子どもを持つ母親の自転車事故に対する意識・実態調査 

2013年12月24日
au損害保険は、自転車向け保険の認知拡大と、その重要性の啓蒙を目的に、「子どもを持つ母親の自転車事故に対する意識・実態調査」を実施。

■ 自転車トラブルを起こしてしまった経験がある母親、約30%!

警察庁の調査によると、全交通事故に占める自転車事故の割合はここ数年約2割と、高い水準で推移しています。そして、特に顕著なのが、自転車対歩行者の交通事故です。その件数は10年前と比較し、およそ34%増にものぼり、多額の損害賠償が発生した事例を耳にすることも増えました。
そこで、今回の調査では、普段から自転車に乗る機会の多い母親500名を調査対象として、自転車事故に対する意識や実態を調べました。自転車が身近な存在である彼女たちは、自身、および、その家族における自転車のトラブルについて、どのように考えているのでしょうか。

【調査結果】

はじめに、「自転車の運転中に、トラブルを起こしてしまった経験はありますか?」とたずねると、「ある」と回答した方は30%。約3人に1人を占めます。この結果からも、自転車事故というのは、意外に身近に潜むものであることがうかがえるでしょう。

また、こうしたトラブルにあってしまった時の経験談を自由回答形式で聞いたところ、「自転車同士の衝突事故になってしまい、相手の人が動かなくなった時は怖かった。(福岡県・38歳)」、「1歳10ヶ月の長男を子供用の前部座席に乗せ買い物に行く途中で、一時停止の標識を見落として交差点に進入してしまい、乗用車と出会い頭に衝突。長男はかすり傷ですんだものの、私は下腿骨骨折で2ヶ月の入院となってしまいました。(東京都・39歳)」といった話があげられました。

「家族が自転車関連のトラブルを起こしてしまった経験がある」という人も21%と、5人に1人。自転車によく乗る母親はもちろん、その家族にとっても、自転車のトラブルは身近に潜む恐ろしい存在であることが分かります。

■ 子どもの自転車事故に備え、「十分な対策をとっている」母親はわずか5%

前段では、身近に潜む脅威であることが分かった自転車のトラブルですが、一方で、これらのトラブルに対する対策はどのようにとられているのでしょうか。「お子様の自転車事故に備えて対策をとられていますか?」という質問をしたところ、「十分に対策をとっている」と回答した方は、わずか5%のみという結果に。前述の通り、3人に1人は自身で自転車のトラブルを経験している母親たち。その背景を考えると、あまりに無策な現状が浮き彫りになりました。

そこで、十分な対策をとれていない理由について聞いてみると、「口頭ではよく話しているが、あまり対策はとれていないと思う。(東京都・49歳)」、「何も対策をとってないが、必要性は感じている。でも、どうすればいいかが分からない。(広島・45歳)」など、具体的な自転車事故の対策方法が分からないことが大きな原因であるようです。


【調査概要】
調査対象:小学生から大学生の子どもをもつ母親500名(※事前調査で「自転車によく乗る」と回答した人)
調査期間:2013年10月29日(火)~31日(木)
調査方法:インターネット調査

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