ITベンダー満足度に関する法人アンケート調査 2013 

2013年12月16日
矢野経済研究所は、ITベンダーの満足度について、ユーザーである国内の民間企業、団体等の法人に対しアンケート調査を実施した。

<ITベンダー満足度に関する法人アンケート調査とは>
法人(国内民間企業、団体等)におけるIT業務のメインベンダーに対し、「導入~開発フェイズ」と「保守運用フェイズ」における満足度についてアンケート調査を実施した。具体的には「導入~開発フェイズ」においては9項目(提案力、コンサルタントの品質・体制、プロジェクトマネジメント、最終製品の品質、価格、予算遵守、業務分析、最新技術への対応、継続意向)、「保守運用フェイズ」においては8項目(ノウハウの豊富さ、トラブルの予防、トラブル時の初期対応、トラブルシューティング、セキュリティ対策、問い合わせへの対応、価格、継続意向)において、現行のメインベンダー名(社名)を記入後、当該ベンダーについて4段階(「大変満足(100点)」「まぁ満足(67点)」「やや不満(34点)」「大変不満(1点)」)で評価、回答社数における平均点を算出し、点数化した。

【調査結果サマリー】

◆「導入~開発フェイズ」における継続意向は7割強、満足度が最も高いベンダーは日立システムズ
国内の民間企業、団体等に対して、「導入~開発フェイズ」における現行のITメインベンダーに対する継続意向(単数回答)を尋ねたところ、全体として「継続したい(10.1%)」「まぁ継続したい(65.0%)」の合計は75.1%であった。また同フェイズにおいて最も継続意向の高いITベンダーは日立システムズ(70.67点)であった。

◆「保守運用フェイズ」における継続意向は8割、満足度が最も高いベンダーは日本IBM
国内の民間企業、団体等に対して、「保守運用フェイズ」における現行のITメインベンダーに対する継続意向(単数回答)を尋ねたところ、全体として「継続したい(11.2%)」「まぁ継続したい(69.7%)」の合計は80.9%であった。また同フェイズにおいて最も継続意向の高いITベンダーは日本IBM(73.95点)であった。


【調査概要】
1.調査期間:2013年7月~12月
2.調査対象:国内の民間企業、団体、公的機関などの法人
3.調査方法:郵送アンケート形式、ならびに当社専門研究員による直接面談を併用

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[矢野経済研究所]
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