女子中高生の学校での体罰を含む生徒指導に関する意識調査 

2013年05月10日
ふみコミュニケーションズは、運営する女子中高生のためのポータルサイト"フミコミュ!"にて、女子中高生の学校での体罰を含む生徒指導に関する意識調査を実施した。調査期間は2013年2月28日より2013年3月30日までの期間。

【調査結果】

【注目点1】
「今までに学校で体罰を経験したことがありますか?」という問いに対し、女子中高生の4.3%が「自分がされたことがある」と回答、「クラス/部活の友人が体罰を受けたことがある」は18.4%、「学校の生徒が体罰を受けたと聞いたことがある」は11.1%、「自分自身も周りでも体罰に関わることは全くなかった」は、66.2%でした。
女子中高生のうち、34%が体罰を受けたり、見聞きしているようです。

【注目点2】
「友人・知人が体罰を受けたと聞き、どのように感じましたか?」という質問に対して、48.6%の女子中高生が「体罰を行った教師を怖く感じるようになった」と回答した一方、28.4%が「体罰を行った教師を憎むようになった」と回答しました。
教師の体罰は、女子中高生に恐怖心や憎しみを植え付けているようです。

※「今までに学校で体罰を経験したことがありますか?」という問いに対し、「クラス/部活の友人が体罰を受けたことがある」、「学校の生徒が体罰を受けたと聞いたことがある」と回答した109名を対象に質問。

【注目点3】
「教師が生徒指導のために体罰を行うことをどう思いますか?」という質問に対して、69.2%の女子中高生が「体罰は暴力的なのでなくしてほしい」と回答した一方、28.6%が「指導が難しい生徒には体罰は必要だと思う」と回答しました。
原則的には、体罰をなくしてほしいとする一方、指導が難しい生徒については、体罰を容認するという姿勢も見られるようです。

【注目点4】
「もし、あなたの学校で必要以上に体罰を受けている生徒がいたらあなたなどうしますか?」という質問に対し、「信頼できる教師に相談する」と回答した女子中高生は35.9%でした。
次いで「自分の保護者に相談する」が22.7%、「その生徒に声をかけ支えてあげる」が16.5%でした。


【調査概要】
・調査名 :学校での体罰を含む生徒指導についてのアンケート
・調査期間:2013年2月28日~2013年3月30日
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:女子中高生を中心とした全国のフミコミュ!ユーザー370名(中学生65.0%、高校生21.0%)

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ふみコミュニケーションズ]
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