「結婚」に関する意識調査(九州地方在住の独身男女25~39歳) 

2012年12月14日
オーネットは、2012年12月に九州地方在住の25~39歳の一般の独身男女計666名を対象に「結婚」に関する意識について調査を実施した。九州地方に住む男女を取り巻く結婚に関する状況について取り上げてみた。

【調査結果】

【子どもの結婚問題に積極的に取り組む、九州地方の親たち】

「そろそろ、結婚したら」と話しかけてくる相手の1 位は「母親」である。「母親」から言われると回答した女性は34%にのぼり、九州地方の「母親」は娘の結婚に積極的に取り組んでいるといえそうである。

■「そろそろ、結婚したら」と言う母親と父親の割合は、九州地方は高い

【結婚しない理由は、「経済・雇用の不安」と「異性との出会いがない」】

独身理由の1位は、男性「経済・雇用の不安」39%。福岡県、長崎県、沖縄県ではその割合は40%以上にのぼる。女性では39%が回答した「異性との出会いの機会がほとんど無い」である。特に長崎県、熊本県では約60%と高くなる。結婚相手に出会うのに有効な手段は男性43%と女性54%があげた「同性の友達からの紹介」が1位となった。男女間で違いがみられたものは、その差17%の「お見合いパーティー」や「仕事上の付き合いを通じて」12%などである。経験したことがあるものの1 位は、男性の26%、女性の38%が参加したことがある「合コン」である。「あてはまるものはない」との回答は男性60%、女性39%にのぼり、結婚する意志は持ちながらも行動を起こしていないといえそうである。

■独身の理由、男性「経済・雇用の不安」、女性「異性との出会いの機会がほとんど無い」
■結婚相手に出会うために有効な手段と思っても、実行していない

【同県内が希望でも「親との同居」は気になる。夫婦あわせて617万円が理想】

結婚相手に重視するものの1位は男性88%、女性の95%が回答した「性格・人柄」。女性がより重視する項目は「年収」「職業」「親との同居」などである。男性がより重視するのは「容姿・外見」などであった。結婚相手に希望する居住地は同県内を希望するとの回答が多く見られた。九州地方の女性が結婚相手に望む年収の平均額は476万円。最高額は福岡県の511万円。最低額は沖縄県の365万円であった。一方、男性が女性に望む年収額の最高は沖縄県であり176万円。最低は熊本県の117万円であった。各県の男女が相手に希望する年収の合計は617万円となった。

■男女とも1位は「性格・人柄」。「親との同居」「容姿・外見」など男女に大きな違い
■同県内に住む結婚相手を希望、女性ではより顕著にあらわれる
■希望年収は476万円、結婚後は夫婦あわせて年収617万円は欲しい


【調査概要】
調査名:オーネット:九州地方在住の独身男女の「結婚」に関する意識調査
調査地域:九州地方(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県)
調査対象:2012年11月1日現在25歳から39歳までの一般独身男女
調査方法:インターネットを利用したクローズ調査
調査期間:2012年12月1日(土)-12月3日(月)
調査主体:株式会社オーネット
サンプル数:666人

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[オーネット]
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