学び事・習い事の実態調査 

2018年03月23日

リクルートマーケティングパートナーズが企画・運営する『ケイコとマナブ.net 』は、学び事・習い事事情を把握するため、全国の働く男女を対象に「人気おケイコランキング」調査を実施しています。今回はその結果をもとに年齢帯別(20~34歳、35~49歳、50~69歳)に比較した調査結果がまとまりました。

調査結果の要約


◇学んだ手段、学んだ頻度 ~年齢帯別比較~
  • 「学び事・習い事」に用いる手段は男女ともに「スクール・教室に通学」
  • (書籍・問題集・DVDなどを購入しての)独学、通信講座、スマホ・PCを用いた学習動画視聴・オンライン教授)は男性の方が利用率が高い
  •  通学の場合、学んだ頻度は男性の方が高くなる傾向

学び事・習い事に用いる手段は、女性は40~49%、男性は32~36%と「スクール・教室への通学」を利用した人が圧倒的に多かった。他に女性では「ジム、フィットネスクラブ」、50~69歳女性で「カルチャーセンター」といった手段も利用されており、学習においてリアルの場の価値を高く評価するカスタマーが多いことがうかがえる。
一方、独学、通信講座、スマホ・PCを用いた学習といった、自宅や通勤時間を活用した学習については女性よりも男性の方が利用率が高い結果となった。
また、通学を選んだ場合の学ぶ頻度についてみると、女性よりも男性の方が週2回以上と答える比率が高く、男性のほうがいったん通学すると決めたら根を詰めて学ぶコースを選択する傾向にある。

◇支払方法・支払金額、学びの予算 ~年齢帯別比較~
  • 支払方法は男性で「一括払い」が多く、女性で「月謝制」が多い
  • 「一括払い」では男女とも35~49歳の支払金額が最も高い
  • 趣味目的の予算は年齢帯であまり差がみられないが、仕事・資格の目的でかける金額は、男女ともに35~49歳の層が高くなる

支払方法は一般的に、仕事・資格取得目的の学び事・習い事の場合一括払いのケースが多く、趣味目的の場合は月謝制の比率が高くなるが、調査結果はそれを反映した結果となった。
月謝制や趣味目的では実際に支払った金額もかけられる金額も、年齢帯による差はあまりない。一方仕事・資格取得目的の場合、長期・高額の講座を選ぶ可能性の高い35~49歳の金額が高め。この年齢帯で「長く働き続けるためには本格的な準備が必要」と考える人が多いのではと考えられる

調査概要


・調査目的:20~34歳、35~49歳、50~69歳それぞれの学び事・習い事の実態を把握するとともに、今後の意向を確認する
・調査対象者:全国20~69歳の働く男女
(株式会社マクロミルのモニターに実施した前掲「実施率調査」において、学び事・習い事を「1年以内にしたことがある」と回答した者に対して実施)
・調査方法:インターネットアンケート調査
・調査期間:2017年12月25日(月)~2017年12月27日(水)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[リクルートマーケティングパートナーズ]
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