「社内業務」に関する調査(20-50代の会社員対象) 

2019年04月03日

オウケイウェイヴ総研は、全国の会社員1,000名を対象に「社内業務」に関する調査を実施しました。その中で、業務時間中に「調べもの」に時間を取られていると感じる人は6割を超え、日本全体で1日当たり約1,057億円相当の賃金が調べものに充てられることが明らかになりました。

調査結果のポイント


  • 一般的な会社員は1日平均1.6時間「調べもの」に時間を割いており、計算上、日本全体で1日当たり約1,057億円相当の賃金が調べものに充てられることが明らかになりました。
  • 調べものによく利用するツールとして、約9割が「インターネット検索」をあげ、調べものは自力で行っていることが分かりました。
  • 6割超の人が調べものに業務時間を取られていると感じており、そのうち7割超が調べものに時間を取られていることをストレスに感じていました。
  • 時間を取られていると感じる理由に「知りたい情報が一箇所にまとまっていないため」、「知りたい情報がどこにあるか把握できていない」などが上位に上がり、その改善として職場に望むことに「社内ツール・システム関連の整備」、次いで「社内の情報共有体制の整備」、「情報収集の時間」が上がりました。

調査結果サマリー


Q1:あなたは、1日のうち平均何時間、調べものをしますか。
 1日の業務のうち、調べものをする時間で最も多かったのは「1~2時間未満(69.2%)」であり、平均は1.6時間でした。

Q2:あなたが、仕事中に調べものをする際に利用するものとして、 あてはまるものを以下の中よりすべてお答えください。
 仕事中に調べものをする際に利用するもの・人TOP3は、「インターネット検索(93.3%)」「職場の上司や同僚(44.2%)」「社内にある新聞・書籍・雑誌など活字資料(19.1%)」でした。

Q3:あなたは、仕事で調べものをしていて時間を取られてしまっていると思いますか。
Q4:前問で「調べものに時間を取られていると思う」と回答された方にお伺いします。
あなたは、仕事上での調べものによって時間を取られることにストレスを感じていますか。

 仕事で調べものをしていて時間を取られてしまっていると「思う」と回答した人は、「とても思う」と「やや思う」を合わせて全体の62.9%となりました。
 また、調べものに時間を取られていると思うと回答した人のうち、仕事上での調べものによって時間を取られることにストレスを「感じている」と回答した人は「とても感じている」と「やや感じている」を合わせて75.4%でした。

Q5:前問で「調べものに時間を取られていると思う」と回答された方にお伺いします。
あなたが、そう思う理由を以下の中よりすべてお答えください。
Q6:あなたが、仕事中に調べものをする上で職場に望むこととして、 あてはまるものを以下の中よりすべてお答えください

 調べものに時間を取られてしまっていると思う理由TOP3は、「新しい知識を多く必要とする業務のため(57.6%)」「知りたい情報が一箇所にまとまっていないため(56.4%)」「知りたい情報がどこにあるか把握できていないため(32.4%)」でした。
 また、仕事中に調べものをする上で職場に望むことTOP3は、「社内ツール・システム関連の整備(34.3%)」「社内の情報共有体制の整備(34.0%)」「情報収集の時間(24.3%)」となりました。(※「あてはまるものはない」は除く)

調査概要


調査名:社内業務に関する調査
性別:男女
年齢:20-50代
地域:全国
属性:会社員(正社員)
回答者数:1,000名

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[オウケイウェイヴ]
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