妊活ジェンダーギャップ調査(妊活に取り組む20代~40代男女対象) 

2018年11月15日

武田コンシューマーヘルスケアは、リクルートライフスタイルと、妊活に取り組む20代~40代の男女1,030人を対象に、「妊活ジェンダーギャップ調査」を実施いたしました。

調査背景


近年、日本では不妊を心配するカップルが増え、その割合は夫婦のおよそ3組に1組にのぼります。※1WHOの報告から不妊原因の約半数は男性にあることが分かっていますが、妊活の初期段階では女性だけが行動を起こしているケースが多い現状があります。排卵日予測検査薬『ハイテスターH』を販売する武田コンシューマーヘルスケアとスマホでできる精子セルフチェック『Seem』(シーム)を運営するリクルートライフスタイルは、「妊活は、パートナーといっしょに取り組むもの」という考えのもと、どちらか一方ではなく、男性も主体的に参加する新しい妊活文化醸成を目指しています。そこで、世界経済フォーラムより毎年発表される「ジェンダーギャップ指数※2」を参考にして、独自で妊活における男女間のギャップを共同調査。妊活や不妊に対する男女の意識の違い(ジェンダーギャップ)を明らかにするとともに、産婦人科医の宋 美玄(ソン ミヒョン)先生にわかりやすく解説いただきました。妊活に取り組むカップルのギャップを埋め、“いっしょに、妊活。”をポジティブに進めるヒントを発見します。

※1:国立社会保障・人口問題研究所「第15回出生動向基本調査」より。
※2:各国の社会進出における男女格差を示す指標。
経済活動や政治への参画度、教育水準、出生率や健康寿命などから算出される指数。

調査トピックス


<実態>パートナーとの妊活
妊活に取り組む男女の 4 人に 1 人が「妊活をパートナーとうまく取り組めていない」。

<ジェンダーギャップ1>妊活を始めるきっかけ
妊活を希望したのは「女性から」が 76.6%、「男性から」が 19.7%。妊活を始めたきっかけも、女性の年齢や意向が強く関係。

<ジェンダーギャップ2>ストレスの感じ方
男性の 60%、女性の 70.5%が妊活でストレスを感じている。さらに掘り下げるとストレスの感じ方に男女で差が。

<ジェンダーギャップ3>自己およびパートナー評価
「妊活における取り組みは何点?」に対し、男性からのパートナー評価は 80 点。一方で女性の自己評価は 50 点と低い結果に。

<ジェンダーギャップ4>コミュニケーションの内容
妊活コミュニケーションにおいて、男性は「身体の状態」を、女性は「気持ちの状態」を共有したい。

<実態>大切にしていること
「妊活をする上で大切にしていることは?」に対しては、男女ともに「パートナーとの関係性を保てること」「妊娠に至ること」が上位に。

調査結果


<実態>パートナーとの妊活

妊活に取り組む男女の4人に1人が「妊活をパートナーとうまく取り組めていない」
「現在、妊活をパートナーとの間でうまく取り組めていると感じますか?」という問いに対し、男女合計で26.5%が「パートナーと妊活にうまく取り組めていない」と回答しました。これは、妊活に取り組む男女の4人に1人に該当します。

Q1.現在、妊活をパートナーとの間でうまく取り組めていると感じますか?
・パートナーと妊活にうまく取り組めている 22.4%
・どちらかといえばパートナーと妊活にうまく取り組めている 51.1%
・どちらかといえばパートナーと妊活にうまく取り組めていない 20.3%
・パートナーと妊活にうまく取り組めていない 6.2%

また、妊活に「うまく取り組めていない」「どちらかといえばうまく取り組めていない」と回答した男女別割合では、「うまく取り組めていない」「どちらかといえばうまく取り組めていない」と回答した女性の割合は31.1%、男性の割合は22.0%。女性の方が「うまく取り組めていない」と感じている割合が高いことがわかりました。

