夫婦円満・家族円満の秘訣に関する調査 2017(20~69歳の既婚男女) 

2017年11月15日
スカパー!では、全国の夫婦の暮らしや楽しみを把握し、夫婦円満・家族円満の秘訣を探るため、全国の20歳~69歳の既婚男女1,000名に対し「夫婦円満・家族円満の秘訣に関する調査2017」を2017年10月26日~10月30日の5日間で実施致しました。

【調査結果】

≪家族仲・夫婦仲と家族・夫婦の楽しみ≫
・夫婦の円満度を自己採点 およそ5人に1人が100点と回答! 夫婦仲の平均点は71.3点
・50代以降に夫婦のよさをあらためて実感! 夫婦仲の平均点 40代までは下降傾向も50代以降は上昇傾向

はじめに、全国の20歳~69歳の既婚男女1,000名(全回答者)に、夫婦仲を「0点」(非常に仲がわるい)~「100点」(非常に仲がいい)で自己採点してもらったところ、「80点」(19.4%)が最多回答、僅差で「100点」(18.8%)が続き、仲がいいと自己評価した人(採点が60点以上だった人)は71.3%でした。円満な夫婦が多く、100点満点という夫婦も少なくないことがわかりました。また、平均点は71.3点でした。

男女別にみると、男性では「100点」とした人が最も多く20.2%で、平均点は72.1点、一方、女性は「100点」より「50点」や「80点」との回答が多く、平均点は70.6点となりました。

年代別に平均点をみると、20代80.8点→30代73.6点→40代65.8点と年代が上がるにつれ下降する傾向にありましたが、40代で下げ止まり、50代以降は、50代67.1点→60代69.5点と上昇傾向に転じました。50代、60代になると、夫婦のよさをあらためて実感できるようになるのではないでしょうか。

・夫婦が一緒に楽しんでいること 1位「食事」2位「テレビ視聴」3位「国内旅行」
・一緒に○○している夫婦ほど円満度が高いと判明! 3位「映画鑑賞」2位「舞台鑑賞」、1位は「ゲーム」

円満夫婦が多いことがわかりましたが、どのようなことを夫婦一緒に楽しんでいるのでしょうか。

全回答者(1,000名)に、普段、夫婦で一緒に楽しんでいることを聞いたところ、「食事」が最も多く、次いで、「テレビ視聴」、「国内旅行(温泉巡りなど)」、「ショッピング」、「食べ歩き・カフェ巡り」が続きました。自宅で食事やテレビ視聴を一緒に楽しんでいる夫婦が多いようです。特に、100点夫婦(※)では、「食事」が72.9%と7割を超え、「テレビ視聴」は64.4%と6割を超えました。円満度が高い夫婦ほど、日頃の暮らしの中に夫婦の楽しみがあるようです。

※夫婦仲の自己採点で「100点」と回答した人の結果を表示

ここで、夫婦で一緒に楽しんでいること別に夫婦仲の平均点をみてみると、1位は一緒に「ゲーム」を楽しんでいる夫婦で86.3点、2位は「舞台鑑賞(劇場で)」を楽しんでいる夫婦で85.5点、3位は「映画鑑賞(映画館で)」を楽しんでいる夫婦で85.1点となりました。ゲームや舞台鑑賞、映画鑑賞といった共通の趣味がある夫婦は円満度も高い様子が窺えます。夫婦共通の趣味をみつけ、一緒に楽しむことは、夫婦の円満度を上げるために有効なようです。

・テレビ視聴、映画鑑賞など、夫婦で一緒に楽しむ時間は40代がどん底、50代以降にV字回復!
・夫婦仲も40代がどん底 危機からのV字回復の秘訣は"夫婦二人の時間”の過ごし方にあり

また、夫婦仲の平均点を年代別にみると、40代(65.8点)が谷底のV字を描いていました。

そこで、夫婦で一緒に楽しんでいることを年代別にみると、「食事」は、20代57.5%→30代47.0%→40代45.0%→50代50.5%→60代59.0%と、夫婦仲の平均点と同じく40代を谷底とするV字型となり、「テレビ視聴」や「映画鑑賞(映画館で)」でも同様の傾向がみられました。

