「シャンプー・ヘアケア製品」についての調査 

2013年11月07日
日本リサーチセンターは、「シャンプー・ヘアケア製品」について、オムニバス調査(NOS:日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)により自主調査を企画・実施した。

【調査結果の要約】

利用しているヘアケア製品は

・ふだん使っている市販のヘアケアの使用率をみると、「シャンプー」が90%と多く、「リンスインシャンプー」は16%と少ない。
・男女で比べてみると、「リンス・コンディショナー」「ヘアパック・トリートメント」の利用率は女性が多く、男性との差は30%以上ある。一方、「リンスインシャンプー」「マッサージ・育毛剤」は男性の方がやや多い。

シャンプーを買う時の意識は
・シャンプーを買う時は、「特長優先」派が67%で、「価格優先」派の31%を上回る。
・シャンプーについて「こだわりがある」派は62%で、「こだわりがない」派の36%を上回る。
・シャンプーについて「自分で選ぶ」は66%で、「自分以外の人が選ぶ」の32%を上回る。

よく使っているシャンプーの評価構造は

・女性では、「スタリング・仕上がり感」「洗浄力」「商品イメージ」の順で総合評価に影響している。
・男性では、総合評価に影響しているのは「洗浄力」 。

【調査結果】

利用しているヘアケア製品は?
・ふだん使っている市販のヘアケア製品の使用率をみると、「シャンプー」が90%で、「リンスインシャンプー」16%より多い。
・「リンス・コンディショナー」は59%と「シャンプー」より少ないが、「ヘアパック・トリートメント」が22%、「洗い流さないヘアパック・トリートメント」が14%ある。
・男女で比べてみると、「リンス・コンディショナー」「ヘアパック・トリートメント」は女性が多く、30%以上の差がある。
・一方、「リンスインシャンプー」「マッサージ・育毛剤」は男性の方がやや多い。

浴室で使うヘアケア製品/性年代別の違いは?
・浴室で使うヘアケア製品について、性年代別で見てみた。
・男性では、60~79才になると、「リンスインシャンプー」が多くなり、「リンス・コンディショナー」は少なくなる。
・女性では、年代が上がるほど「リンスインシャンプー」が多くなり、「シャンプー」「ヘアパック・トリートメント」は少なくなる。

浴室の外で使うヘアケア製品は/性年代別の違いは?
・浴室の外で使うヘアケア製品について、性年代別で見てみた。。
・男性では、「パーマ・カラー剤・白髪染め」「マッサージ・育毛剤」は年代が上がると多くなり、「セット剤」は少なくなる。
・女性では、「マッサージ・育毛剤」は年代が上がると多くなり、 「洗い流さないヘアパック・トリートメント」 「セット剤」は少なくなる。また、「パーマ・カラー剤・白髪染め」は40~59才が、一番多い。

シャンプーは特長優先か、価格を優先か?
・シャンプーを買う時は、「特長優先」派が67%で、「価格優先」派の31%より多い。
・男女別では、女性ではさらに「特長優先」派が多くなり、男性と20%以上の差がある。
・年代別の中では、 「価格優先」 派は15~39才男性が45%で一番多く、 「特長優先」派は60~79才女性が82%で一番多い。

シャンプーにこだわりあるか?
・シャンプーについて「こだわりがある」派は62%で、「こだわりがない」派の36%より多い。
・男女別では、女性ではさらに「こだわりがある」派が多くなり、男性と30%近い差がある。
・年代別では、「こだわりがない」派は15~39才男性が52%で一番多く、 「こだわりがある」派は40~59才女性が81%で一番多い。

シャンプーは自分で選ぶか?
・シャンプーについて「自分で選ぶ」は66%で、「自分以外の人が選ぶ」の32%より多い。
・男女別では、女性は特に「自分で選ぶ」が89%と多く、男性と40%以上の差がある。
・年代別では、「自分以外の人が選ぶ」は15~39才男性が57%で一番多く、 「自分で選ぶ」は60~79才女性が94%で一番多い。


【調査概要】
・調査対象:全国47都道府県の15~79歳までの男女個人
・有効回収数:1200人(サンプル)
 ※エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付実施
・抽出方法:住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割当て
・調査方法:NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイによる毎月調査)調査員による個別訪問留置調査
・調査実施期間:2013/9/4~2013/9/16

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[日本リサーチセンター]
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