働く女性の休息・休み方に関する意識調査 

2018年08月24日

ソフトブレーン・フィールドは、サステナブル∞ワークスタイルプロジェクト(ライフステージが変わっても持続可能な働き方)第4回目は、「働く女性の休息・休み方に関する意識調査」です。
 アンケートの対象は、登録するキャスト会員で、有効回答数は678 名(平均年齢46歳の働く女性)、実施期間は2018年8月10日~8月14日です。

調査トピックス


  • 持続的に働くために、約8割近くの方が、忙しい平日でも休息や息抜きを意識していると回答。休息や息抜きの方法は、「おいしいランチを食べる」42.6%、「ご飯の準備を簡単にする」39.5%、「有給休暇など、仕事を休んで一人の時間を楽しむ」が31.0%と続いた。
  • 平日に、休息や息抜きを意識していると回答した方は、「休日に休めている」と感じている方が58.6%で、「休日に休めていない」と感じている方の26.9%を、31.7ポイント上回る。一方で、平日に休息や息抜きを意識していないと回答した方は、「休日に休めている」と感じている方は26.6%にとどまり、「休日に休めていない」と感じている方が、34.2ポイント上回る60.8%であった。
  • 主婦業から解放される日があったら、「ゆっくり寝る」が49.4%でもっとも多く、「旅行」が40.3%、「友人と会う」が33.8%、「一人でいたい」が32.3%と続いた。

調査結果


まず、アンケートでは持続的に働くためにも、平日でもなるべく休息や息抜きをすることを意識しているか調査をしました。

 持続的に働くために、忙しい平日でも休息や息抜きを、「とても意識している」が33.2%、「やや意識している」が45.1%となり、約8割近くの方が意識していると回答しました。

 次に、具体的な休息や息抜きの方法について調査をしました。

 平日の休息や息抜きの方法について、「おいしいランチを食べる」がもっとも多い42.6%で、「仕事の休憩時間に、たまに贅沢なランチを食べる(40代)」や、「同僚とおいしいお店へランチに行き、たくさん喋る(30代)」など、いつもよりもプチ贅沢気分を味わう、気の置けない仲間とのおしゃべりなどで、楽しい時間を過ごすことが、休息につながっていると感じていることがわかりました。次に、「ご飯の準備を簡単にする」が39.5%、「有給休暇など、仕事を休んで一人の時間を楽しむ」が31.0%と続き、「週1回は、スーパーの惣菜を購入して食事を簡単にする(40代)」や、「月に1回は有給を必ずとって、友達と会ったり、子どもと遊びに行く(40代)」といった声からは、料理の時間を減らしたり、好きなことをして過ごす自分の時間を作って、休息をしていることがわかりました。

 他にも、通勤時間や空き時間に、スマホで好きなコンテンツやショッピングなどで息抜きをしていることがわかりました。

 次からは、図表1の忙しい平日でも休息や息抜きを意識している方(N=531名)と、意識していない方(N=79名)では、休日の休み方にどのような違いがあるのでしょうか。調査をしました。

 平日に、休息や息抜きを意識していると回答した方は、「休日に休めている」と感じている方が58.6%で、「休日に休めていない」方の26.9%を、31.7ポイント上回りました。

 一方で、平日に休息や息抜きを意識していないと回答した方は、「休日に休めている」と感じている方が26.6%にとどまり、「休日に休めていない」と感じている方が、34.2ポイント上回る60.8%でした。平日に休息や息抜きを意識していない方は、休日でもきちんと休めていないと感じる方が多いことがわかりました。

 次に、休日に「休めている」(N=363名)と感じている方を対象に、その理由について調査をしました。

 「休日に休めている」と感じている理由については、「家族それぞれの予定があり、自分の時間が取れるから」が48.5%、次いで、「外食などに行き、ご飯の用意をしなくてよいから」が26.2%、「平日よりも家族が家事を手伝ってくれるから」が16.8%と続きます。具体的なコメントからは、「日曜は夫婦揃って休みなので、料理など一緒に準備をしています(30代)」や「休日は子どもが料理を担当してくれます(40代)」など、ご主人やお子さんが、家事にチャレンジして、家事をサポートしていることがわかります。

 次に、休日に「休めていない」(N=213名)と感じている方を対象に、その理由について調査をしました。

 「休日に休めていない」と感じている理由については、「平日と変わらないボリュームの家事をしているから」が48.4%でもっとも多く、「平日以上のボリュームの家事をしているから」が29.6%で、「休日は平日にできなかった家事などをこなすから(30代)」といった声もありました。

 最後に、家事や育児などの主婦業から解放される日があったとしたら、どのように過ごしたいか調査をしました。

 主婦業から一切解放される日があったら、「ゆっくり寝る」が49.4%でもっとも多く、「旅行」が40.3%、「友人と会う」が33.8%、「一人でいたい」が32.3%、「ショッピング」が29.4%、「映画・コンサート・演劇鑑賞」が28.8%と続きます。

具体的なコメントからは、「目覚ましをかけずに、ゆっくり寝る(40代)」や、「気の合う友人と海外旅行に行きたい(50代)」や、「1人で時間に縛られずに過ごす(30代)」など様々な願望が寄せられました。

 働く女性は、無理なく持続的に働くために、意識的に休息や息抜きをし、日々の疲れやストレスを溜めないよう「休み方」を工夫している一方で、家事や育児から解放される日があったとしたら、ゆっくりと休んで自分の時間を過ごしたいという願いがあるということがわかりました。

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