小中学生が考える“海外”に関する意識調査(小学3年生から中学3年生の子どもを持つ親) 

2018年03月22日

バンダイは、子どもが考える「海外」への関心や意識・実態を探るため、社会の授業が本格的に開始する小学 3 年生から中学 3 年生の子どもを持つ親(子どもと一緒に回答できる方)700 人を対象に、「小中学生が考える“海外”に関する意識調査」を実施しました。
(実査期間 2018 年 2 月 10 日(土)~2 月 12 日(月・祝))

調査結果概要


TOPIC①:

  • 小中学生※の海外渡航経験 約 4 人に 1 人が渡航経験あり!
  • 行ってみたい国・地域は、1 位「アメリカ合衆国」、2 位「ハワイ州」、3 位「韓国」。
  • その国・地域ならではの、観光名所や文化に触れたいとの声が多く、各国・各地域の特徴が表れる結果に。
TOPIC②:
  • 行ってみたい国・地域が「ある」と回答した小中学生は過半数を超える 54.9%。
  • 海外渡航経験の有無別にみると、経験者 80.1%、非経験者 46.7%と、海外の文化に触れた経験があるほど、海外への関心が高まる傾向に。
  • 情報を知るきっかけは「TV のニュース・情報番組」が多数。
TOPIC③:
  • 約 3 割の親が、子どもに対して「海外」を意識した取り組みを実施!
  • 実践していること 1 位は、「語学教室に通わせている」。
  • 上位には「海外旅行」や、「海外に関する映画を見せる」など、勉強以外の要素もランクイン。

調査結果


TOPIC①:
小中学生の海外渡航経験 約 4 人に 1 人が渡航経験あり!
行ってみたい国・地域は、1 位「アメリカ合衆国」、2 位「ハワイ州」、3 位「韓国」。
その国・地域ならではの、観光名所や文化に触れたいとの声が多く、各国・各地域の特徴が表れる結果に。

【小中学生の海外渡航経験】
海外渡航経験あり 24.4%
海外渡航経験なし 75.6%

【行ったことのある国・地域、行ってみたい国・地域TOP5】(n=700)
行ったことのある国・地域 TOP5
1位 ハワイ州 9.4%
2位 グアム 8.0%
3位 アメリカ合衆国(ハワイ州・グアム除く) 5.3%
4位 韓国 5.1%
5位 台湾 4.7%

行ってみたい国・地域 TOP5
1位 アメリカ合衆国(ハワイ州・グアム除く) 17.3%
2位 ハワイ州 13.3%
3位 韓国 3.9%
4位 オーストラリア 3.6%
5位 フランス 3.1%

子どもが「海外」について、どのような関心や意識をもっているのかを探るため、「海外への渡航経験」について聞いたところ、小中学生(小学 3 年生~中学 3 年生)の約 4 人に 1 人が渡航経験があることがわかりました。

行ったことのある国・地域については、1 位「ハワイ州」(9.4%)、2 位「グアム」(8.0%)、3 位「アメリカ合衆国(ハワイ州、グアム除く)」(5.3%)という結果に。家族で楽しめる南国リゾート地に行くケースが多いことが推測できます。

また、これから行ってみたい国・地域について聞いたところ、1位「アメリカ合衆国」(17.3%)、2位「ハワイ州」(13.3%)、3位「韓国」(3.9%)という結果になりました。
1位の「アメリカ合衆国」を選んだ理由としては、「語学勉強」という回答が多くあがったほか、「本場のディズニーランドに行ってみたい」、「メジャーリーグ(野球)を観戦したい」、「ニューヨークに行きたい」という声もありました。3位の「韓国」を選んだ理由としては「好きなアーティスト・有名人がいるから」との声が多く、4位「オーストラリア」は「カンガルーやコアラを見たい」という声があがるなど、各国・各地域ならではの、観光名所やカルチャーを楽しみたいと考えているようです。

