「通勤時間と決済」に関する調査(首都圏の通勤者対象) 

2017年11月20日
ドリルは、通勤にまつわる様々な調査・研究結果を発信するリサーチ型メディアとしてこの度「通勤総合研究所(通勤総研)」を発足。様々な団体・研究機関と共同で、通勤と決済にまつわる様々な調査を発表してまいります。

この度第一弾として、一般社団法人はたらく未来研究所との共同で首都圏の通勤者800名(追加調査で首都圏の通勤者600名)を対象に「通勤時間と決済」をテーマにした調査を実施し調査レポートを発表いたしました。近年進化と多様化が進む通勤時の決済方法が、時間の過ごし方にどのような影響を与えるのかについて検証しております。

【調査結果サマリー】

PART1 通勤に関する実態
*通勤者の平均通勤時間は58.8分、通勤距離は25.8km、平均通勤時速は26.3km/h、平均乗り換え回数は1.1回。
*平均的な通勤形態は、座っている時間16.7分、立っている時間22.9分、歩いている時間19.2分。
*通勤時の時間の過ごし方の1位はスマホを操作している72.0%、
スマホでしていること1位はニュースサイトのチェックをしている70.0%。
*通勤者の79.4%が、通勤時間をもっと効率的に使いたいと考えている。

PART2 通勤時の定期券利用と決済に関する実態
*通勤時に使用しているのは、1位:ICカード定期券85.1%、2位:モバイル定期券10.8%。
*定期代の一ヶ月平均は15,170.8円、電車通勤の定期更新タイミングは6ヶ月に1回が最多(68.3%)。
*通勤途中の買い物は68.3%が週に1回以上。決済方法は電子マネー60.4%。
*通勤時に買うもの、1位:飲み物(70.5%)、2位:軽食(38.7%)、3位:お菓子(36.6%)。

PART3 定期券の種類別、通勤時の時間損失の差
*ICカード定期利用者は、年間にチャージや精算のために合計34.6回券売機に並んでいる。モバイル定期利用者は券売機に並ぶ必要なし。
*ICカード定期利用者の年間合計14,385.6秒(239.8分)を決済やチャージ、定期更新に費やす。
*ICカード定期からモバイル定期にすると年間で5,676.4秒(94.6分)時間創出が可能に!!

PART4 ICカード定期VSモバイル定期
*年間のチャージ回数は、ICカード定期:年間30.6回モバイル定期:年間39.9回。
*年間のチャージ合計金額は、ICカード定期:年間73,542.0円モバイル定期:年間131,869.1円。
*年間の買い物回数は、ICカード定期:年間63.7回モバイル定期:年間97.1回。
*モバイル定期利用者のほうがICカード定期利用者より、仕事へのモチベーションが高く、年収も74.9万円高い。


通勤総研調べ

<調査概要>
対象:PART1~PART2PART4(年収比較)
調査タイトル:通勤に関する調査
調査対象:20~50代/一都三県在住/日常的に電車通勤をする有職者/男女800名
調査方法:インターネットアンケート調査
調査期間:2017年10月24日~10月27日

<調査概要>
対象:PART3~PART4(年収比較を除く)
調査タイトル:通勤に関する調査
調査対象:20~50代/一都三県在住/日常的に電車通勤をする有職者/男女600名
調査方法:インターネットアンケート調査
調査期間:2017年11月6日~11月7日


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[通勤総研]
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