事業承継を実施した中小企業の実態調査 

2013年06月26日
帝国データバンク(TDB)では、保有する企業情報データベースをもとに、中小企業法の定義にもとづく中小企業に該当し、過去5年間(2008年4月~2013年3月)に事業承継を実施し、前経営者の年齢、就任経緯などの属性が判明した29,520社を対象に分析を行った。なお、同様の調査は今回が初めてである。

【調査結果】

■事業承継を実施した中小企業の前経営者の年齢は、「65~70歳未満」が23.8%を占め、最多。70歳以上が約3割を占め、経営者交代年齢の高齢化が顕著となった。

■事業承継を実施した新経営者の年齢は、「40歳未満」(20.3%)がトップ。一方で、「60~65歳未満」(13.9%)、「65歳以上」(8.3%)と、60歳以上の新経営者も約2割を占めた。

■新経営者の就任経緯は、「同族承継」が44.2%を占め、「内部昇格」(31.6%)がこれに続き、この2つで7割以上を占めた。

■新経営者の業界経験は「10年以上」が85.5%を占めた。経営経験は「3年未満」が55.0%と経営経験が少ない新経営者が過半数を占めたが、「10年以上」も14.2%となった。

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[帝国データバンク]
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