「住まいの断熱」に関する調査(20代以上の既婚者対象) 

2019年03月19日

SUVACOは、20代以上の既婚者を対象に、「住まいの断熱」に関するインターネット調査を行いました。

調査サマリー


1)冬の寒さは「仕方がない」!外気温よりも寒い室内で家電を使う姿が浮き彫りに
全体の6割以上が、「冬は光熱費が上がる」「冬の寒さは仕方がないから暖房器具などで対応」と回答。また、3人に1人は冬の自宅の気温が「外気温より寒いか同じくらい」と、“光熱費が上がるけど家が寒くて仕方がないから暖房器具などで耐えている人”の多さが浮き彫りに。

2)暖房器具所持率1位はエアコン。北海道は「エアコン」「こたつ」を持たない地域!?
現在所持している季節家電は「エアコン」が8割以上とトップ。ほかには、「各種ストーブ・ヒーター」が挙げられた。一方で、地方別にみると、北海道は「各種ストーブ・ヒーター」以外の暖房器具を持つ人が少ないことが明らかになった。

3)「断熱改修」の良さを知っている人は6割、しかし「施したいとは思わない」人も多い
現在の住まいの寒さが、家を断熱改修(寒さ対策)することで軽減することを「知っている」人は6割以上いたが、メリットを理解しながらも、「施したいとは思わない」という人は約半数。その理由として一番多く挙げられていたのは「金額」。実際に「出せる金額」を聞くと、部分改修でも全面改修でも「10万円未満」であった。

調査結果詳細


1)冬の寒さは「仕方がない」!外気温よりも寒い室内で家電を使う姿が浮き彫りに

今回は主に“冬の寒さ”についての調査を行いました。まず、「現在の住まいにおける冬の寒さ」について聞いてみると、「冬は光熱費が上がる」「仕方がないので暖房器具などで対処している」がそれぞれ6割以上、さらに両回答とも選んでいる人は4割以上いました。

また、暖房器具を使わない場合の家の寒さについては、3人に1人が「外気温と同程度かそれよりも寒く感じる」と回答していました。これらの結果から、“光熱費が上がるけど家が寒くて仕方がないから暖房器具などで耐えている人”が多いことがわかります。

2)暖房器具所持率1位はエアコン。北海道は「エアコン」「こたつ」を持たない地域!?

寒さをカバーしている家電について、“所持している季節家電は?”という形で聞いたところ、「エアコン」が8割以上と一番多く、つぎに「扇風機」「各種ストーブ・ヒーター」と続きました。エアコン所持者のうち、7割近くが他の暖房器具も所持していることから、複数の家電を使用して寒さに対応している様子がうかがえます。

また、各地方での所持率をみたところ、エアコンやこたつ、ホットカーペットなどといった暖房器具で所持率最下位だった地方は意外にも「北海道」でした。

3)「断熱改修」の良さを知っている人は6割、しかし「施したいとは思わない」人も多い

住まいにおいて、冬の寒さの軽減策として挙げられる「断熱」についての認知を聞いたところ、6割が「知っている」と回答。しかし、半数近くが「施したいとは思わない」と答えていました。主に費用面において、「高そう」であるというイメージが先行しているようです。

では、実際にどの程度の金額であれば改修しようと思うのか、「お風呂に入るときに脱衣場で寒さを感じないくらいの快適さ(部分改修)」、「暖房機器をほとんど使わなくても済むくらいの快適さ(全面改修)」の2つにわけて聞くと、両方において「10万円未満」と、「断熱改修」の価格帯としては非常に低い項目を選んだ人が多くいました。

調査概要


・調査対象者:20代以上の既婚者
・居住地域:日本全国(9地方での割付有り)
・調査実施期間:2019年2月26日(火)~27日(水)
・回答者数:507名
・調査手法:インターネット調査

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