子どもの成長段階をみると、20代では「子どもはない」という人の割合が他の世代より高く、30代では小学生以下の子どもがいる人の割合、40代では小中高生の子どもがいる人の割合が高くなりました。他方、50代では、子どもが「大学、短大、専門学校、予備校生」や「社会人」になっている人、60代では子どもが「社会人」になっている人の割合が高くなりました。

20代ではたくさんあった“夫婦二人の時間”が、30代や40代では“子育ての時間”に変わり、50代、60代で再び、“夫婦二人の時間”が作れるようになっているようです。このことが、夫婦仲の平均点のV字回復につながっているのではないでしょうか。

・夫婦で一緒に見ているテレビ 1位「国内連ドラ」2位「バラエティ」3位「ニュース」、60代には「2時間ドラマ」も人気

「テレビ視聴」を夫婦で楽しんでいる人が多いことがわかりました。では、どのような番組を夫婦一緒に見ているのでしょうか。

夫婦でテレビ視聴を楽しんでいる人(472名)に、一緒に見ているテレビ番組のジャンルを聞いたところ、1位「国内ドラマ(連続ドラマ)」、2位「バラエティ番組・お笑い番組」、3位「ニュース・報道番組」、4位「情報番組・ワイドショー」、5位「映画(洋画)」となりました。

年代別に1位になった番組ジャンルをみると、20代と30代では「バラエティ番組・お笑い番組」、40代と60代は「ニュース・報道番組」、50代は「国内ドラマ(連続ドラマ)」と、年代による特徴がみられました。また、60代では「国内ドラマ(単発ドラマ・2時間ドラマ)」が41.8%となっており、他の年代よりも高くなりました。2時間ドラマは、サスペンスドラマやミステリードラマが多く放送されていますが、60代には夫婦で楽しみにしている人が多いようです。

・もっと夫婦で一緒に楽しみたいこと キーワードは“旅”と“食”、「テレビ視聴」は夫婦仲がいい人ほど高い割合に
・子どもが大きくなったら夫婦二人で楽しみたいこと 1位「国内旅行」2位「海外旅行」3位「食べ歩き・カフェ巡り」

また、全回答者(1,000名)に、もっと、夫婦で一緒に楽しみたいことを聞いたところ、「国内旅行(温泉巡りなど)」が最も多く、次いで、「食べ歩き・カフェ巡り」、「食事」、「海外旅行」、「ショッピング」が続きました。もっと夫婦で一緒に楽しみたいことのキーワードは“旅”と“食”のようです。

夫婦仲の点数別にみると、「テレビ視聴」と「ショッピング」は、夫婦仲の点数が高いほど、もっと一緒に楽しみたいという人の割合が高くなりました。夫婦仲がいい人ほど、特別なことではなく、日常的なことも夫婦で一緒に楽しみたいと思っているようです。

さらに、全回答者(1,000名)に、子どもが大きくなったら夫婦二人で楽しみたいことを聞いたところ、最も多かったのは「国内旅行(温泉巡りなど)」で、次いで、「海外旅行」、「食べ歩き・カフェ巡り」、「食事」が続きました。また、「クルーズ旅行」が8位、「鉄道旅行(クルーズトレインなど)」が10位にランクインしており、子どもが大きくなったら夫婦で“旅行”を楽しみたいと考えている夫婦が多いことがわかりました。

・やめてほしい… 一緒にテレビを見ているときにパートナーにやられるとトホホなこと
 3大NG行動は「いきなりチャンネル変更」「ザッピング」「テレビに向かって文句」
 夫は「テレビにすぐ影響」や「しきりに話しかけてくる」にトホホ、妻は「チャンネルをコロコロ変える」にトホホ

円満夫婦ほど、テレビ視聴をもっと一緒に楽しみたいと思っていることがわかりましたが、好きなテレビ番組を見ている時間が、パートナーの無神経な行動で台無しに…といった経験がある人も多いのではないでしょうか。

全回答者(1,000人)に、夫婦でテレビを見ているときに、配偶者がしていると(配偶者にされると)、残念に思うことを聞いたところ、最も多かったのは「いきなりチャンネルを変える」で、次いで、「チャンネルをコロコロ変える」、「テレビに向かって文句を言う」、「冷めたことを言う(ヤラセでしょ?どこがおもしろいの?など)」、「テレビで言っていることにすぐ影響される」が続きました。見ているのに、いきなりチャンネルを変えたり、面白くないからといってコロコロチャンネルを変えたりされると、たとえ愛するパートナーといえども残念に思ってしまうようです。

