オンライン恋活・婚活マッチングサービスの市場調査 

2018年02月09日

マッチングサービス「タップル誕生」を運営するマッチングエージェントは、恋活・婚活マッチングサービスに特化した調査機関である「Love Tech(ラブテック)ラボ」にて、デジタルインファクトと共同で、国内におけるオンライン恋活・婚活マッチングサービスの市場調査を実施いたしました。

調査結果


■日本のオンライン恋活・婚活マッチングサービスについて

オンライン恋活・婚活マッチングサービスとは、恋愛や結婚対象となるパートナーをオンライン上で紹介するサービスです(※1)。サービスは大きく分けて、主に10代から20代の若年層を主なターゲットとして恋愛目的の利用を訴求する恋活サービスと、20代後半以降を主なターゲットとして結婚目的の利用を訴求する婚活サービスの二つのカテゴリに分類されます。

日本においては、2000年頃よりPC向けのWebサービスとして提供が始まったオンライン恋活・婚活マッチングサービスは、スマートフォンの普及とともに、手軽に使えるスマートフォンアプリで提供されるものが、主流になりつつあります。

近年は、より気軽に数多くの出会いを求める若年層のニーズを取り込んだサービスも提供されており、利用のすそ野が広がりをみせています。これによりオンライン恋活・婚活マッチングサービスは、主なサービスチャネルの一つとして定着し、新しいユーザー層の掘り起こしをする役割も担っています。

本調査では、ユーザーがオンライン恋活・婚活マッチングサービスの利用に支払う利用金額の年間合計額を推計し、市場規模予測を算出しております(※2)。

■国内のオンライン恋活・婚活マッチングサービス市場規模予測

2018年のオンライン恋活・婚活マッチングサービス市場は、アプリサービスが成長をけん引し、2017年比46%増の374億円に。2023年には、2018年比約2.3倍の852億円に拡大すると予測

2017年は、大手事業者が提供するサービス売上が引き続き高い水準で成長、また国内外からの新規サービスの参入も見られました。大手事業者や新規参入事業者による積極的なプロモーション展開が進み、オンライン恋活・婚活マッチングサービスへの社会的関心の高まりにより、テレビをはじめとするマスメディアでその動向が取り上げられました。

2018年は恋活・婚活市場全体の成長を背景に、大手事業者が提供するサービスが引き続き成長をけん引するとともに新規サービスの参入も継続し、市場の多層化が進むと予想されます。

少子化問題の有効な解決策の一つとして注目される婚活サービスの成長下において、手軽かつ効率的に幅広い出会いが得られるオンライン恋活・婚活マッチングサービスは、今後その社会的役割は益々高まることが予想されます。サービス利用者の拡大により、5年後の2023年のオンライン恋活・婚活サービス市場規模は、2018年比約2.3倍の852億円に拡大すると予測されます。

※1 本調査におけるオンライン結婚・恋愛マッチングサービスの定義
オンライン恋活・婚活マッチングサービスとは、オンライン上で結婚や恋愛のパートナーを紹介するサービスで、出会い系サイトなど「大人の出会い」を訴求している倫理性の低いサービスや、サービス上で公開されているユーザー情報の秘匿性が高いものを除きます。
※2 該当サービスに対してユーザーが支払う利用料の合算値を対象に市場規模を算出しております。

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調査概要


・調査主体:株式会社マッチングエージェント
・調査時期:2017年12月から2018年2月
・調査方法:株式会社ネットマーケティングをはじめとする業界関係者へのヒアリング、調査主体ならびに調査機関が保有するデータ、公開情報の収集
・調査対象:オンライン恋活・婚活マッチングサービス
・調査機関:株式会社デジタルインファクト

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[サイバーエージェント]
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