2017年の我が国のクルーズ等の動向調査 

2018年06月12日
国土交通省では、我が国のクルーズ等の動向を把握すべく、毎年、クルーズ船社や旅客船事業者、船舶代理店、旅行会社、全国の港湾管理者等を対象として、調査を実施しております。
今般、2017年(1月~12月)の調査結果をとりまとめましたので、その結果をお知らせ致します。

1.日本人のクルーズ人口等

(1)日本人のクルーズ人口

[1] 全体
・2017年の日本人のクルーズ人口※1は、外国船社の日本発着外航クルーズ数の増加等により、前年に比べ、6.7万人増加し31.5万人(27.0%増)。

[2] 外航クルーズ人口※2
・前年に比べ、乗客数は4.2万人増加し19.7万人(27.4%増)、人泊数は16 .0万人泊増加し134.9万人泊(13.5%増加)。
・日本船社分・外国船社分の内訳は、日本船社分が0.9万人(9.1%減)・10.3万人泊(5.5%減)、外国船社分が18.7万人(30.0%増)・124.5万人泊(15.4%増)。

[3] 国内クルーズ人口※3
・前年に比べ、乗客数は2.5万人増加し11.9万人(26.4%増)、人泊数は8.0万人泊増加し31.1万人泊(34.4%増)。
・クルーズ船分・内航フェリー分の内訳は、クルーズ船分が11.8万人(26.6%増)・31.1万人泊(34.5%増)、内航フェリー分が0.04万人(増減なし)・0.1万人泊(増減なし)。

※1 日本人のクルーズ人口:船内1泊以上の外航クルーズ又は国内クルーズを利用した日本人乗客数の合計。
※2 外航クルーズ人口:乗船地、下船地又は寄港地のいずれかに海外が含まれるクルーズ(フライ&クルーズを含む。)を利用した日本人乗客数。
※3  国内クルーズ人口:乗船地、下船地及び寄港地の全てが日本国内であるクルーズを利用した日本人乗客数。(内航フェリーによるチャータークルーズの乗客数を含む。)

(2)外航旅客定期航路利用者数

・日本を発着する外航旅客定期航路を利用した日本人乗客数は、日韓航路乗客数の減少等により、前年より3.0万人減少し12.4万人(19.5%減)。
・日本を発着する外航旅客定期航路の外国人を含む乗客数全体は143.9万人(前年比16.5%増)であり、うち日韓航路は142.9万人(前年比16.6%増)となり、同航路の外国人の乗客数は前年より23.4万人増加し130.7万人(前年比21.8%増)。

2.我が国港湾へのクルーズ船の寄港回数及び訪日クルーズ旅客数

(1)我が国港湾へのクルーズ船の寄港回数

・ 2017年の我が国港湾へのクルーズ船の寄港回数は、外国船社運航のクルーズ船が2,013回、日本船社運航のクルーズ船が751回となり、合計は過去最多の2,764回(前年比37.0%増)。

(2)訪日クルーズ旅客数

・我が国へクルーズ船により入国した外国人旅客数は、過去最多の約252.9万人(前年比27.0%増)。

※今回の確定値は、平成30年1月16日に公表した速報値を精査したもの。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[国土交通省]
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