部屋探しと入居後のトラブル対策に関する意識調査 

2019年03月26日

アルティメット総研は、運営サイト『ウチコミ!』の入居希望者会員を対象とした「部屋探しと入居後のトラブル対策に関する意識調査」を実施いたしました。

主な調査結果


【部屋探し編】

《部屋の内見をする際、どちらのケースが多いですか》

・一度不動産会社へ行ってから内見 64%
・直接現地で待ち合わせて内見   36%

一度不動産会社へ行ってから内見というのが従来の部屋探しにおける慣習でしたが、本アンケートでは36%の人が現地で待ち合わせて内見をするという結果になっています。スマートフォンの普及により不動産会社へ行かなくても部屋探しができるようになってきたことが要因であると考えられます。

《不動産会社へ行くことに抵抗はありますか?》

・不動産会社へ行くことに抵抗はない 63%
・不動産会社へ行くことに抵抗がある 37%

不動産会社へ行くことに抵抗はないと答えた人は63%、抵抗があると答えた人は37%という結果になっています。こちらもインターネット、スマートフォンの普及により、ネット上で問い合わせをし、現地で待ち合わせて内見をする人が増えていることが要因だと考えられます。

《部屋探しで訪問した不動産会社の店舗数を教えてください》

・1件   32%
・2件   29%
・3件   22%
・4件以上 10%
・0件    7%

部屋探しで訪問した不動産会社の店舗数については、2件以下が60%を超える結果となりました。前出の結果からもわかるように、インターネットを活用して部屋探しをし、不動産会社に行かなければ内見ができない物件に関してのみ不動産会社へ行っていると予測されます。

《部屋を決めるまでに内見した物件数を教えてください》

・3件          30%
・6件以上        21%
・2件          14%
・1件          12%
・4件          8%
・5件          8%
・0件(内見はしなかった) 7%

部屋を決めるまでに内見した物件数については、3件以下が63%という結果になりました。また内見をせずに部屋を決めた人も7%いることがわかりました。現在はネット上で部屋探しをすると、不動産会社に行かなくても多く情報を得られるため、ある程度気になる物件を絞り込んで、内見に行っていると考えられます。

《部屋探しの際、この内容があれば探しやすいと思うものを下記よりお選びください》

・初期費用が掲載されている 70%
・近隣の詳細情報      17%
・360度写真         9%
・動画           4%

部屋探しの際、初期費用が掲載されていると探しやすいと答えた方が70%と圧倒的に多い結果となりました。引っ越しはお金がかかるものなので、できる限り費用を抑えて引っ越しをするために、部屋探しの段階である程度初期費用を把握したいという傾向にあると考えられます。

【入居後編】

《鍵の故障や紛失で部屋に入れなかったことはありますか?》

・鍵の故障や紛失でお部屋に入れなかったことがある 18%
・鍵の故障や紛失でお部屋に入れなかったことはない 82%

鍵の故障や紛失で部屋に入れなかったことがある人が18%、ない人が82%という結果になりました。

《鍵の故障や紛失で部屋に入れなかったことが「ある」と答えた方にお聞きします。どのように解決しましたか?》

・大家・不動産会社に連絡をした 63%
・自分で調べて業者を探した   27%

鍵の故障や紛失で部屋に入れなかったことがあった時に大家・不動産会社に連絡をした人が63%、自分で調べて業者を探した人が37%という結果になっています。

《お風呂やトイレの水が出ない、詰まった経験がありますか?》

・お風呂やトイレの水が出ない、詰まった経験はない 74%
・お風呂やトイレの水が出ない、詰まった経験がある 26%

お風呂やトイレの水が出ない、詰まった経験があるという方が26%、ないという方が74%という結果になりました。

《お風呂やトイレの水が出ない、詰まった経験が「ある」と答えた方にお聞きします。どのように解決しましたか?》

・大家・不動産会社に連絡をした 62%
・自分で調べて業者を探した   38%

お風呂やトイレの水が出ない、詰まったとき、大家・不動産会社に連絡をした方が62%、自分で調べて業者を探したと答えた方が38%という結果になりました。

以上の調査結果から、現在では不動産会社に行かずに部屋探しする人が少数ではありますが、一定数いることがわかりました。その理由としてインターネットやスマートフォンの普及により、不動産会社に行かずに部屋探しができるようになったことが挙げられます。
また、それにより不動産会社に行くことに抵抗がある人が回答者の約4割もいることがわかりました。
それ以外にも最初に問い合わせをした物件はすでに入居者が決まってしまい内見できず、不動産会社に勧められた物件を内見したことがあるなど、おとり広告などの知識を持つ人が増えてきたのではないかと考えられます。

調査概要


調査期間 :2019年1月17日~2019年2月20日
有効回答数:372名

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