2013-2014年 年末年始の旅行動向調査 

2014年01月23日
フォートラベルは、運営する「旅行のクチコミサイト フォートラベル」にて、会員を対象に「2013-2014年 年末年始の旅行動向調査」を実施。

【調査結果】

【年末年始の休暇取得状況概要】
年末年始の連続休暇日数は平均8.4日で、昨年(8.0日)より0.4日増加した。休暇日数の分布をみると、「9日」がもっとも多く47.8%。昨年が「6日」「9日」を頂点としたM字型の分布であるのに対して、今年は「9日」が突出する形となった。昨年・今年とも休暇の取りやすい暦の並びで、平均休暇日数は例年と比較し多い傾向にある。特に今年に至っては、有給等を利用しないで元々の休暇が9日間とする企業も多く、半数近い人が9日間の休暇を取得する要因となった。

【年末年始の過ごし方概要】
年末年始の過ごし方は「自宅中心で過ごした」人がもっとも多く37.8%。続いて「帰省」(18.4%)、「海外旅行」(18.0%)、「国内旅行」(16.4%)、「日帰り」(5.7%)となった。昨年と比較すると、「海外旅行」が2.9ポイント減少、国内旅行が1.6ポイント増加した。「日帰り旅行」や「帰省」を含めた、"旅行をした人"は58.5%となり、昨年(59.3%)より0.8ポイントと、わずかに減少した。旅行の手配は動きが非常に早く、海外旅行では3ヶ月前に55.6%、1ヶ月前には90.9%が予約を終えており、暦の並びから、予定が立てやすかったことが伺える。国内旅行も1ヶ月前には66.9%が予約を完了しており、対昨年で7.0ポイント上昇した。

【海外旅行概要】
海外旅行の旅行期間の平均は7.0日で、昨年より0.2日減少した。旅行費用の平均は22.2万円で、昨年より0.7万円増加。旅行先は「アジア」の人気が高く58.5%。続いて「ヨーロッパ」(19.6%)、「オセアニア・ミクロネシア」(8.2%)、「北米」(7.9%)、「中南米」(2.3%)となった。昨年調査と比較すると、「アジア」は3.4ポイント増、「北米」は2.6ポイント増。一方、「ヨーロッパ」は2.6ポイント減、「オセアニア・ミクロネシア」は0.5ポイント減、「中南米」は0.6ポイント減という結果に。人気の旅行先を国別にみると、「タイ」、「台湾」、「韓国」の順となった。「タイ」については、不安定な情勢による旅行者への影響が懸念されたが、本調査ではその影響は感じられない。また、昨年、領土問題などの影響で順位を落とした「韓国」が3位に浮上した。旅行の出発日のピークは「12月28日」(18.1%)で、帰着日のピークは「1月4日」(13.8%)だった。

【国内旅行概要】
国内旅行の旅行期間の平均は3.6日で、昨年より0.2日増加した。旅行費用の平均は5.5万円で、昨年より0.1万円増加。人気旅行先のトップは「東京都」、2位は「北海道」、3位には「神奈川県」「沖縄県」が、5位には「静岡県」「京都府」が、それぞれ同率で並んだ。国内旅行先のトップ5の顔ぶれは昨年とほぼ変わらないが、順位には変動があり、昨年1位だった沖縄は3位になり、東京都、北海道が1位、2位という結果となった。旅行の出発日については、「12月28日」が15.0%、「12月31日」が13.5%と二つのピークがみられた。帰着日のピークは「1月4日」(13.9%)だが、12月30日から帰着が増加しており、休暇が長いため、年内に戻るケースも多かったようだ。また、国内旅行の利用交通手段については、「飛行機」が27.3%で、昨年(26.9%)を0.4ポイント上回り、「車(レンタカーを含む)」は47.9%で、昨年(42.5%)を5.4ポイント上回る結果となった。


【調査概要】
調査目的:旅行好きのフォートラベルユーザーが年末年始の休暇をどう過ごしたか、旅行消費・動向にどういった影響があるのか、 実態を把握する。
調査期間:2013年12月26日 - 2014年1月6日 の12日間
調査対象:フォートラベル会員(有効回答数:1973件)

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[フォートラベル]
 マイページ TOP