新型コロナウイルスによる休園・休校における保護者の悩み調査 

2020年03月02日

アクトインディが企画運営する、子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」は、2月27日に政府から全国の公立小中高校への一斉休校の要請が出たことを踏まえ、保育園、幼稚園、小学校に子どもを通わせている全国の保護者8,106名を対象に、「一斉休校になると困ること」、「工夫しようと思っていること」に関する緊急アンケートを実施しました。(調査期間:2020年2月28日~3月1日)

調査結果のポイント


  • 保育園では10%、幼稚園は半数が休園決定、小学校は98%が休校決定
  • 子どもを自宅に長期間滞在させることによる、子ども自身のストレスを心配する声が多数
  • 休園、休校でも生活リズムを整える、子どものストレス軽減のための遊べるアイテムを多く用意する、家周辺で軽い運動をさせるなどの工夫を模索

調査結果


1.保育園では10%、幼稚園は半数が休園決定、小学校は98%が休校決定

 子どもが通う保育園、幼稚園、小学校の休園・休校の決定状況を聞いたところ、アンケートを実施した2月28日~3月1日の週末の時点では、保育園は10%、幼稚園は半数が休園決定、小学校は98%が休校決定という状況だった。
(※数字は保育園、幼稚園、小学校単位ではなく、アンケートに回答した保護者ベースでの集計結果)

2. 子どもを自宅に長期間滞在させることによる、子ども自身のストレスを心配する声が多数

 一斉休校で子どもが登園・登校できないことで困ることを聞いた結果では、「子どもが運動不足になりそう」、「子どもが自宅の中だけで何週間も長期間過ごせると思えない」、「子どもが友達と会えなくてストレスがたまりそう」といった、子どもを自宅に長期間いさせることによる、子ども自身のストレスを心配する声が多数となった。
 次いで、授業がなくなることによる勉強の遅れや、休みの間に家で子どもの勉強をどうするか不安だという「勉強面」での心配が続く。
 就業している保護者だけに回答を絞ると、「休園、休校になっても仕事は休めない」や「子どもだけで留守番させなくてはいけない」などが高めに出ているが、概ね上位にあがってきている不安は保護者自身のことよりも子どものストレスや勉強面であることがわかった。

3. 休園、休校でも生活リズムを整える、子どものストレス軽減のための遊べるアイテムを多く用意する、家周辺で軽い運動をさせるなどの工夫を模索

 休園・休校で子どもたちが長期間家にいるという状況で、家庭でどんなことを工夫しようとしているかを自由回答で聞いた。生活のリズムが崩れないように、TVを見る時間や勉強をする時間を決めて、規則正しい生活ができるように工夫するという意見が多い。
 また、子どもがストレスを溜めないように、遊べるアイテムを100均でたくさん買ってきた、少しは公園で遊ばせる、ママ友どうしで預かり合いをして少人数で友達と遊ばせるなどの工夫をあげている保護者も多い。
 勉強面では、早速ドリルの購入や通信教育の申し込みをしている保護者も多く見られた。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[いこーよ]
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