2019年卒マイナビ学生就職モニター調査 3月の活動状況 

2018年04月12日

マイナビは、2019年卒業予定の学生を対象とした「2019年卒マイナビ学生就職モニター調査 3月の活動状況」の結果を発表しました。なお、2019年卒の学生を対象とした「マイナビ学生就職モニター調査」は今回が初の発表となります。

調査TOPICS


  • 59.5%の学生が1次面接を受験、47.4%が結果通知を受け、前年より早い進捗
  • 学生のエントリー社数は前年より減少し、平均20.7社。一方エントリーシート提出、面接受験などの社数はわずかながら増加
  • 3年連続で減少傾向にある一方、72.1%が「新卒で入社する会社で長く勤めたい」を選ぶ

調査結果の概要


■59.5%の学生が1次面接を受験、47.4%が結果通知を受け、前年より早い進捗

3月の学生の活動状況を見ると、「企業にエントリーした」は96.0%とほとんどの学生が行い、個別企業セミナーには89.6%の学生が参加した。「企業からエントリーシートを取り寄せた」学生の割合はほぼ前年並みの77.9%(前年比1.5pt減)だが、「企業にエントリーシートを提出した」(85.3%:前年比2.1pt増)、「エントリーシートが通過した」(63.4%:前年比2.1pt増)はいずれも増加した。
「1次面接を受けた」学生は前年よりやや増えて59.5%(前年比6.2pt増)、「1次面接の結果通知を受けた※」割合は3月全体で47.4%と半数近くだった。前年より多くの学生がすでに選考を経験し、内々定を受けた学生はまだ多くないものの、選考途中の段階まで進んでいる学生は多いようだ。
※今年から調査

■ 学生のエントリー社数は前年より減少し、平均20.7社。一方エントリーシート提出、面接受験社数はわずかながら増加

3月のエントリー社数平均は前年より大きく減少し20.7社(前年比7.2社減)。就職活動の短期化に伴い、ここ数年学生がエントリーを絞り込む様子が見られるが、さらにその傾向が進むと思われる。また、個別企業セミナーの予約社数は9.6社(前年比0.9社減)、参加社数は8.4社(前年比0.7社減)とそれぞれやや減少した。
一方、適性検査や筆記試験の受験社数は3.6社(前年比0.4社増)、グループディスカッションを含む面接の受験社数は1.7社(前年比0.2社増)とともにわずかに増加。エントリーシートの取り寄せ社数は7.1社(前年比0.4社減)と減ったが、提出社数は5.2社(前年比0.7社増)と増えた。エントリーや個別企業セミナー以降の選考活動の量は、わずかではあるが増加し、全体的に活動進捗の早さと連動している。

■ 3年連続で減少傾向にある一方、72.1%が「新卒で入社する会社で長く勤めたい」を選ぶ

希望する働き方については、全体の72.1%が「新卒で入社する会社で長く勤めたい」を選んだが、前年より2.8pt減少し、3年連続で減少した。一方で「キャリアを優先して転職もいとわない」は19.2%(前年比1.6pt増)で、こちらは3年連続で増加した。
また、採用活動で企業に公開して欲しいデータは「基本給(各種手当てを含まない給料)」が62.9%(前年比2.6pt増)、「今年度の採用予定人数」が59.8%(前年比4.2pt増)、「各種手当て(残業代や通勤、住宅手当等)」が56.6%(前年比5.6pt増)だった。企業の情報やデータを知って志望度が下がった経験のある学生は、前年比1.0pt減の69.7%で、志望度の下がった理由は、「労働条件が悪かった(40.8%)」「勤務地や転勤などの条件が合わなかった(34.1%)」が多く選ばれた。

調査概要


「2019年卒マイナビ学生就職モニター調査 3月の活動状況」
調査方法/WEB上のアンケートフォームより入力
調査期間/2018年3月26日(月)~2018年4月1日(日)まで
調査対象/2019年3月卒業予定の全国の大学3年生、大学院1年生 ※調査時点
     回答数2,672名
    (文理男女別)文系男子563名、理系男子683名、文系女子673名、理系女子753名
    (地域別)関東1,045名、東海270名、関西585名、その他772名

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