30代・40代女性の「睡眠に関する意識調査」 

2013年10月07日
ニッセンが運営する「nissen もらえるネット」は、30代・40代女性約1,400名に対して、【睡眠に関する意識調査】を実施。本調査は、「nissen もらえるネット」のメインユーザーである30代・40代女性の傾向調査を目的として実施した。

【調査結果】

■睡眠に不満を感じている人は全体の64.5%、不満の理由は「疲れが取れない」「睡眠不足」。

睡眠の満足度をたずねたところ、「不満である(21.0%)」「どちらかというと不満である(43.5%)」と回答し、約6割以上の人が睡眠に不満を感じていることがわかりました。不満の理由として最も多かった回答が「疲れが取れない(67.1%)」、次いで「睡眠不足(57.8%)」でした。その他の理由では、「授乳」と女性ならではの睡眠に関する悩みが見られました。

■睡眠に満足している人の約4割が「睡眠時間の確保」で対策。一方、不満な人は「モノ」で対策する傾向。

快眠のために行っていることをたずねたところ、睡眠の満足度に関わらず、約半数の人が特に何もしていないことがわかりました。
睡眠に「満足している」人の内、36.4%は快眠のために「睡眠時間を確保する」ことをしています。これによって十分な睡眠時間と満足度が得られる傾向にあるようです。一方、睡眠に「不満である」人は、「遮光カーテンや防音など、部屋の空間を工夫する」人が23.7%、次いで「寝具にこだわる」人が20.8%、睡眠時間を確保しようとしている人は「満足している」人の半分以下の16.9%という結果でした。
また、睡眠に「不満である」人の1割以上が誘眠剤を服用しており、その数値は「満足している」人の4倍になります。睡眠に「不満である」人は、「睡眠時間の確保」といった生活そのものを変える対策ではなく、カーテンや寝具、誘眠剤といった「モノ」で対策する傾向があるようです。

■睡眠に「不満である」人は「満足している」人より 「寝具へのこだわり」が見られる結果に。

寝具についてのこだわりをたずねた質問で最も多かった回答は、睡眠に「不満である」人の「枕(39.3%)」、次いで「マットレス・敷布団(25.3%)」という結果で、睡眠に「不満である」人の方が、「満足している」人よりも寝具へのこだわりがあることがわかりました。
寝具の予算に関しては、「不満である」人も「満足している」人も約3割以上の人が10,000円以上かけており、満足度に比例した予算のかけ方は見られませんでした。

■就寝中の時間を美容ケアで有効活用している人は約3割。対策費用は3,000円未満。

就寝中に美容に対し行っていることをたずねたところ、約6~7割の人が特に何もしていないと回答しました。睡眠に「満足している」人では、「ヨガ・ストレッチ(11.3%)」、「ヘアケア(8.6%)」とケアに時間がかかるものが上位という結果でした。一方、「不満である」人では「サプリメントや美容ドリンクの服用(12.7%)」、「美脚ケアソックス(10.1%)」が上位という結果で、「飲むだけ」「履くだけ」といった時間のかからないケアの回答が多く見受けられました。
就寝中の美容にかける予算では、睡眠に「不満である」人が他と比較してやや高めの傾向がみられましたが、全体の約8割の人が3,000円未満と、寝具にかける予算よりかなり安いことがわかりました。
睡眠中は、体だけでなくお肌も修復・再生される時間。すっかり寝苦しさのなくなった今時期こそ、睡眠時間を利用してお手軽に美容ケアしてみるのもいいかもしれません。


【調査概要】
・調査期間:2013年9月13日(金)~9月20日(金)
・調査テーマ:30代・40代女性の睡眠に関する意識調査
・対象者:30代・40代の女性
・サンプル数:女性約1,400人

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[ニッセン]
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