ウォーターサーバーの利用に関するアンケート調査（第10回） 

マイボイスコムは、10回目となる『ウォーターサーバーの利用』に関するインターネット調査を2019年7月1日～5日に実施し、10,246件の回答を集めました。

調査結果TOPICS

• 家庭用ウォーターサーバー利用経験者は全体の1割強、現在利用は約4%
• 非利用理由、利用中止理由とも「維持費がかかる」「設置スペースをとられる」が上位2位。「水道水やミネラルウォーターなどで十分/満足」の他、「経済的余裕がない」「水にこだわりがない」「ボトル交換や手入れ等が面倒」など

調査結果

◆利用している飲用水

（複数回答）
利用している飲用水は「水道水」が54.6%、「市販のミネラルウォーター」が30.1%です。「浄水器(蛇口取り付け型)を通した水道水」は19.2%です。北海道、東北、北陸などでは「水道水」が各7割で、他地域より比率が高くなっています。

◆家庭用ウォーターサーバーの利用実態

家庭用ウォーターサーバーを「現在利用している」は4.3%で、「利用したことがあるが現在は利用していない」(7.0%)とあわせた利用経験者は11.3%です。さらに「知っているが利用したことはない」(80.4%)をあわせると認知率は9割強です。

◆ウォーターサーバーを利用し始めたきっかけ

（複数回答）
家庭用ウォーターサーバーを利用し始めたきっかけは「無料お試し期間があった」が、利用者・経験者の30.2%、「店頭、街頭などでのキャンペーンやデモを見た」が21.3%、「おいしい水が飲みたいと思った」「安全な水を利用したいと思った」「家族や友人・知人のすすめ」などが各10%台です。過去調査と比べ「無料お試し期間があった」などが減少傾向です。ウォーターサーバー現在利用者では「店頭、街頭などでのキャンペーンやデモを見た」「おいしい水が飲みたいと思った」「安全な水を利用したいと思った」が上位3位です。

◆ウォーターサーバー非利用理由

（複数回答）
家庭用ウォーターサーバーを利用していない理由は「電気代、レンタル代など維持費がかかる」「設置スペースをとられる・邪魔」が利用未経験者の各3割強、「それほど水にこだわりがない」「水道水で十分」「ミネラルウォーターや浄水器など、現在飲んでいる水で満足している」が各3割弱、「ボトル交換や手入れ等が面倒そう」「経済的余裕がない」が各2割弱です。「設置スペースをとられる・邪魔」などは、女性40代以上で1位となっています。「ミネラルウォーターや浄水器など、現在飲んでいる水で満足している」は、若年層での比率が低い傾向です。また、北海道や東北、北陸などでは「水道水で十分」の比率が高くなっています。

◆ウォーターサーバーの利用中止理由

（複数回答）
家庭用ウォーターサーバーの利用中止理由は「電気代、レンタル代など維持費がかかる」「設置スペースをとられる・邪魔」が各3～4割、「水道水で十分」「ミネラルウォーターや浄水器などで十分」「ボトル交換や返却が面倒」「経済的余裕がない」などが各2割です。「水道水で十分」は男性、「設置スペースをとられる・邪魔」は女性での比率が高くなっています。

◆主利用家庭用ウォーターサーバーのタイプ

家庭用ウォーターサーバーのタイプは、「リターナブル方式のボトル(容器を回収し再利用)」が利用経験者の45.9%、「ワンウェイ方式のボトル・パック(容器は使い捨て、ゴミに捨てる)」が34.4%、「水道直結型(POU型)※水道管や蛇口にパイプをつなげ水道水を使う」が8.5%です。

◆ウォーターサーバー利用意向

家庭用ウォーターサーバー利用意向者(「利用したい」「やや利用したい」の合計)は全体の8.1%、非利用意向者(「利用したいと思わない」「あまり利用したいと思わない」の合計)は74.4%です。利用意向者の比率は、女性10～30代でやや高くなっています。また、現在利用者では8割弱ですが、利用中止者では1割強、利用未経験者では約4%です。

調査概要

調査対象：「MyVoice」のアンケートモニター
調査方法：インターネット調査（ネットリサーチ）
調査時期：2019年07月01日～07月05日
回答者数：10,246名
調査機関：マイボイスコム株式会社