アライドアーキテクツは、Twitterの利用実態を調査するためアンケートを実施し、日本国内に住む男女約4,309名が回答しました。

昨今、Twitterは、4,500万人ものユーザー数を誇り(※1)かつ幅広い層に支持される大規模なソーシャルメディアとして、企業マーケティングにおける価値が高まっています。Twitter上での企業マーケティング活動が、ユーザーの消費行動にどのような影響を与えているのか、ユーザーは企業側にどのような情報を期待しているのかを把握するために、「Twitter企業公式アカウントの利用実態調査」を実施しました。
※1:出典元 Twitter Japan

Twitterで企業公式アカウントをフォローするユーザーは、アカウントとゆるく繋がりながらも、クーポン取得やキャンペーン参加などの直接的なメリットを求め、購買行動にも影響を与えていることが分かりました。企業公式アカウントは、通常投稿に加え、手軽で当落のすぐ分かるTwitterキャンペーンの定期的な実施などを通じてフォロワーへのメリット提供を続けることで、実際の購買へのプラスの影響を生み出していくことが期待できます。

調査結果


■55.7%のTwitterユーザーがTwitter企業公式アカウントをフォロー。性別・年代別に見ても大きな違いはなく、幅広いユーザーからフォローが行われている。

Twitterを利用していると答えた人の内、半数を超える約56%のユーザーが企業公式アカウントをフォローしているという結果になりました。性別・年代別に見ても大きな違いはなく、幅広いTwitterユーザーから「企業公式アカウントのフォロー」が行われていることが分かります。

■企業公式アカウントのフォローのきっかけは「Twitterキャンペーン」。

Twitterで企業アカウントをフォローしたことがあると答えた人の中から「フォローしたきっかけ」を聞いたところ、57.9%が「Twitterキャンペーン」がきっかけで企業の公式アカウントをフォローしたと回答しました。Twitterキャンペーンが企業公式アカウントのフォロー誘導に最も影響を与えていることが分かります。

■企業アカウントをフォローする目的は、企業からの新情報やクーポンなどのお得な情報収集のため。

Twitterで企業アカウントをフォローしたことがあると答えた人の中から「Twitter企業公式アカウントをフォローしている目的」を聞いたところ、52.5%が新情報やクーポンなどのお得な情報を取得するためと答えました。また、キャンペーンに参加するためが22%という結果となり、全体の75%がより「直接的なメリット」を得られる情報を欲しているということが分かります。

■74.2%のユーザーが、「企業公式アカウントはTwitterユーザーのブランド理解度や好意度に好影響を与えている」と回答。 ただし、「他者への推奨」まで実施するユーザーはまだ一部にとどまる。

複数種類のSNSの内、Twitterで最も多く企業公式アカウントをフォローしていると答えた人に、「企業公式アカウントをフォローしてから当てはまるもの」について聞いたところ、よりそのブランドやお店・サービスに詳しくなったが43.2%、より好きになったが37.9%、より利用が増えたが28.0%という結果となり、企業公式アカウントがTwitterユーザーに好影響を与えていることが分かりました。 一方で、「よりそのブランドやお店・サービスを他人に勧めたいと思った」「よりその情報をSNS投稿した」はまだ15%以下に留まっており、ブランドへの好意を「リツイート」などの実際のアクションに結びつける点については、工夫が必要と考えられます。

■76.9%のTwitterユーザーがSNSをきっかけに商品・サービス購入を経験。実際の購買へプラスの影響を与えている。

複数種類のSNSの内、Twitterで最も多く企業公式アカウントをフォローしていると回答した人に「SNSで見たことをきっかけに企業の商品やサービスを購入したことがあるか」について調査したところ、「どれもない」と回答した人は23.1%に留まり、76.9%もの人が何らかの購入経験があると回答しました。中でも、菓子、スーパーで買える食料品、ドリンク、外食チェーンなど、日常的に消費されるものについて、多くの人に購入経験があることが分かりました。

調査概要


調査名称:Twitter企業アカウント利用に関する意識調査
調査主体:アライドアーキテクツ株式会社
調査時期:2019年5月28日~6月7日
調査方法:Fastask(株式会社ジャストシステム提供)でアンケート調査を実施
調査対象数:4,309名

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[アライドアーキテクツ]
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