男女別にみると、男性では、「テレビで言っていることにすぐ影響される」と「しきりに話しかけてくる」が2位となりました。一方、女性では、「チャンネルをコロコロ変える」が1位でした。

・仲がいい家族はどのくらい? 「仲良し家族」は約8割、家族仲の平均点は75.3点
・家族で楽しんでいること 1位「食事」2位「テレビ視聴」、「スポーツ」「ドライブ」を楽しむ家族の円満度が高い傾向

ここまでは、夫婦仲についてみてきましたが、家族仲はどのようになっているのでしょうか。

全回答者(1,000名)に、夫婦仲と同様に、家族仲を「0点」(非常に仲がわるい)~「100点」(非常に仲がいい)で自己採点してもらったところ、最多回答は「80点」(20.2%)でしたが、「100点」がほぼ同率の19.9%で続き、仲がいいと自己評価した人(採点が60点以上だった人)は79.1%となりました。家族仲がいいという家庭が多いようです。また、平均点は75.3点でした。

では、家族では、どのようなことを一緒に楽しみ、どのようなことを一緒に楽しんでいる家族の仲がよいのでしょうか。

全回答者(1,000名)に、家族で一緒に楽しんでいることを聞いたところ、「食事」が最も多く、次いで、「テレビ視聴」が続きました。家族の楽しみのツートップは、「食事」と「テレビ視聴」となっているようです。

続いて、家族で一緒に楽しんでいること別に家族仲の平均点をみると、最も高かったのは、「スポーツ・運動」を楽しんでいる家族で84.3点、次いで、「ドライブ」を楽しんでいる家族が84.1点、「サイクリング」を楽しんでいる家族と「映画鑑賞」を楽しんでいる家族が83.9点で続きました。

・自分ひとりで楽しんでいること 「テレビ視聴」がダントツ
・“ひとり見”しているテレビ番組 1位「国内ドラマ(連ドラ)」、60代には「旅番組」も人気

ここまで、夫婦の時間、家族の時間についてみてきましたが、自分の時間に関する質問も行いました。

まず、全回答者(1,000名)に、自分ひとりで楽しんでいることを聞いたところ、「テレビ視聴」が最も多く、次いで、「ショッピング」、「食事」が続きました。夫婦や家族と「テレビ視聴」を楽しむ一方、自分ひとりでもテレビを楽しんでいる人が多いようです。

では、どのようなテレビ番組が“ひとり見”されているのでしょうか。

ひとりでテレビ視聴を楽しんでいる人(422名)に、ひとりで見ているテレビ番組を聞いたところ、「国内ドラマ(連続ドラマ)」が最も多く、次いで、「ニュース・報道番組」、「国内ドラマ(単発ドラマ・2時間ドラマ)」が続きました。

年代別にみると、60代では「旅番組・散歩番組」が30.9%で他の年代層より高くなりました。もっと夫婦で楽しみたいことの1位が「国内旅行」となっていましたが、夫婦旅行を思い浮かべながら見ている人もいるのではないでしょうか。

≪理想の家族像・夫婦像≫
・円満夫婦になるチャンス! 映画や舞台鑑賞、スポーツ観戦で恋愛期のドキドキが復活する瞬間とは?
男性は“非日常感”、女性は“相手のやさしさ”によってドキドキが復活すると判明!
・円満夫婦の祭典? 夫婦で行きたい音楽ライブ 1位「ミスチル」と「サザン」

舞台鑑賞や映画鑑賞を一緒に楽しんでいる夫婦の円満度が高くなっていました。

そこで、全回答者(1,000名)に、夫婦で映画鑑賞や舞台鑑賞、スポーツ観戦などに行った際、配偶者のどのような行動で、恋愛期のドキドキが復活すると思うか聞いたところ、1位「一緒に盛り上がる・感動する」、2位「手をつないで(腕を組んで)観る・歩く」、3位「寒くないか気にしてくれる」、4位「ドリンクや食べ物を買ってきてくれる」、5位「普段よりオシャレをする」となりました。二人で盛り上がる、感動するなど、夫婦二人で非日常を楽しむことで、恋愛期のドキドキを思い出す人が多いようです。

