「子どもの自己肯定感」に関する調査(4歳~12歳の子どもを持つ親対象) 

2018年08月29日

「ほめ写プロジェクト」は、子どもの自己肯定感や親の子育て意識を探ることを目的に、4歳~12歳の子どもを持つ親600名を対象にインターネット調査を行いました。

調査からは、子どもの自己肯定感は大事で伸ばしたいけれど、あまり具体的にはわかってない、意識して取り組みもしていない。むしろ、自己肯定感を伸ばすために有効だといわれている「ほめる」ことすら苦手な親が多い、という実態が明らかになりました。

調査結果サマリー


  • 95%の親が「子どもの自己肯定感は大事」と思う一方で、約6割の親は「意識して取り組んでいることはない」
  • 自己肯定感が子どもにどのような影響を与えるかを知っている親は3割
  • 親が子育てで伸ばしたい項目TOP3は『他人を思いやる気持ち』 『自己肯定感』 『目標に向けて努力を継続する力』
  • パパママは”ほめ力不足“? 6割の親が「叱る」よりも「ほめる」方が難しいと回答

調査結果


●95%の親は「子どもの自己肯定感は大事」と思う一方で、約6割の親は「意識して取り組んでいることはない」

まず初めに子どもの自己肯定感の重要性について聞いたところ、「重要だと思う(59.7%)」「どちらかと言えば重要だと思う(34.8%)」を合わせると94.5%となり、子を持つ親の大多数が、子どもの自己肯定感が重要であると考えていることがわかりました。続けて、自己肯定感を高めるための取り組みについて聞いたところ、「意識して行っていることはない」と回答した人は58.5%となり、自己肯定感が大事だと思いながらも、実際に行動できている親は少ないという実態が明らかとなりました。

●大事なのに知られていない!? 自己肯定感が子どもに与える影響を知っている親はわずか約3割

続けて、自己肯定感が子どもに与える影響の認知について尋ねたところ、「自己肯定感が子どもに与える影響まで知っている」と回答したのは、わずか3割(29.9%)という結果となりました。

●親が子育てで伸ばしたい項目TOP3は、『他人を思いやる気持ち』 『自己肯定感』 『目標に向けて努力を継続する』

次に、親が子育てで伸ばしたい項目について聞いたところ、1位が『他人を思いやる気持ち(29.9%)』、2位が『自己肯定感(14.0%)』、3位が『目標に向けて努力を継続する(13.2%)』となりました。この結果から、他の項目や能力と比較をしても、子どもの自己肯定感を伸ばすことに、親の関心が高いことがわかりました。

●パパママは”ほめ力不足“? 6割の親が「叱る」よりも「ほめる」方が難しいと回答

一般的に、自己肯定感を伸ばすためには、ほめることが有効だといわれています。そこで、子どもを「叱る」ことと「ほめる」ことのどちらが苦手かを尋ねたところ、約6割(56.0%)の親が「ほめる方が苦手」と回答しており、現代のパパママの“ほめ力不足”とも言える実態が明らかとなりました。

調査概要


調査名:子と親の自己肯定感に関する調査
実施時期:2018年2月17日から2月18日
調査手法:インターネット調査
調査対象:4~12歳の子どもをもつ親600名

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[PRTIMES]
 マイページ TOP