オンライン恋活・婚活マッチングサービスの国内市場調査 

2017年05月12日
マッチングエージェントは、オンライン恋活・婚活マッチングサービスの市場動向やユーザーの利用動向の調査を行う専門組織Love Tech(ラブテック)ラボを設立いたしました。
その第一弾調査として、デジタルインファクトと共同で実施した、国内におけるオンライン恋活・婚活マッチングサービスの市場調査を発表いたします。

【調査結果】

■日本のオンライン恋活・婚活マッチングサービスについて
オンライン恋活・婚活マッチングサービスとは、恋愛や結婚対象となるパートナーをオンライン上で紹介するサービスです(※1)。サービスは、10代後半から20代前半を主なターゲットとして恋愛目的の利用を訴求する恋活サービスと、20代後半以降を主なターゲットとして結婚目的の利用を訴求する婚活サービスの二つのカテゴリに分類されます。

日本においては、2000年頃よりPC向けWebサービスの提供が進みましたが、欧米諸国と比べオンライン上での出会いや自身のプロフィールを公開することに抵抗感を感じるユーザーも多く、その需要は一部のユーザー層にとどまっていました。

2010年代に入り、スマートフォンの普及により手軽に使えるスマートフォンアプリやソーシャルメディアの広がりとともに、ユーザーがオンライン上でコミュニケーションを取りながら新しい出会いを求めることに対する社会的な理解が醸成されつつあります。

本調査では、ユーザーがオンライン恋活・婚活マッチングサービスの利用に支払う利用金額の年間合計額を推計し、市場規模予測を算出しております(※2)。

■国内のオンライン恋活・婚活マッチングサービス市場規模予測
2017年のオンライン恋活・婚活マッチングサービス市場は、アプリサービスが成長をけん引し、2015年比73%増の208億円。5年後の2022年は、2017年比約2.8倍の577億円に拡大すると予測。

2017年は、過去2年間にかけて新規参入した大手サービス事業者によるスマートフォンアプリが市場成長に大きく寄与し、2015年比73%増の208億円と高い水準の成長を遂げることが見込まれます。また、従来Webサービスを提供してきた事業者が、新たにスマートフォンアプリの提供を開始する取り組みもみられるほか、位置情報などを活用した、スマートフォンアプリならではの特徴的な新しいサービスも登場するなど、サービスの多様化が進んでいます。

少子化問題の有効な解決策の一つとして注目される婚活サービスの成長下において、手軽かつ効率的に幅広い出会いが得られるオンライン恋活・婚活マッチングサービスは近年普及が進んでおりますが、今後その社会的役割は、益々高まることが予想されます。サービス利用者の拡大により、5年後の2022年のオンライン恋活・婚活マッチングサービス市場規模は、2017年比約2.8倍の規模となる577億円に拡大すると予測されます。

※1 本調査におけるオンライン恋活・婚活マッチングサービスの定義
オンライン恋活・婚活マッチングサービスとは、オンライン上で結婚や恋愛のパートナーを紹介するサービスで、出会い系サイトなど「大人の出会い」を訴求している倫理性の低いサービスや、サービス上で公開されているユーザー情報の秘匿性が高いものを除きます。

※2 該当サービスに対してユーザーが支払う利用料の合算値を対象に市場規模を算出しております。


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【調査概要】
調査主体:株式会社マッチングエージェント
調査時期:2017年2月から2017年3月
調査方法:株式会社ネットマーケティングをはじめとする業界関係者へのヒアリング、ユーザーWebアンケート調査、調査主体ならびに調査機関が保有するデータ、公開情報の収集
調査対象:オンライン恋活・婚活マッチングサービス
調査機関:株式会社デジタルインファクト

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[サイバーエージェント]
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