TOPIC②:
行ってみたい国・地域があると回答した小中学生は過半数を超える 54.9%。
海外渡航経験の有無別にみると、経験者 80.1%、非経験者 46.7%と、海外の文化に触れた経験があるほど、海外への関心が高まる傾向に。
情報を知るきっかけは「TV のニュース・情報番組」が多数。

【行ってみたい国・地域があると回答した割合】 (単数回答)
<全体>
ある 54.9%
ない 45.1%

渡航経験者
ある 80.1%
ない 19.9%

渡航非経験者
ある 46.7%
ない 53.3%

行ってみたい国・地域があるかどうかについて聞いたところ、「ある」と回答した小中学生は過半数を超える54.9%となりました。また、海外渡航経験の有無別でみてみると、経験者は80.1%、非経験者は46.7%となり、海外渡航経験者は、非経験者と比べると海外への関心・興味が強く表れる結果となりました。実際に、海外の文化や雰囲気に触れた経験があるかどうかによって、関心度に違いがあるようです。

【行ってみたい国・地域の情報を知るきっかけ】
(複数回答 n=384 ※行ってみたい国・地域がある人の回答)
1位 TVのニュース・情報番組で見て 39.1%
2位 親御さんから話を聞いて 18.2%
3位 インターネットで見て 14.6%
4位 友達・知人に話を聞いて 12.5%
5位 TVのドラマ・アニメで見て 11.5%

行ってみたい国・地域の情報を知ったきっかけについて聞いたところ、「TVのニュース・情報番組を見て」が1位となりました。ついで、2位には「親御さんから話を聞いて」、3位「インターネットで見て」という結果となりました。インターネット利用の若年化が進んでいる一方で、TVが与える小中学生への影響は、依然として強いことがうかがえます。
また、4位に「友達・知人に話を聞いて」がランクインするなど、直接聞く話がきっかけとなっていることも多いことがわかりました。

TOPIC③:
約 3 割の親が、子どもに対して「海外」を意識した取り組みを実施!
実践していること 1 位は、「語学教室に通わせている」。
上位には「海外旅行」や、「海外に関する映画を見る」など、勉強以外の要素もランクイン。

【海外を意識した取り組みの有無】 (複数回答 n=700)
・実践している
・意識はしているが、現時点で実践していることはない
・現時点で海外を意識することは特にない

【海外を意識した取り組み TOP5】
1位 語学教室に通わせている 32.2%
2位 海外に関する話をするようにしている 24.6%
3位 海外旅行に連れて行く 24.2%
4位 海外に関するニュース・情報番組を見せている 20.4%
5位 海外に関する映画を見せている 16.6%

親御さんに子どもに対して海外を意識した取り組みをしているかについて聞いたところ、約3割(30.1%)が「実践している」と回答。また、約2割(18.7%)の方は「意識はしているが、現時点で実践していることはない」と回答しており、親御さんの2人に1人は海外に対する意識を持っていることがわかりました。

また、実践している方を対象に取り組み内容について聞くと、1位は「語学教室に通わせている」(32.2%)となりました。バンダイが2017年2月に実施した「お子さまの英語学習に関する意識調査」(※参考参照)でも、学校外で英語を学ぶ方法として、「英会話教室」が1位となっており、お子さまに対する語学学習への意向が高い様子がうかがえます。また、2位は「海外に関する話をするようにしている」(24.6%)という結果に。親御さんから直接話を聞かせることで、海外を身近に感じてもらいたいという意向が読み取れます。なお、3位には「海外旅行に連れて行く」(24.2%)、5位には「海外に関する映画を見せている」(16.6%)がランクインしており、教室や会話以外でも、楽しみながら自然と海外を意識させる取り組みを実施しているようです。

調査概要


調査目的:小中学生の「海外」への関心や意識についての実態を探る
調査地域:全国
対象者条件:小学生 3 年生~中学生 3 年生の子どもを持つ親
※子どもと一緒に回答できる方
調査手法:インターネット調査(協力:株式会社クロス・マーケティング)
実査期間:2018 年 2 月 10 日(土)~2 月 12 日(月・祝)
サンプル数:700 人

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