ですか。
見たり聞いたりしたことがあるものをすべてあげてください。(複数回答)

(上位3項目)
・裁判員制度 89.7%
・犯罪被害者等基本法 25.1%
・犯罪被害給付制度 21.8%

2 犯罪被害者等の相談機関・窓口の認知度
(1) 犯罪被害者等の相談機関・窓口の認知度
問2 犯罪の被害にあった人が打ち明けたり相談できる機関・窓口として,ここにあげたようなものがあります。
この中からあなたが知っているものをすべてあげてください。(複数回答)

(上位5項目)
・児童相談所 83.3%
・法テラス 30.9%
・配偶者暴力相談支援センター 29.0%
・女性センター(男女共同参画センターなど) 27.5%
・犯罪被害者支援センター 25.5%

ア 相談機関・窓口を知ったきっかけ
更問 (問2で相談機関・窓口を知っていると答えた者(1,703 人)に)
あなたが,その機関・窓口を知ったきっかけは何ですか。
この中からいくつでもあげてください。(複数回答)

(上位2項目)
・テレビ・ラジオ 78.8%
・新聞・雑誌 56.1%

3 被害が潜在化しやすい犯罪にあった場合の相談
(1)被害が潜在化しやすい犯罪にあった場合の相談先
問3 もしも,あなたやあなたの家族が性犯罪,ストーカー行為,配偶者からの暴力,児童買春・児童ポルノ,児童虐待の被害にあった場合,誰かに打ち明けたり相談したりしますか。
もっとも当てはまるものをこの中から1つだけお答えください。

・常に着用している 1.2%
・警察に相談する 47.2%
・家族や親戚に相談する 26.2%
・警察以外の公的な機関(婦人相談所,配偶者暴力相談支援センター,児童相談所など)に相談する 9.6%
・民間の専門家や専門機関(弁護士・弁護士会,カウンセラー・カウンセリング機関,民間シェルターなど)に相談する 6.6%
・友人・知人に相談する 5.6%
・医療関係者(医師,看護師など)に相談する 0.9%
・学校関係者(教員,養護教諭,スクールカウンセラーなど)に相談する 0.7%
・誰(どこ)にも相談しない 1.4%

ア 相談先を選ぶ理由
更問1(問3で相談先を選んだ者(1,824 人)に)
あなたがその相談先を選ぶ理由は何ですか。
この中からいくつでもあげてください。(複数回答)

(上位4項目)
・身近な存在だから 48.4%
・身の安全を守ってくれそうだから 45.4%
・秘密を守ってくれそうだから 39.2%
・親身になって話を聞いてくれそうだから 38.9%

イ 誰(どこ)にも相談しない理由
更問2(問3で「誰(どこ)にも相談しない」と答えた者(26 人)に)
あなたが誰(どこ)にも相談しないのはなぜですか。
この中からいくつでもあげてください。(複数回答)

(上位4項目)
・相談しても無駄だと思うから 53.8%
・被害や苦しさを信じてもらえなさそうだから 23.1%
・恥ずかしくて誰にも言えないから 19.2%
・周囲に心配をかけたくないから 19.2%
・その他 15.4%


【調査概要】
調査対象:全国18歳以上の日本国籍を有する者 3,000人
有効回収数:1,878人(回収率 62.6%)
調査時期:平成29年1月12日~1月22日(調査員による個別面接聴取)
調査目的:犯罪被害者等施策に関する国民の意識を把握し,今後の施策の参考とする。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
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[内閣府]
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