「結婚」に関する意識調査(甲信越地方在住の独身男女25~39歳) 

2013年08月08日
オーネットは、2013年7月に甲信越地方在住の25~39歳の一般独身男女計527名を対象に「結婚」に関する意識について調査を実施。 本調査では、甲信越地方に住む男女を取り巻く結婚に関する状況について取り上げてみた。

オーネットでは今回の「甲信越地方」の調査をはじめ、「中国地方」「近畿地方」「東海地方」「九州地方」「東北地方」における結婚に関する意識調査も実施。今後も各地方の結婚に関する意識調査を実施予定している。

【将来不安の男子:結婚適齢期性の男性の約3割は経済的不安を抱えている】

■「経済・雇用の不安」が理由で結婚できない男性33.5%、女性14.4%

「独身である理由」の回答で、「経済・雇用の不安」を結婚できない理由とする独身男性が33.5%にのぼった。また、「経済・雇用の不安」を結婚できない理由とする男性は年齢とともに増していくことが分かった。出世が早く、高収入というような条件の良い男性は早い段階で結婚してしまい、経済的に不安を抱く男性が残ってしまうため、年齢を増すごとに「経済・雇用の不安」の割合が増加していると考えられる。

【妥協しない女子:結婚相手に望む年収、女性487万円、男性187万円】

■幸せな結婚生活を叶える年収は、夫婦合わせて674万円
■独身女性は男性よりも結婚相手の「婚姻暦」を気にしている

甲信越地方の独身女性が結婚相手に求める年収は、487万円となっており、これは厚生労働省の「平成24年賃金構造基本統計調査(全国)」をもとに算出した「平均年収」と比べると17万円も高い年収となる。対して、男性が女性に求める年収は187万円となっている。女性が結婚相手に望む収入面での理想は高く、独身男性が「独身でいる理由」の上位に「経済・雇用の不安」を挙げるのも仕方がない。この結果からも、独身の子どもを結婚に導くためには、親が経済的にバックアップしてあげることも必要となるだろう。

【親のプレッシャーに強い山梨、自由奔放な長野!?】

■35歳を超えた独身女性には、結婚を話題に出せない
■「合コン」に期待を持って参加する率が50%超え! だが結婚相手を探すのには不向き!?
■結婚するなら同じ県、近隣の県の人がいい独身女性は40.8%
■山梨県の独身男女は、降雪の多い地方の人とは結婚したくない!?

『「そろそろ結婚したら?」と誰から言われますか?』の問いに対して、母親、父親のみならず、親戚、友達、職場の人、知人といったすべての人から「結婚するように」言われている割合が、甲信越地方の中で一番多い結果となった山梨県の独身男性。同様に、山梨県の独身女性もほかの甲信越地方と比べると全体的に高めの割合となっており、山梨県の独身男女は結婚へのプレッシャーを感じる機会が多そうだ。対して、独身男性で「言われない」が50%以上、独身女性の「言われない」が35%弱となった長野県の独身男女は、結婚へのプレッシャーを感じる機会が比較的少ないと言えるだろう。


【調査概要】
調査名 : オーネット:甲信越地方在住の独身男女の「結婚」に関する意識調査
調査地域 : 甲信越地方(山梨県、長野県、新潟県)
調査対象 : 2013年7月1日現在25歳から39歳までの一般独身男女
調査方法 : インターネットを利用したクローズ調査
調査期間 : 2013年7月5日(金)-6月7日(日)
調査主体 : 株式会社オーネット
サンプル数 : 527 人

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[オーネット]
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