<ジェンダーギャップ1>妊活を始めるきっかけ

妊活を希望したのは「女性から」が76.6%、「男性から」が19.7%。妊活を始めたきっかけも、女性の年齢や意向が強く関係
「妊活を希望したのがどちらから?」という問いに対して、「自分から」「どちらからというと自分から」と答えたのは、女性の76.6%、男性の19.7%。女性から希望して妊活を始めている割合が高いことがわかりました。

続いて「妊活のきっかけ」についてみていくと、「年齢」に関する回答が男女ともに多く、特に女性の年齢が大きく関わっていることが分かります。また「パートナーに子供が欲しいと言われたから」という回答は圧倒的に男性が多く、こうした結果から、妊活は女性の年齢や意向にもとづいて始めることが多く、男性は妊活に比較的受け身の姿勢でいることがわかりました。

<ジェンダーギャップ2>ストレスの感じ方

男性の60%、女性の70.5%が妊活でストレスを感じている。さらに掘り下げるとストレスの感じ方に男女で差が
「妊活においてストレスを感じることはありますか?」という問いに対しては、「よくストレスを感じる」「たまにストレスを感じる」を合計して男性の60.0%、女性の70.5%が「ストレスを感じる」と回答しており、男女ともに何かしらのストレスを感じながら妊活に取り組んでいることが明らかになりました。

「どんな時にストレスを感じますか?」について、男女間でギャップがありました。女性が男性よりもストレスを感じる項目には、「この先妊娠できなかったらどうしようと感じるとき」「直近の周期で妊娠できなかったととき」など妊娠の当事者として感じるストレスの他、「周囲の人が妊娠したとき」「身近な人以外の妊娠中の人を見たとき」など、他人との比較によるものが多く選ばれました。一方、男性が女性よりもストレスを感じる項目には、「パートナーが悲しんでいるとき」「自分にできることが何もないと感じるとき」「パートナーが積極的すぎると感じるとき」など、虚無感やパートナーの様子が多く選ばれています。

<ジェンダーギャップ3>自己およびパートナー評価

「妊活における取り組みは何点?」に対し、男性からのパートナー評価は80点。一方で女性の自己評価は50点と低い結果に
「妊活における取り組み状況を採点するとしたら何点になりますか?」という問いに対し、自己評価については、男性の中央値が60点、女性の中央値が50点と男女ともに低い評価になりました。また、パートナーの評価については、男性がパートナーを80点と評価しているのに対し、女性の自己評価は50点と30点ものギャップがありました。

<ジェンダーギャップ4>コミュニケーションの内容

妊活コミュニケーションにおいて、男性は「身体の状態」を、女性は「気持ちの状態」を共有したい
「妊活におけるコミュニケーションにおいてパートナーと共有することが重要だと思うこと」については、男女ともに「体の状態」「気持ち」が過半数を占めています。しかし、回答の序列を見ると男性は「お互いの体の状態」、女性は「お互いの気持ち」が最も重要であると回答しており、ギャップがあることが分かりました。

ここまで、パートナーとの妊活における男女のギャップに注目してきましたが、どうすれば “いっしょに、妊活。”をポジティブに進めることができるのでしょうか?

<実態>大切にしていること

「妊活をする上で大切にしていることは?」に対しては、男女ともに「パートナーとの関係性を保てること」「妊娠に至ること」が上位に
最後に、「妊活をする上で大切にしていることは?」という問いに対しては、「妊娠に至ること」はもちろんのこと、「パートナーとの関係性を保てること」が上位に挙がりました。この結果からは妊活をきっかけにパートナーとの関係性を壊したくないという願いを男女ともにもっていることを示唆しています。

調査概要


・調査テーマ:妊活に関するジェンダーギャップ実態調査
・調査方法:インターネットリサーチ
・調査期間:2018年10月17日(水)~ 2018年10月18日(木)
・調査対象者:現在妊活をしている20歳から49歳までの男女1,030名(男性515名、女性515名)
・調査協力会社:株式会社マクロミル

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