男女別にみると、男女とも、1位と2位は「一緒に盛り上がる・感動する」と「手をつないで(腕を組んで)観る・歩く」でしたが、3位以降で違いがみられ、男性では、3位は「普段よりオシャレをする」、4位「ドリンクや食べ物を買ってきてくれる」、5位「面白くなくても、終わった後に楽しい雰囲気にする」となり、女性では、3位は「寒くないか気にしてくれる」、4位「ドリンクや食べ物を買ってきてくれる」、5位「観やすい席を譲ってくれる」でした。男性は“非日常感”によって、女性は“相手のやさしさ”によって、恋愛期のドキドキを思い出すようです。

夫婦二人で非日常を楽しむ方法としては、映画鑑賞や舞台鑑賞、スポーツ観戦のほかに、音楽ライブに一緒に行くことでも楽しめるのではないでしょうか。

そこで、全回答者(1,000名)に、夫婦で音楽ライブに行きたいと思う歌手を聞いたところ、1位は「Mr.Children」と「サザンオールスターズ」、3位「B'z」「DREAMS COME TRUE」、5位「EXILE」「安室奈美恵」「中島みゆき」となりました。

・亭主関白vsかかあ天下 多いのはどっち?
「テレビのチャンネル権」は夫に、「財布の紐」「帰省先決定権」は妻に 「夫婦喧嘩」が強いのは?
・ベストパワーバランスは三大権利(チャンネル権・財布の紐・帰省先決定権)は夫が握り、夫婦喧嘩は妻が勝利

次に、全回答者(1,000名)に、テレビのチャンネル権や財布の紐といった夫婦のパワーバランスについて聞きました。

夫が主導権を握っている夫婦の割合と妻が主導権を握っている夫婦の割合を比較してみると、「テレビのチャンネル権」は夫が握っている人のほうが多くなりました。一方、「財布の紐」と「帰省先決定権」では、妻が握っている人のほうが多くなりました。また、「夫婦喧嘩で強い」でも、夫のほうが強い16.9%に対し、妻のほうが強い37.7%と妻に軍配が上がりました。テレビのチャンネル権以外は、妻に主導権がある家庭のほうが多いようです。

それでは、夫婦の円満度が高いのは、どのようなパワーバランスの夫婦なのでしょうか。

パワーバランス別に夫婦の平均点を算出したところ、「テレビのチャンネル権」と「財布の紐」、「盆・正月の帰省先決定権」は夫が握っている夫婦(テレビのチャンネル権70.6点、財布の紐73.0点、帰省先決定権72.6点)のほうが、妻が握っている夫婦(テレビのチャンネル権69.3点、財布の紐70.7点、帰省先決定権68.8点)より高くなりました。一方、「夫婦喧嘩」は、夫が強い夫婦は70.0点、妻が強い夫婦は72.3点と、妻が強い夫婦のほうが高く、逆の結果となりました。日常生活における主導権は夫が握りつつも、夫婦喧嘩が起こった際は妻が勝利するといった力関係が夫婦円満のためにはベストなパワーバランスなのかもしれません。

・夫婦のすれ違い解消で円満度UP! 夫の頑張りは不十分? 頑張るポイントずれてない?
 妻が夫に望むことは「家事」より「感謝の言葉」や「しっかり稼ぐ」
・愛情表現で夫婦の意識差 妻の希望は「愛情を言葉にする」 夫の頑張りは「スキンシップ」
・悲しい… 夫が頑張っていることで「早く帰宅する」がTOP10入りも、妻の希望ではランク外

最近では、育児を積極的にする男性は“イクメン”、家事を積極的にする男性は“家事メン”と呼ばれ、男性の家事や育児の参加状況は一昔前とは変わってきているといわれています。そこで、女性(500名)には、夫にやってほしいと思っていることを聞き、男性(500名)には、自身が家庭で頑張ってやっていることを聞きました。

