主婦1000人対象、「冬の肌トラブルに関する意識調査」 

2012年10月31日
池田模範堂は、主婦1000人を対象に、「冬の肌トラブルに関する意識調査」を実施。

【調査結果】

約9割の女性が冬の乾燥肌に悩んでいます。

一年のうちで最も乾燥する冬は、肌トラブルが起きやすい時期。肌が乾いてカサカサの状態になり、さまざまな場所に「アレ・ワレ・かゆみ」の症状が出てきます。
実際のところ冬の乾燥肌に悩む主婦は多く、冬の肌トラブルに関する意識調査では実に87.3%の女性が「今年の冬、乾燥肌のトラブルが心配」だと答えています。その割合は若い世代ほど高くなっており、20~40代では90%以上もの女性が肌の乾燥を心配していると回答しました。

しかも、ここ数年における乾燥による肌トラブルについて、95%もの女性が「年々ひどくなっている」「変わらない」と答えています。これにより毎年乾燥肌トラブルを繰り返している状況が明らかになりました。なかでも20代は約半数の42.5%が年々悪化していると感じています。冬になると、多くの女性が抱える乾燥肌の悩み。症状を悪化させないためにも、20代からしっかりしたケアが必要です。

三大乾燥部位は「かかと」「手」そして意外にも「すね」!

特に肌トラブルが心配な部位としては、「かかと」「手(指含む)」そして、意外にも「すね」が上位3位に挙げられています。これらの部位が三大乾燥部位として意識されており、肌トラブルの悩みが多い場所。これらの部位は、とりわけ乾燥を防ぐためのケアを念入りにすることが大切です。

また、年代別に三大乾燥部位のトラブル発生状況をみると、「かかと」の肌トラブルは30~50代に多く、「手(指含む)」「すね」の悩みは20~40代の若い世代で多くなっています。乾燥を感じる部位は、年代によって違いがあることが分かりました。

それでは、それぞれの部位にはどのような症状が出ているのでしょうか?かかとで多いのは、肌の「あれ(73.6%)」「割れ(65.9%)」など、深いひび割れが起こる症状。手(指含む)の場合は、「あれ(89.2%)」て、あかぎれなどができる症状。すねでは「あれ(62.0%)」「かゆみ(54.5%)」となっており、カサカサして粉をふいた状態になる「粉ふき肌」の症状が出ているようです。どの部位も冬の肌トラブルの原因は乾燥や寒さによるものですが、各部位で異なる症状が現れていることが浮き彫りになりました。こうした結果からも、きちんと治すためには部位別・症状別に、それぞれに合った正しいケアや治療薬を使うことがとても重要だと言えます。

入浴後や家事の後は、乾燥肌のケアを念入りに。

肌を乾燥させないためには、毎日の生活の中で乾燥しやすい時を知って、適切な予防やケアをすることが大事です。では、どんな時に主婦のみなさんは肌の乾燥を感じているのでしょうか?最も回答が多かったのは「入浴後(43.3%)」。次いで「洗濯や掃除・ 洗い物など、家事を行う時(39.4%)」。そして「家でエアコンや電気カーペットなどの暖房器具を使っている時(31.6%)」が続きました。これらはいずれも日常的に欠かせないことばかりですので、その都度きちんと肌をケアしてあげましょう。

「普段行っている肌の乾燥対策は?」と聞いたところ、ほとんどの女性が「保湿用クリームを塗る(92.5%) 」と回答。どんな部位や症状にも保湿用クリームを塗っていることが分かりました。「部位に応じた保湿」や「薬用のクリームをその症状に合わせて使用している」といった答えはごくわずかで、部位別・症状別のケアを意識している方はまだまだ少ないようです。その他には、「室内を加湿する(34.2%)」「水気はすぐに拭き取る(29.3%)」といった対策が続いています。

多くの女性が実践している乾燥肌対策は、日常生活で簡単にできることがほとんどです。乾燥した空気にさらされる冬の肌のためには、こうした小さな心がけを続けることが大切。このちょっとしたひと手間の予防法と、部位別・症状別に合わせた正しいケアや適切な治療薬の使用で、乾燥から肌を守り、今年の冬を乗り越えていきましょう。

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[池田模範堂]
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