「ゴールデンウィーク」に関する調査(20~59歳の公務員、経営者・役員、会社員対象) 

2019年04月02日

マクロミルは、全国20~59歳の公務員、経営者・役員、会社員を対象に「ゴールデンウィーク」に関する調査を実施。

調査TOPICS


  • 2019年のゴールデンウィーク、“10連休“取得予定者が圧倒的多数で4割にのぼる
  • 平均予算は47,539円。昨年から14,000円以上大幅アップ
  • 連休日数が増えても”過ごし方”には変化なし。「旅行」の予定も増えず
  • 平成の終わりと令和の幕開けをどう過ごす?「ご馳走を食べる」「イベントがあれば参加」「記念セールで買い物」など

調査結果


■2019年のゴールデンウィーク、“10連休“取得予定者が圧倒的多数で4割にのぼる

暦上は10連休となる2019年のゴールデンウィーク。まずは、ビジネスパーソンの連休予定について確認しました。

今年のゴールデンウィークは最大で何連休取得できそうか尋ねると、「10連休」が43%で突出していました。昨年は暦上の休みが4連休だったこともあり、4連休予定者が4割を占め、有給休暇を追加して10連休などの長期の連休にできる人は1割程度でした。今年は、昨年の4倍近くの人が10連休もの長期休暇を取得予定だということがわかります。

なお、今年の連休日数について平均を算出すると“7.1連休”で、昨年の平均日数“4.3連休”から 2.8日増加しました。

■平均予算は47,539円。昨年から14,000円以上大幅アップ

例年より長期の休みとなる今年のゴールデンウィーク。その分、予算の増加が予想できますが、実際にどのくらい違いがあるのでしょうか。
今年のゴールデンウィークの予算は、平均47,539円となりました。昨年の平均32,972円と比較すると、14,000円以上増加しています。

また、今年のゴールデンウィークに使うお金について、昨年と比べて変化がありそうかを聞いてみると、「増える予定」16%、「少し増える予定」24%で、金額の大小にかかわらず“増える予定”と回答した人は合計で40%に上ります。昨年の調査では、“増える予定”と回答した人は16%でしたが、それに比べ24ポイント上昇しました。

■連休日数が増えても”過ごし方”には変化なし。「旅行」の予定も増えず

では、ゴールデンウィークの過ごし方に変化はあるのでしょうか。

今年のゴールデンウィーク中の予定を聞くと、1位「買い物に行く」47%、2位「睡眠をたっぷりとる」46%、3位「テレビやDVDを観る」29%でした。昨年(2018年)と比較すると1位と2位に変動がありましたが、それ以外で順位やパーセンテージに大きな変化はなく、予定している過ごし方は概ね昨年同様という結果です。連休日数が増えても、過ごし方には大きな変化はなさそうです。

また、長期の休みになると増加が予想される旅行についても、「国内旅行(泊まり)」は昨年19%に対して今年は20%、「海外旅行」は昨年2%に対して今年は3%と大きな変化はありませんでした。

■平成の終わりと令和の幕開けをどう過ごす?「ご馳走を食べる」「イベントがあれば参加」「記念セールで買い物」など

今年のゴールデンウィーク中、4月30日(火)には天皇陛下の退位、5月1日(水)には新天皇の即位が行なわれ、平成から令和への改元が行われます。約30年続いた平成が終了し令和の幕開けとなる歴史的なイベントでもありますが、この日なにか特別な過ごし方をする人はいるのでしょうか?自由回答で聴取しましたので抜粋してご紹介いたします。

●皇位継承の式典や改元の行事に伴う特別な過ごし方
ベース:全体(n=1,000)/自由記述より抜粋

・平成から新しい年号に変わるのでお祝いとしてご馳走を食べる。(男性20代)
・年末のカウントダウンよりもなんだかドキドキするので、どこかでイベントがあるなら参加してもいいかなぁと考え中です。(女性30代)
・皇居へは行けなくとも、皇族所縁の地へ行ってみたい。(男性30代)
・陛下がどんな言葉で退位し、どんな言葉で新天皇が即位するかを見守りたい。(男性40代)
・テレビで放送されるなら、貴重な機会なので視聴すると思う。これを機会に天皇制の話を子供とするのも良いかと思う。(女性40代)
・特に決めてないが、記念のセールがやっていたら買い物をしたい。(女性40代)
・(改元に伴い)システムに影響がないかの調査。(男性40代)
・多分テレビ中継されるだろうから、家族とゆっくりと見て、歴史的時代の流れを厳かに感じたい。(女性50代)

暦上10連休となる今年のゴールデンウィーク。実際に4割のビジネスパーソンが10連休を取得予定であることがわかりました。昨年よりゴールデンウィーク予算の平均額は増えていますが、連休数が長いからといって旅行の予定を計画している人は特に増えておらず、昨年同様の過ごし方を予定している人が多いようです。

また、期間中に行なわれる皇位継承の式典や改元の日の過ごし方としては、テレビ中継を見るなど家庭でその動向に注目する人だけでなく、イベントや記念セールが企画されれば参加・利用したいという声もありました。「改元」をきっかけとした記念セールやイベントなどが企画されれば、今年のゴールデンウィーク中の消費はさらに増えるかもしれません。

調査概要


■調査主体:マクロミル
■調査方法:インターネットリサーチ
■調査対象:全国20~59歳の公務員、経営者・役員、会社員(マクロミルモニタ会員)
■割付方法:総務省統計局『労働力調査』による年齢5歳階級別就業者数および就業率を元に、性別×年代で割付/合計1,000サンプル
■調査期間:2019年3月8日(金)~2019年3月11日(月)

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