電動アシスト付自転車の利用実態調査(自転車を保有している人対象) 

2020年02月03日

au損害保険(au損保)は、全国の自転車を利用している男女を対象に、電動アシスト付自転車の保有率やその利用実態を調査しました。
近年人気が高まる電動アシスト付自転車。街中で見かけることも多くなっているのではないでしょうか。そこで、自転車保険を取り扱うau損保が、「どれくらいの人が電動アシスト付自転車を持っているの?」「選ぶ基準は?」などを調査しました。

調査結果


●電動アシスト付自転車の保有率は17.3%

自転車を保有している5,752名に、その車種を尋ねたところ(複数回答可)、電動アシスト付自転車の保有率は17.3%となりました。なお、2018年にKDDI株式会社が実施した自転車の安全・安心利用に関する意識調査によると、電動アシスト付自転車の保有率は12.2%でした。

●買おうと思った理由「居住地付近に坂道が多いから」25.6%

電動アシスト付自転車を保有していると回答した1,000人(以下同)に買おうと思った理由を尋ねたところ、「居住地付近に坂道が多いから」が25.6%で1位となりました。次いで「自転車に乗る機会が多いから」が17.4%、「脚の負担が軽減するから」が17.3%となりました。世代別に見てみると、「重いものを運ぶから」が20代30.5%、30代25.5%で最も高く、「居住地付近に坂道が多いから」が40代29.0%、50代33.0%、60代以上36.5%と1位になりました。

●便利さを実感するのは「買い物が楽になった」45.0%

「電動アシスト付自転車の便利さを実感するとき」を尋ねたところ、「買い物が楽になった」が最も高く45.0%を占めました。次いで「通勤・通学が楽になった」が20.9%、「子供の送り迎えが楽になった」が16.5%でした。20代では「通勤・通学が楽になった」(35.5%)が全体平均よりも高く、30代では「子供の送り迎えが楽になった」(39.5%)が最も高くなりました。ライフサイクルごとに電動アシスト付自転車を便利だと感じるタイミングが違うことが分かりました。

●選ぶ基準は「信頼できるメーカーであること」29.8%

「電動アシスト付自転車を選んだ基準」を尋ねたところ、「信頼できるメーカーであること」が29.8%で1位となりました。次いで「バッテリーが長く持つこと」が26.2%、「値段がやすいこと」が13.4%でした。20代では「バッテリーが長く持つこと」が34.5%と最も高く、30代では「子供を乗せやすいこと」が22.0%と、全体平均の8.5%よりも13.5%高くなりました。子育て世代である30代は、電動アシスト付自転車の利用においても、育児の役に立つかを重要視していることが分かりました。

●電動アシスト付自転車の故障、24.9%が経験 バッテリー切れも

電動アシスト付自転車の故障経験の有無を尋ねたところ、24.9%の人が故障を経験していると答えました。故障の内訳を尋ねると(複数回答可)、後輪のパンクが57.0%で1位、次いで前輪のパンクが46.2%、バッテリー切れが38.6%、ブレーキの故障が24.5%、チェーン・ギア・クランクの破損が19.3%となりました。「パンク」を除くと、電動アシスト付自転車特有の「バッテリー切れ」が最も高い結果となりました。

●故障時は「自力で家まで運んだ」が71.5%

電動アシスト付自転車で故障を経験したことがある249人に、故障した際の対応を尋ねたところ、「自力で家まで運んだ」が71.5%で1位となりました。次いで「置いて帰り、後日車で取りに来た」が5.6%、「家族に車で迎えに来てもらい、持って帰った」が5.2%でした。「自転車ロードサービスを利用した」はわずか2.8%でした。

※au損保調べ

調査概要


■調査方法:インターネットによるアンケート調査
■対象者:自転車を保有している人
■対象地域:日本全国
■回答者数:5,752人(その内電動アシスト付自転車利用者の1,000人は、世代・性別を均等に配置。)
■実施時期:2019年12月10日~2019年12月11日

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