「IT文字コミュニケーション」についての調査(第3回調査) 

2013年11月15日
インターネットコムと goo リサーチは、「IT 文字コミュニケーション」について調査した第3回を発表。調査対象は全国10代~50代以上の携帯電話(スマートフォンを含む)ユーザー1,079人。男女比は男性42.3%、女性57.7%。年代比は10代2.3%、20代20.9%、30代35.2%、40代29.6%、50代以上12.0%。

【調査結果】

最初に、今回もどのような手段で文字コミュニケーションを行っているか尋ねたところ、回答結果は「携帯電話キャリアのメール」(89.5%)、「Web メール」(53.5%)、「携帯電話キャリアの SMS」(51.8%)、「音声通話対応サービス(通話アプリなど)のメッセージ機能」(39.2%)、 「SNS のメッセージ機能」(37.7%)で、前回と同じ順番。LINE/Skype などの「音声通話対応サービス(通話アプリなど)のメッセージ機能」が、mixi/Facebook などの「SNS のメッセージ機能」より多く使われるようになった傾向に変わりはないようだ。

それでは、両サービスはどのように使われているか確認してみよう。まず、「音声通話対応サービス(通話アプリなど)のメッセージ機能」利用者423人(全体の39.2%)に「そのサービスで使っている機器を教えてください」と質問した。上位3項目は「スマートフォン」(83.2%)、「パソコン」(22.5%)、「携帯電話」(12.5%)で、スマートフォンで使う人が圧倒的に多い。

次に、「SNS のメッセージ機能」利用者407人(全体の37.7%)に「そのSNSで使っている機器を教えてください」と聞いたところ、「スマートフォン」(74.0%)、「パソコン」(65.1%)、「携帯電話」(24.3%)という状態になった。回答結果の順番は「音声通話対応サービス」と同じだが、スマートフォンへの偏りはさほど大きくなく、パソコンの利用比率が高い。

類似サービスであるが、使用している機器の傾向は全く異なっていた。この違いは、それぞれのサービスの特性によってもたらされたものなのか、それともサービスが広がった時期のずれで生じたのか、さまざまな要因が考えられる。いずれにしろ、こうしたサービスの利用者を対象に事業展開する場合などは、この相違を意識する必要があるだろう。

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