新築分譲マンション購入意向者調査 2017 

2018年02月27日

新築マンションポータルサイトMAJOR7(メジャーセブン=住友不動産・大京・東急不動産・東京建物・野村不動産・三井不動産レジデンシャル・三菱地所レジデンスの7社)は、全国のマンション購入意向者約84万人を対象に、「新築分譲マンション購入意向者アンケート」を実施いたしました。

主な調査結果


1.[現在マンション購入を検討している理由]

マンション購入検討理由は、「資産を持ちたい・資産として有利だと思った」「もっと広い住まいに住みたい」「もっと交通の便の良いところに住みたい」が前回と同様トップ3。
「通勤に便利な場所に住みたいから」「魅力的な物件や物件広告を見たから」「今の家が古いから」「人気の街に住みたいから」などが前回より上昇。

2.[理想とするマンションのタイプ]

理想とするマンションのタイプも前回と同様、“信頼できる不動産会社が分譲”、 “信頼できる建設会社が施工”、“管理会社の信頼性”がトップ3。

3.[マンションを購入すべきタイミングとその理由]

今、マンションを購入すべきタイミングと感じている人は全体の41.9%と4割を超える。
今、マンションを購入すべきタイミングと感じている理由は、「低金利」「消費税の増税」が主な理由で、「消費税の増税」は前回と比べ増加傾向がみられる。

4.[新築マンションと中古マンション両方検討時の物件購入基準]

「物件価格、諸経費など含めた価格面」「物件の立地(どこの駅にあるかなどの広域観点)」「物件の立地(物件周辺の環境、施設などの狭域観点)」が上位にあがり、新築マンションと中古マンションの両方を検討している人は、特に広域立地を絞った上で、物件毎の価格の妥当性を比較検討している様子。

調査結果


1.マンション購入検討理由は、前回同様「資産を持ちたい・資産として有利だと思った」
「もっと広い住まいに住みたい」「もっと交通の便の良いところに住みたい」がトップ3。
「通勤に便利な場所に住みたい」「人気の街に住みたい」などが前回より上昇。

「現在マンション購入を検討している理由」は、トップが「資産を持ちたい・資産として有利だと思ったから」、2位が「もっと広い住まいに住みたいから」、3位が「もっと交通の便の良いところに住みたいから」となり、トップ3は前回調査(2017年2月発表)と同様の理由が挙がりました。資産価値、広さ、利便性がマンション購入検討理由の主な要素となっていることがうかがえます。
その他の項目をみると、「通勤に便利な場所に住みたいから」(7位→4位)、「魅力的な物件や物件広告を見たから」(12位→9位)、「今の家が古いから」(14位→12位)、「人気の街に住みたいから」(19位→15位)などの
理由が前回調査より順位を上げています。

<現在マンション購入を検討している理由>
1 資産を持ちたい・資産として有利だと思ったから 20.6
2 もっと広い住まいに住みたいから 19.1
3 もっと交通の便の良いところに住みたいから 18.2
4 通勤に便利な場所に住みたいから 16.6
5 都心に住みたいから 16.5
6 現在は金利が低く、買い時だと思うから 15.0
7 老後の安心のため、住まいを持ちたいと思うから 14.4
8 賃貸より持ち家の方が、金銭的に得だと思うから 12.9
9 魅力的な物件や物件広告を見たから 12.1
10 家の設備が古くなってきたから 11.7

2.理想とするマンションのタイプは、前回に引き続き、「信頼できる不動産会社が分譲」「信頼できる建設会社が施工」「管理会社が信頼できる」がトップ3。

「理想とするマンションのタイプ」について尋ねたところ、前回調査(2017年2月発表)と同様、「信頼できる不動産会社が分譲するマンション」60.1%、「信頼できる建設会社が施工するマンション」59.1%、「管理会社が信頼できるマンション」54.3%がトップ3に挙げられました。この“不動産会社”、“建設会社”、“管理会社”の“信頼性”は、時間の経過に関わらず「理想とするマンションのタイプ」として、常に重視されるポイントであることがうかがえる結果となっています。
その他の項目をみると、「高層マンション、タワーマンション」(11位→10位)、「大規模戸数のマンション」(14位→12位)が前回調査より順位を上げました。

<理想とするマンションのタイプ>
1 信頼できる不動産会社が分譲するマンション 60.1
2 信頼できる建設会社が施工するマンション 59.1
3 管理会社が信頼できるマンション 54.3
4 都心部に立地するマンション 50.8
5 周辺環境が自然に恵まれたマンション 45.2
6 間取りの可変性があるマンション(間取りをある程度自由に変更できるマンション) 36.5
7 投資性の高いマンション 36.2
8 低層マンション 29.3
9 設計やサービス面がホテルライクなマンション 28.5
10 高層マンション、タワーマンション 24.7

3.今、マンションを購入すべきタイミングと感じている人は、前回同様4割を超える。
今、マンションを購入すべきタイミングと感じている理由は、「低金利」「消費税の増税」が主な理由となっており、「消費税の増税」は前回と比べ増加傾向がみられる。

今、マンションを購入すべきタイミングと感じているかどうかを尋ねたところ、「買い時だと思う」と回答した人は10.4%、「どちらかといえば買い時だと思う」と回答した人は31.5%となり、双方を合わせた「買い時だと思う」人の割合は41.9%と前回調査同様全体の4割を超える結果になりました。
その「買い時だと思う」人に、その理由を尋ねたところ、「現在の住宅ローン金利は低水準だから」が62.1%で圧倒的に高く、次いで「2019年10月に消費税が10%に増税予定のため」が40.6%で続き、低金利や消費税の増税が主な理由となっている様子がうかがえました。また、「2019年10月に消費税が10%に増税予定のため」は、前回調査の34.5%から6.1ポイントアップし、増加傾向がみられます。

4.新築マンションと中古マンションを両方検討している人は全体の4割強。
新築マンションと中古マンションを両方検討している人の物件購入基準は、「物件価格、諸経費など含めた価格面」「物件の立地(どこの駅にあるかなどの広域観点)」が上位。

新築マンションと中古マンションどちらを検討しているかを尋ねたところ、「新築のみ検討」が49.3%、「中古のみ検討」が4.0%、「新築と中古の両方検討」が43.8%となり、「両方検討」が半数近く存在することが分かりました。
この「両方検討」している人に、物件を買う基準を尋ねたところ、「物件価格、諸経費など含めた価格面」が80.7%と最も高くなっており、8割を超える大多数の人が物件購入の基準に「価格面」を挙げる結果となりました。
以下、「物件の立地(どこの駅にあるかなどの広域観点)」72.3%、「物件の立地(物件周辺の環境、施設などの狭域観点)」54.1%が続き、両方して検討している人は、特に広域立地を絞った上で、物件毎の価格の妥当性を比較検討している様子がうかがえます。

調査概要


■調査対象:MAJOR7を運営する参加7社の新築マンション情報におけるインターネット会員のうち、アンケートに回答頂いた方
■調査方法:MAJOR7各社のネット会員に対してメールにてアンケートの告知をし、WEBサイトに用意したアンケートフォームに誘導
■集計数:3,088 人(男性 2,087 人、女性 1,001 人)
 回答者のうち、重複回答を排除
 20歳以上の回答のみ集計
■調査時期:2017年12月11日(月) ~ 2017年12月25日(月)
*前回のアンケートは2016年12月9日(金) ~ 2016年12月25日(日)に実施

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
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