「小児科医とのコミュニケーション」についての調査(妊娠・出産・育児サイト「ベビカム」で調査) 

2017年04月13日
ベビカムは、妊娠・出産・育児情報サイト「ベビカム」において、「小児科医とのコミュニケーション」についてのアンケートを実施しました。

【本リサーチ実施の概要】
乳幼児健診や小児科(NICU含む)などでの、小児科医とのコミュニケーションに関する調査を行いました。

【調査結果の概要】

■医師に聞きたかったのに聞けなかったことがあるという人は全体の3割
「現在もしくは過去、乳幼児健診や小児科(NICU含む)などで、医師に聞きたかったのに聞けなかったことがありますか?」という質問に「はい」と回答した方は、全体の30%でした。

その理由を複数回答で聞いたところ、「医師が多忙そう」が43%、「質問する時間がなかった」が33%となり、忙しそうにしている医師の時間をとることに遠慮していたり、診察時間が短かったりすることが主な理由とわかりました。

■医師に聞けなかったことや不満が残った回答のトップは肌のトラブル
医師に聞きたかったのに、聞けなかったことについて、自由回答で記入していただきました。その結果を内容で分類したところ、以下のようになりました。

●肌のトラブル:12人
●予防接種について:8人
●発達について:6人
●薬について:6人
●体重の増え方:5人
●頭の形:5人
●嘔吐・下痢:5人
●離乳食について:4人
●アレルギー:4人
●性器について:4人
●鼻水・鼻づまり:3人
●その他:51人

■医師に質問をして不満が残った人は4割以上
「医師に質問をして、満足のいく回答を得られなかったことはありますか?」という質問に対しては、42%が「はい」と回答。「何かあったらと思ってすぐ病院に行っても、少し様子を見ましょうと毎度言われます」(27歳 兵庫県 えっちゃん★さん)という回答に見られるように、医師からはっきりとした答えをもらえないことに不満が残ることが多いようです。

また、「病院に行くまでもないかなと感じつつも、子どもの様子について不安になることがあるとき、医師に聞いてみたいと思ったことはありますか?」という質問に対しては、73%の方が「ある」という結果でした。

その具体的な内容をお聞きしたところ、以下のようになりました。

●肌のトラブル:54人
●発熱:39人
●鼻水・鼻づまり:24人
●嘔吐・下痢:24人
●成長・発達について:18人
●高いところから落ちたり頭を打ったりした:12人
●咳:18人
●便秘:12人
●いつもと様子の違う泣き方をするとき:10人
●風邪:9人
●離乳食について:7人
●アレルギー:4人
●乳児揺さぶられっ子症候群:3人
●その他:80人

乳幼児に起こりやすい肌に関するトラブルが一番多くあげられました。
咳だけ、鼻水だけといった症状が軽い場合も、病院に行く必要があるかどうかや、病院に行くことで、かえって流行している他の病気にかかってしまうのでは?と心配する声が寄せられました。
また、頭を打った時や、乳児揺さぶられっ子症候群など、外見からは異常が起きているかどうか判断しづらい時も、受診を迷うようです。

医師に聞いてみたいこととして、以下のような自由回答がよせられました。

○診療時間外に子どもが体調を崩した時、時間内なら受診したいけど、救急へ行くまでもないかな…と自分の判断に自信がありません。(30歳 東京都 えびみぃさん)

○発熱や嘔吐をした時、どのタイミングで病院に連れて行けばいいかわかりません(31歳 大阪府 ぽんさん)

○大人ならそこまで心配にならないレベルのけがや病気も、子どものこととなると、放っておいて大丈夫なのか、適切な対処方法があるのか聞いてみたいと思いました。(32歳 東京都 あいままさん)


【調査概要】
調査方法: 妊娠・出産・育児サイト「ベビカム」で調査(インターネットのフォームより回答)
応募期間: 2016年12月14日~12月21日
調査対象: 382名

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ベビカム]
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