美容に関する意識調査 

2013年10月21日
マイボイスコムは、美容に関する意識調査をインターネット上で実施。調査対象は、全国20~79歳の女性で、各年代(20代/30代/40代/50代/60代以上)100件、計500件の回答を集めた。(調査期間:2013年10月8日~9日)

【調査結果概要】

■「肌」に自信がある人ほど、「外見」や「恋愛」に自信がある傾向

■肌への自信は40代が最低、60代以上は53.0%が肌に自信があると回答

■基礎化粧品、数は少なく、より高級なものを使いたい傾向

■理想のスキンケアは断然「シンプル」派、肌本来の力をよみがえらせる「自立肌」が人気

■「白斑」に関する報道が女性の化粧品リスク意識に影響


【調査結果】

(1)肌への自信と外見・恋愛への自信への関係

肌に自信があると答えた人(「とても自信がある」「まあまあ自信がある」)のうち、59.5%が外見に対して自信がある(「とても自信がある」「まあまあ自信がある」)と回答した一方、肌に自信がないと回答した人(「あまり自信がない」「全く自身がない」)では、外見に対して自信があると回答したのはわずか16.7%でした。肌への自信が外見への自信につながっていることが読み取れる結果となりました。
同じ傾向が恋愛に対する自信についての調査結果にも出ていました。肌に自信があると答えた人のうち、44.3%が恋愛に対して自信がある(「とても自信がある」「まあまあ自信がある」)と回答した一方、肌に自信がないと回答した人では、恋愛に対して自信があると回答したのはわずか16.7%でした。

(2)年代別の肌への自信

肌への自信を年代別で見てみると、20代で「肌に自信がある」 (「とても自信がある」「まあまあ自信がある」)のは26.0%、30代で24.0%と下降し、40代では22.0%と最低。対して50代では33.0%と上昇、60代以上では53.0%が肌に「自信がある」と回答した。シニア世代こそ自分の肌に自信を持っていることがわかった。

(3)スキンケアの実情と理想

普段、肌のお手入れに使用している基礎化粧品の種類数について尋ねたところ、平均約2.5種類を使用しているという結果でしたが、理想として何種類使用したいかという問いに対しては、平均約2.3種類という結果でした。化粧品の数は少なく、より手間をかけずにスキンケアをしたいという傾向がうかがえました。
一方、毎月かけている金額については、現状1位が「1001円~2000円」(20.6%)、2位が「0円~1000円」(19.4%)に対して、いくらかけたいかの理想は、1位が「2001円~3000円」(20.8%)、2位が「1001円~2000円」(18.8%)と、より高級なものを使いたい傾向がうかがえました。今よりも高級なものを、数は少なく、シンプルなスキンケアを望んでいるようです。

(4)化粧品に求めること

肌にとって本当に良いと思うことは、81.2%の人が「シンプルな手入れをすること」と回答しました。一見肌にいいと思われがちな「時間とお金をかけて手入れをすること」と回答した人はわずか3.4%で、「何もしないこと」と回答した人13.8%よりも少ない結果となりました。
また、化粧品に本当に必要な役割は何だと思いますかという問い(複数回答)に対しては、1位の「乾燥を防ぐこと」(61.2%)に次いで、55.6%の人が「肌本来の力を引き出すこと」と回答しました。一方、「成分を肌の奥まで浸透させること」が化粧品に必要な役割と思う人は33.2%にとどまりました。
肌本来の力をよみがえらせる「自立肌」になりたいと回答した人は82.0%で、化粧品の成分に頼るのではなく、肌本来の力を呼び覚ますスキンケアに注目が集まっているようです。

(5)化粧品のリスク

肌にとってのリスクは何かという質問に対しては、1位が「肌表面への強い刺激」(61.6%)、2位が「強すぎる成分が肌の奥まで浸透すること」(27.8%)という結果になり、「何もしないこと」(9.4%)よりも、むしろ化粧品自体が肌のリスクになり得ると考える人が多い結果となりました。
「化粧品によるトラブル」と聞いて、最近思い出すこと(自由回答)については、91.0%が「白斑問題」と回答し、関心の高さがうかがえました。また、「白斑」の原因だと思うこと1位は「化粧品の成分が肌の奥まで浸透して影響を及ぼしたこと」(42.6%)で、「白斑」トラブルの原因を「浸透し過ぎ」と捉えている人が多いことから、前述のように「浸透=リスク」の認識が高い結果になったとも考えられます。

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