JNNデータバンク 首都圏調査:首都圏在住者が心配に思うこと 

2017年06月28日
JNNデータバンク販売代理店 ジェーディーエス(JDS)は、2017年5月に実施されたJNNデータバンク首都圏調査(833名回答)より「心配に思っている話題」について分析を行いました。

【調査結果】

昨今は晴れれば猛暑、降れば豪雨と、極端な天気に振り回されがちです。進行する地球温暖化に国際的な取組が検討される中、その枠組みから外れると宣言したトランプ米大統領の動向も気になるなど、心配のタネは尽きません。今回実施した調査ではそうした「心配に思っている話題」について尋ねてみました。
集計の結果、1位が「地震や異常気象などの自然災害」80.6%、次いで2位が「北朝鮮情勢」72.1%、3位が「高齢者の介護」61.6%となりました。いったん発生すれば甚大な被害に見舞われる自然災害を不安に思う人が最も多いことがうかがわれます。また、ミサイル発射などで緊迫の度合を強める「北朝鮮情勢」が2位に上がっています。さらに、4人に1人は65才以上の今日では、やはり「高齢者の介護」が心配しがちなテーマとして上がりました。
また、話題性の高い「築地市場の豊洲移転問題」は37.6%という結果でした。

年代別のトップ10をみると各年代ともに「地震や異常気象などの自然災害」がトップになっています。全体で2位になっている「北朝鮮情勢」は特に60代が敏感に反応しています。
年代ごとの特徴を見ると、10代では「ブラック企業の劣悪な労働環境」が上位でした。学生層の多い10代は、これからの就職やアルバイト先の状況など、直接自身に関連した項目が上がっています。
20代は「ネットセキュリティー」でインターネット利用が高い年代の特徴がうかがえます。
30代は子育て世代が多いため「学級崩壊、いじめなどの学校内問題」「食の安全」など子ども関連のテーマが上位に見られます。
40代は全体の傾向に一致した結果でしたが、50代を超えると「高齢者介護」や「原子力発電の再稼働」などを多くの人が心配しているようです。
60代、70代は他の年代に比べると反応値の総量(該当項目の多さが)が高く、社会全体に対する懸念を他の年代より強く感じているようです。


【調査概要】
<JNNデータバンク首都圏調査概要>
調査対象:満13歳~74歳 一般男女
調査地域:首都圏(30km圏)
標本抽出:第73回JNNデータバンク調査(2016年11月)・首都圏回答者のうち、追加調査応諾者1,145名
調査方法:郵送法(自記式)
有効回収標本:833名(配布 1,145名/有効回収率 72.8%)
調査時期:2017年5月16日~ 2017年5月25日

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[ジェーディーエス]
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