紫外線対策に関する調査 

2013年08月02日
楽天リサーチは、紫外線対策に関するインターネット調査を実施。調査は、7月16日から17日の2日間、楽天リサーチに登録しているモニター(約230万人)の中から、20代から60代の男女計1,000人を対象に行いました。

【調査結果】
■紫外線が「気になる」女性は約9割、男性は約5割
 紫外線が気になるという回答は、全体では70.3%に上った。この回答を年代別に見ると、最低値が20代の63.5%、最高値が30代の77.0%という結果になった。10~20代の頃に1990年代後半の日焼けブームを迎えた層は、反動で今紫外線が気になるのだろうか。
 またこの回答を性別に見ると女性は92.0%という高い結果を出す一方、男性は48.6%にとどまっている。40代で97.0%、30代で95.0%とどの年代でも安定して高い結果を出す女性に対し、男性は30代の59.0%以外はどの年代もほぼ半数からそれ以下となっており、「猛暑」「異常気象」と言われる今年であっても男女間で紫外線に対する意識に違いが見られた。

■紫外線対策、女性は「日焼け止め(肌用)」、男性「特にない」
 次に、実際にこの夏紫外線対策として使っているものを聞いたところ、トップが「日焼け止め(肌用)(49.1%)」、次いで「帽子(38.0%)」という結果になった。この回答を性別に見ると女性は「日焼け止め(肌用)(74.4%)」がトップ、「日傘(54.2%)」、「UVカット機能つきの化粧品(53.0%)」が続いた。一方男性では、「特にない(50.6%)」、「帽子(26.6%)」、「日焼け止め(肌用)(23.8%)」という結果になった。

 ただし紫外線が「気にならない」と答えた男性も、そのうち約25%が何らかの紫外線対策を行っており、20代の16.1%、30代の19.5%と年代が上がるにつれ「紫外線は気にならない」が「紫外線対策をしている」方が増加する傾向が見られた。

■男性は健康のため、女性は美容のため
 紫外線対策をしている理由を聞いたところ、全体では、「シミができるのを防ぐため」が68.1%で最も高く、次いで「日焼けしたところが痛くなったり、皮がむけたりするのを防ぐため」が40.3%で続く。
 全体と比較すると、男性50代で「角膜炎や白内障を防ぐため(35.4%)」「皮膚がんを防ぐため(33.3%)」が10%以上高くなるなど、男性は病気予防のために紫外線対策をしている傾向がうかがえた。一方女性は30代の「しわ・たるみができるのを防ぐため(51.1%)」、40代の「シミができるのを防ぐため(92.5%)」など、美容を理由とする回答が高かったが、「白い肌を保つため」という回答は20代の59.8%から年代が上がるにつれて低下した。美白意識は若い世代ほど強いようだ。

■日焼け止めは商品自体の成分や価格よりも、使い心地に要望あり
 使っている日焼け止めのタイプを聞いたところ、定番の「クリーム(48.0%)」「乳液(41.5%)」に次いで「ローション(21.5%)」を使用している方が多いという結果になった。ローショ
ンを使う理由を自由回答で聞いたところ、「伸びがよい」「塗りやすい」「さらっとしている」といった点が評価ポイントのようだ。

 日焼け止めを使用する際に嫌なこと、困ることを聞いたところ、「塗るとベタベタすること」が55.5%で最も高く、次いで「塗ると白くなること(44.1%)」「塗り直さなければならないこと(39.5%)」というように、塗り心地に関する不満が上位にあがった。自由回答では「洗っても落ちにくい」「目に入ると痛い」といった意見がみられた。成分や価格よりも、塗り心地の良いものが好まれているようだ。


【調査概要】
・調査エリア:全国
・調査対象者:20代から60代 男女
・回収サンプル数:1,000サンプル
・調査期間:2013年7月16日から7月17日
・調査実施機関:楽天リサ-チ株式会社

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[楽天リサーチ]
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