まず、女性(500名)が、夫にやってほしいと思っていることをみると、1位は「感謝を言葉にする」、2位「しっかり稼ぐ」、3位「話を聞く」、4位「愛情を言葉にする」、5位「褒める」となり、「ゴミ出し」は6位、「食事の準備・片付け」は7位、「掃除」は9位でした。家事をすることよりも、感謝や愛情を言葉で伝えてほしいと思っている妻や、自分の話を聞いてほしいと思っている妻が多いことがわかりました。さらに、“しっかり稼ぐ”ということも忘れてはいけないようです。

一方、男性(500名)が、家庭で頑張ってやっていることをみると、1位は「話を聞く」、2位「しっかり稼ぐ」、3位「感謝を言葉にする」、4位「ゴミ出し」、5位「食事の準備・片付け」となりました。TOP3は、順位の入れ替わりはあるものの妻が夫にやってほしいと思っていることのTOP3と同じ内容が並びましたが、頑張ってやっている夫の割合は、望んでいる妻の割合に達しておらず、不十分である様子が窺えました。また、愛情表現についてみると、妻が望むことでは「愛情を言葉にする」が4位でしたが、男性が頑張っていることでは「スキンシップ」が7位にランクインし、「愛情を言葉にする」はランク外となっていました。愛情表現の方法において、夫と妻の間には意識差があるようです。さらに、夫が頑張っていることでは「家にいる時間を増やす」が8位タイ、「仕事から早く帰宅する」が10位にランクインしていた一方、妻が望むことではランク外という悲しい意識差もみられました。

・夫婦円満に隠し事はNGだけど… 夫・妻に隠し事がある20代夫婦は半数以上! その内容は?

また、全回答者(1,000名)に、夫・妻への隠し事に関する質問も行いました。

全回答者(1,000名)に、配偶者への隠し事はあるか聞いたところ、隠し事がある人は、全体では39.5%、男性では38.2%、女性では40.8%となりました。夫・妻に隠し事をしているのは男女とも約4割と少なくないようです。

年代別に隠し事がある人の割合をみると、若い年代の夫婦のほうが隠し事をしているようで、20代では54.5%と半数を超え、30代は43.0%、40代は36.5%、50代は34.5%、60代は29.0%となりました。

それでは、配偶者にはどのような秘密があるのでしょうか。

夫・妻に隠し事がある人(395名)の隠し事の内容をみると、「貯金・へそくり」が55.7%でダントツ、「贅沢・高額な買いもの」、「恋愛歴」が続きました。夫・妻に対する隠し事の大半は、へそくりや高額な買い物といったお金に関する秘密のようです。

性年代別にみると、「貯金・へそくり」は60代女性では85.7%と他の性年代層と比べて突出して高くなりました。また、30代女性では「恋愛歴」が36.7%で他の性年代層より高く、50代男性では「友人や異性とのお出かけ」が27.0%で他の性年代層より高くなりました。

・家族円満の秘訣が見えてくる? 家族円満の大切さや家族のありがたみを再認識する瞬間ベスト3
「家族みんなで笑っているとき」「誰かが病気になったとき」「家族でお出かけしたとき」
・理想の家族が描かれている映画・ドラマ 1位「ひとつ屋根の下」2位「ひよっこ」

そして、全回答者(1,000名)に、家族が円満でいることの大切さや、家族のありがたみを再認識するのは、どのようなときだと思うか聞いたところ、「家族みんなで笑っているとき」が最も多く、次いで、「誰かが病気になったとき」が僅差、「家族でお出かけしたとき」、「家族と食事をしているとき」が続きました。家族が笑顔でいるときや、誰かが病気になってしまったときに家族円満の大切さや、家族のありがたみを再認識すると思うという人が多いようです。家族が笑顔でいられることの大切さをあらためて感じる結果となりました。

「家族愛がテーマの映画・ドラマを見たとき」が、家族円満の大切さや家族のありがたみを再認識する瞬間でTOP10にランクインしていました。そこで、全回答者(1,000名)に、理想の家族が描かれている映画・ドラマを聞いたところ、1位は「ひとつ屋根の下」、2位「ひよっこ」、3位「大草原の小さな家」と「北の国から」、5位「家族はつらいよ」と「男はつらいよ」となりました。

≪夫婦が選んだランキング≫
・20代の夫婦あるある? “イチャイチャを子どもにみられた”は20代の4人に1人、
“ラブラブメッセージを誤送信”は10人に1人が経験

