お盆玉に関する親子意識調査(小学生のお子様をもつ男女対象) 

2018年08月01日

三井住友カードは、お盆時期を控え、小学生のお子様をもつ男女280名を対象とし、「お盆玉に関する意識調査」を行いました。

*お盆玉とは?年始にあげる「お年玉」の夏バージョンと考えられるものであり、お盆時期、子供たちにあげるお小遣いのことを指します。「お盆玉」は、江戸時代、山形地方で奉公人に「お盆お小遣い」をあげる風習を根源としています。当時は、お金ではなく、下駄などを贈る風習でしたが、昭和初期になり、子供にお小遣いをあげる習慣に変わったと言われています。  

調査結果


TOPICS① お盆玉の浸透状況と特徴
  • 子供のおよそ3人に1人(37%)がお盆玉をもらっている。
    現在、小学生の子供のおよそ3人に1人がお盆玉をもらっていることが判明しました。
    また、最近では、郵便局などでお盆玉用ポチ袋の販売を開始したことによって「店頭に並ぶお盆玉袋を見て知った」という保護者コメントが多く見られました。さらに、「お盆玉としてかは定かでないが、帰省したらお金がもらえる」などのコメントも多く、世の中へのお盆玉文化の浸透が見られました。
  • お盆玉を現金でもらう子供は80%、物でもらう子供は20%。
    現金でもらうことが多いお年玉に比べ、お盆玉は「おもちゃ」や「服」、「本」を現金の代わりにもらうケースも20%見られ、お金ではなく物をもらう家庭が少なくないことが分かりました。
  • 子供がもらうお盆玉の平均金額は9,345円。
    お年玉は親、祖父母に加え、親戚などからもらうケースも少なくないことから平均21,960円であったのに対し、お盆玉は祖父母からもらうとのコメントが多く、平均9,345円という結果となりました。また、お盆玉は、お年玉の平均金額のおよそ半額ということもあり、子供自身に管理させようとする傾向が見られます。
TOPICS② お盆玉の使い道について
  • 親の56%は貯金してほしいと考え、子供の65%はゲームや玩具の購入を考えている。
    親は「貯金して、本当にほしいものがあったら使ってもらいたい」という意見や、「自分がほしいもののためにお金を貯めるなり、理にかなった使い方をしてほしい」などこの機会にお金の使い方を学んでほしいという意見もありました。子供に関しては「ゲームや玩具を購入したい」が圧倒的に多く、貯金はせずに使いたいと考えていることが伺えます。
TOPICS③ 子供への金融教育について
  • 子供のうちから金融教育は必要だと思う方は88%。しかし、その78%が金融教育を行っていない。
    「早過ぎる」「何を教えたら良いかわからない」という理由で、実際には教育を行っていない方が多いのが現状です。

調査結果詳細


TOPICS① お盆玉の浸透状況と特徴

子供のおよそ3人に1人(37%)がお盆玉をもらっている。
Q1-1:例年お盆玉はもらいますか?
 対象:小学生のお子様をもつ男女(n=256名)

お盆玉をもらっている子供は全体の37%。3人に1以上の子供がお盆玉をもらっていることが判明しました。
⇒郵便局など多くの店頭にお盆玉ポチ袋が販売され出すなど、今後ますます、お盆時期に帰省した際、子供たちにあげるお小遣い(物も含め)である「お盆玉」の習慣が広まっていくことが予想されます。

お盆玉は、現金でもらう子供が80%、おもちゃや服、本など物でもらっている子供が20% 
Q1-2:お盆玉は、現金・商品券、物でもらうか?
 対象:Q1-1の回答者のうち、「もらっている」との回答者

お盆玉の特徴としては、そのもらい方にも表れています。現金でもらうとの回答が80%だったのに対し、「おもちゃ」や「服」、「本」、「お菓子」など物でもらったとの回答も20%を占めました。

子供がもらうお盆玉の平均金額は9,345円
Q2:例年のお盆玉の総額はいくらですか?
 対象:小学生のお子様をもつ男女(n=242名)

例年のお盆玉の平均総額は、9,345円、41%が「5,001円以上」と回答。
※お盆玉をもらっている方を対象に平均金額を算出しています。
「0円」と回答した方は反映しておりません。
※Q1-1と回答者が異なるため、nの数値も異なります。

Q3:例年お年玉はいくらもらっているか?
 対象:小学1~6年生 (n=266名)

例年のお年玉の平均総額は、21,960円、91%が「5,001円以上」と回答。
※お年玉をもらっている方を対象に平均金額を算出しています。
「0円」と回答した方は反映しておりません。

TOPICS② お盆玉の使い道について

親の56%は貯金してほしいと考え、子供の65%は玩具を購入したいと考えている。
Q4:親としてはお盆玉を何に使ってほしいですか?
 対象:小学生のお子様をもつ男女(n=243名)
Q5:【小学生のお子様対象】お盆玉は何に使いたいですか?
 対象:小学1~6年生 (n=243名)

親は「貯金」が56%、子供は「おもちゃ・ゲーム」が65%と最も高く、お盆玉の使い道に対する親子の意識の違いが明確となり、子供はお盆玉をもらい次第、自分のほしいものを買いたい傾向が伺えます。

TOPICS③ 子供への金融教育について

子供のうちから金融教育は必要だと思っている方は88%。

Q6-1:子供のうちから金融教育が必要だと思いますか?
 対象:小学生のお子様をもつ男女(n=254名)
Q6-2:なぜ必要だと思いますか?
 対象:Q6-1の回答者のうち、「必要」との回答者

子供のうちから金融教育が必要だと思う親は88%を占める。主な理由としては、「お金の大切さを知ってほしい」「生きていくうえで必要」などの理由があげられました。

Q7:実際に金融教育を実施していますか?
 対象:小学生のお子様をもつ男女(n=254名)
Q8:なぜ金融教育を実施しないのですか?
 対象:小学生のお子様をもつ男女(n=246名)
 ※Q7と回答者が異なるため、nの数値も異なります。

小学生の子供に対して、金融教育を行っていないと答えた親は全体の78%。主な理由として、「まだ早い」「何を教えたら良いのかわからない」等の回答が見られました。

「三井住友カード調べ」

調査概要


調査方法:インターネット調査
調査期間:2018年6月15日~6月22日
調査対象地域:全国
対象者:小学生のお子様をもつ男女280名※質問により回答数が異なります。一部、子供を対象とした質問もあります。
調査元:三井住友カード

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[三井住友カード]
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