帰省の手土産調査2018 

2018年07月18日

ぐるなびが運営する、秘書のためのサポートサイト「こちら秘書室」は、帰省の手土産の実態を調査・分析しました。

調査の主なポイント


  • ①帰省の手土産選び、「不安」6割以上・・特に配偶者の実家への手土産
  • ②配偶者の実家への手土産、持参率9割、平均金額2600円。実家より250円高
  • ③帰省の手土産、「違うものがよかった」8割も、嫁・婿には7割伝えられず
  • ④事前に味を確認できる『試食付き』手土産、約8割が購入したい

調査結果


今年の夏休みに、「自分の実家に帰省する」と回答した人は既婚者全体の34.8%、「配偶者の実家に帰省する」と回答した人は26.4%、「帰省しない」は51.2%でした。年代別に見ると、20代・30代では5割以上が自分の実家に帰省し、4割程度が配偶者の実家に帰省する予定であることがわかりました。

帰省の際、手土産を持参する割合は自分の実家で8割、配偶者の実家では9割(詳細②)とやはり帰省には手土産が欠かせないようです。その手土産を購入する時期では自分の実家・配偶者の実家用ともに「当日」よりも「事前」が多く7割台という結果になりました。

手土産の購入場所では、「デパート」、「駅・空港内のお土産売り場」、「お土産専門店」がTOP3でした。「EC(インターネット通販)」で購入する割合は15.3%で昨年より4.1ポイント上昇しました。年代性別でみると、40代女性が最も多く28.1%でした。

①帰省の手土産選び、「不安」6割以上・・特に配偶者の実家への手土産

帰省の手土産選びで不安に思ったことがある人の割合は、「非常にそう思う」「そう思う」で合計62.7%と6割を上回りました。不安に思う相手では「配偶者の実家」が60.7%と圧倒的に高く、義実家への帰省は手土産選びの段階から気遣いが重要という結果になりました。自由回答では「マンネリ化で、同じようなものしか買って行ってない気がする」(40代男性)「親戚がたくさん集まるのでみんなの口にあうか不安」(20代女性)「珍しいものを贈りたいが、相手が気に入るか不安」(30代女性)などの意見が挙がりました。

②配偶者の実家への手土産、持参率9割、平均金額2600円。実家より250円高

帰省時に手土産を持っていく割合は、「実家」82.7%、「配偶者の実家」90.9%と「配偶者の実家」が上回りました。また、平均金額でも「配偶者の実家」が2612.6円と「実家」を約250円上回りました。配偶者の実家への手土産選びで重視することの1位は「相手の好みにあっているもの」2位「日持ちする・賞味期限に余裕がある」3位「味」となりました。

③帰省の手土産、「違うものがよかった」8割も、嫁・婿には7割伝えられず

帰省の手土産を受け取り、内心『違うものがよかった』と思ったことがある人の割合は、「よくある」「どちらかといえばあるほう」で29.6%、「どちらかといえばないほう」を含めると約8割という結果に。帰省の手土産を贈る子側が『失敗したな』と自覚している理由と、受け取る親側が『違うものがよかった』理由を比較すると、「美味しくなかった」は受け取る親側が14.3ポイント高く、「贈る相手が嫌い・苦手な食材だった」「食べきれなかった・数や量が多かった」「冷蔵・保管する商品だった」も贈る側より受け取る側のポイントが上回りました。自由回答では、「毎回同じ地元の饅頭」(男性60代)「大量のブドウをもらったがお盆だったため冷蔵庫に入りきらずものもおいしくなかった」(女性50代)「数の多い安価なゼリーと水羊羹」(女性60代)。
子供の配偶者(嫁・婿)に『違うものがよかった』と伝えたことがない親は74.3%で、25.7%は「はっきり伝えたことがある」「遠まわしに伝えたことがある」と回答しています。
一方、もらって嬉しい手土産では1位「その土地ならではのもの」2位「季節のもの」3位「なかなか手に入らないもの」という結果になりました。

④事前に味を確認できる『試食付き』手土産、約8割が購入したい

帰省の手土産選びで不安を感じる人6割以上、帰省の手土産選び「失敗した」と思った理由1位「自分が食べたことがなく、説明ができなかった」「美味しくなかった」。

調査概要


調査実施期間:2018年7月6日(金)~7月11日(水)
調査方法:インターネット調査
調査対象:20~60代の男女ぐるなび会員
サンプル数:3,203名(独身者:1,195名、既婚者:2,008名うち別居している子供がいる:237名)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ぐるなび]
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