全回答者(1,000名)に、夫婦間で以心伝心を感じた経験や、やってしまった恥ずかしい経験を提示し、これまでに経験があるか、ないかを聞いたところ、経験がある人は、「家に帰ると食べたいと思っていたものが作ってあった・買ってあった」では44.7%となり、夫婦間での以心伝心を経験している人が4割半みられました。

また、「配偶者とイチャイチャしているところを子どもにみられた」や「配偶者へのラブラブなメッセージを違う相手に送ってしまった」といった恥ずかしい失敗をしてしまった人もみられ、20代では“イチャイチャを子どもにみられた”は26.0%、“ラブラブメッセージを誤送信”は11.0%となりました。その他の失敗も20代が他の年代より高く、20代では、「昔の恋人との思い出と配偶者との思い出を勘違いしてしまった(昔の恋人と行った場所なのに久しぶりだねなど)」は18.0%、「夫婦の記念日(結婚記念日や誕生日)を忘れて怒られた」は17.0%になりました。

・夫婦で見たいテレビ番組 1位「イッテQ!」2位「ドクターX」3位「コウノドリ」、「コウノドリ」は夫より妻が支持
・夫婦で見たくないテレビ番組 2位「昼顔」、1位は?
・子どもと安心して見られるテレビ番組 「サザエさん」が3位、「イッテQ!」「鉄腕DASH」「VS嵐」がランクイン

最後に、全回答者(1,000名)に、夫婦で見たいテレビ番組と夫婦で見たくないテレビ番組、子どもと安心して見られるテレビ番組の番組名を聞きました。

まず、夫婦で見たいテレビ番組をみると、1位は多数の人気企画を抱える「世界の果てまでイッテQ!」、2位は“私、失敗しないので。”の「ドクターX~外科医・大門未知子~」、3位は産婦人科が舞台の「コウノドリ」、4位は週2回放送の「アメトーーク!」、5位は2002年から連続ドラマになりseason16に突入している「相棒」となりました。 “イモトの珍獣ハンター”や“宮川大輔のお祭り男”、“出川のはじめてのおつかい”、“みやぞんのイッタっきり”など、毎週どの企画が放送されるのか楽しみにしている夫婦が多いのではないでしょうか。また、男女の内訳をみると、産婦人科が舞台のドラマである「コウノドリ」(男性5人、女性11人)は女性から支持されている様子が窺えました。“出産の大変さを知ってほしい”、“子育てについて一緒に考えたい”と思っている女性が多いのかもしれません。

次に、夫婦で見たくないテレビ番組をみると、1位は「金曜☆ロンドンハーツ」、2位「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」、3位「とんねるずのみなさんのおかげでした」と「報道ステーション」となりました。子どもに見せたくない番組の定番になっている「ロンドンハーツ」ですが、夫婦で一緒に見たくない番組でも1位となってしまいました。また、W不倫がテーマの「昼顔」が2位にランクインしましたが、夫婦で見ていると気まずくなってしまうという人が多いのではないでしょうか。男女の内訳をみると、「昼顔」(男性1人、女性6人)は、ほとんどが女性からの回答でした。

そして、子どもと安心して見られるテレビ番組についてみると、1位「おかあさんといっしょ」、2位「それいけ!アンパンマン」、3位「サザエさん」、4位「ドラえもん」、5位「世界の果てまでイッテQ!」となりました。また、幼児番組やアニメ以外では、「ザ!鉄腕!DASH!!」が7位、「VS嵐」が8位、「ブラタモリ」と「ミュージックステーション」が9位にランクインしました。男女の内訳をみると、「おかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」といった幼児番組や、「VS嵐」は女性からの回答のほうが多く、「それいけ!アンパンマン」「サザエさん」などのアニメは男性からの回答のほうが多くなりました。


【調査概要】
調査タイトル:夫婦円満・家族円満の秘訣に関する調査 2017
調査地域:全国
調査対象:ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする 20~69 歳の既婚男女
調査期間:2017 年 10 月 26 日~10 月 30 日
調査方法:インターネット調査
有効回答数:1,000 サンプル
(内訳)
 男性 500 サンプル/女性 500 サンプル(各年代が均等になるように抽出)
実施機関:ネットエイジア株式会社 (調査協力 ネットエイジア株式会社 担当 吉田)

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[スカパーJSAT]
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