プログラミング教育に関する調査(小学生のお子さんを持つ保護者対象) 

2018年02月21日
GMOメディアが運営する、プログラミング教育メディア「コエテコ byGMO(以下、コエテコ)」と、私塾界が発行する『月刊私塾界』は、小学生のお子さんを持つ保護者を対象に「プログラミング教育に関する調査」を共同で実施いたしました。

【調査結果】

■アンケート回答者の属性(図1~図4)

 アンケート回答者の性別は、「男性(51.1%)」と「女性(48.9%)」でやや男性が多く、年齢は「40代(58.3%)」が約6割を占め、「30代(19.6%)」と「50代以上(20.0%)」が約2割となりました。職業については、「会社員・公務員(47.8%)」が約半数となり、回答者の最終学歴は「4年制大学卒業(42.1%)」が4割超を占めました。

■「小学校でのプログラミング教育必修化」認知度は約半数(図5~図6)

 まず、「ご自身のプログラミングについての知識」を調査したところ、「プログラミングの知識はある程度ある(43.9%)」が4割超にのぼり、「プログラミングができる(16.3%)」と合計すると、6割超(60.2%)の保護者が、プログラミングについて何らかの知識を持っていることがわかりました。一方、保護者の約4割が、プログラミングについてよく知らないようです。
 また、「2020年からの小学校でのプログラミング教育必修化の認知度」を尋ねたところ、「必修化されることを知っていた(49.3%)」と「必修化されることを知らなかった(50.7%)」で拮抗する結果となり、保護者の半数がプログラミング教育の必修化を認知していないことがわかりました。

■「プログラミング教育の必要性」については「わからない」が半数(図7~図9)

 続いて「小学校でのプログラミング教育が必要だと思うか」を尋ねたところ、「必要だと思う(30.8%)」が3割超にのぼった一方で、「わからない(45.6%)」が約半数を占めました。
 また、「必要だと思う」と答えた方にその理由を尋ねたところ、「将来役に立つから(60.3%)」という回答が突出する結果となり、続いて「必要性を感じているから(26.8%)」と続きました。お子さんの将来に必要な教育だと認識している人が多いようです。
 一方、プログラミング教育が「必要だと思わない(23.6%)」と答えた人に、その理由を尋ねると、「小学生にはまだ早いと思うから(38.4%)」、「何をするのかよくわからないから(25.6%)」という項目に回答が集まりました。

■「プログラミング教育」は学校教育で十分?スクールでの学習意向は?
 (図10~図12)

 昨今では、学校の授業だけでなく、民間のスクールやプログラミング教室など、様々な場所でプログラミング教育が行われています。そこで、「お子さんにプログラミングを習わせたいかどうか」を尋ねました。その結果、「習わせたい(37.7%)」が約4割にのぼったものの、「わからない(47.8%)」という回答も約半数となり、プログラミング教育の必要性同様、保護者の間でもまだ理解や検討が進んでいない様子がうかがえます。
 また、「現在、お子さんがプログラミングを習っているか」を聞いたところ、「習っている(7.4%)」と回答した人は1割未満に留まり、実際に習わせている人はまだ少数ということがわかりました。
 さらに、「お子さんにプログラミングを習わせたい」と答えた人に「プログラミングをどこで習わせたいか」を尋ねたところ、「学校の授業で(49.7%)」が約半数を占めて最多となり、次いで「子供向けITスクール・パソコン教室(19.2%)」が続きました。「学校の授業で」が多いものの、約半数の保護者は「学校以外」での学習を望んでいることがわかりました。


<調査概要>
調査テーマ:プログラミング教育に関する調査
調査対象:小学生のお子さんを持つ保護者
調査期間:2018年1月18日~2018年1月24日
調査方法:インターネットリサーチ
有効回答数:2,056名
調査主体:「コエテコ byGMO」、『月刊私塾界』

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[コエテコ]
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