外食市場調査(2013年12月度) 

2014年01月31日
リクルートライフスタイルに設置された「食」に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメリサーチセンター」は、東名阪の男女約9,000人を対象とする「外食市場調査」を実施しています。この度、2013年12月度の調査結果をまとめた。

【調査のポイント】

外食市場規模について東名阪3圏域合計では、前年同月比(以下「前年比」)で市場が59億円拡大したと推計され、エリア別で見ると、東海圏のみ前年比マイナスの結果となった。増加の要因としては、外食実施率の増加が挙げられ、特に60歳代女性が前年比でプラス4.2ポイントの高い伸びであり、3圏域合計では前年比1.7ポイントアップとなった。

■3圏域計(首都圏、関西圏、東海圏)
外食実施率、頻度、市場規模は前年比プラス。単価のみマイナスの結果。

● 2013年12月の外食(※1)実施率は 78.8% (前月比増減 +2.8pt、前年比増減 +1.7pt)
● 2013年12月の外食頻度(※2)は 4.57回 / 月 (前月比増減 +0.29回、前年比増減 +0.01回)
● 2013年12月の外食単価は2,715円 / 回(前月比増減 +302円、前年比増減 -31円)
● 2013年12月の外食市場規模(※3)は 4,175億円 (前月比増減 +825億円、前年比増減 +59億円)

※1 外食:夕方以降の食事について、お店で食事した場合を対象。消費地の範囲として、各圏域の居住者が各圏域の対象都府県内でおこなった外食を対象としており、圏域外でおこなった外食は含んでいない。また、夕方以降、1日2回までの外食を含む。
※2 外食頻度:外食実施者の1ヶ月あたりの平均外食回数
※3 外食市場規模:各圏域の当該年齢人口(平成22年国勢調査)×外食実施率×外食頻度×外食単価で算出

■圏域別
外食単価は、東名阪のいずれも前年比マイナス。 外食市場規模、実施率、頻度は首都圏、関西圏では前年比プラス。

● 外食実施率は、首都圏:79.3%(前年比増減 +1.9pt)、関西圏:78.5%(同 +2.4pt)、東海圏:77.6%(同 ±0.0pt)
● 外食頻度は、首都圏:4.86回/月(前年比増減 +0.04回)、関西圏:4.42回/月(同 +0.13回)、東海圏:3.78回/月(同 -0.30回)
● 外食単価は、首都圏:2,721円(前年比増減 -50円)、関西圏:2,822円(同 -6円)、東海圏:2,455円(同 -22円)
● 外食市場規模は、首都圏:2,527億円(前年比増減 +36億円)、関西圏:1,177億円(同 +65億円)、東海圏:471億円(同 -41億円)

■性年代別(3圏域計)
性年代別の外食実施率は、60代/女性(実施率76.7%、前年比増減+4.2pt) で前年比プラス幅が最も大きかった。 一方、前年比でマイナス幅が大きいのは、20代/女性(実施率82.6%、前年比増減-1.5pt) であった。

■主要タウン別
タウン別の市場規模は、【新宿・代々木】 (市場規模 168億円、前年比増減 +14億円)などで前年比プラス幅が大きかった。
【銀座・有楽町・日比谷】 (市場規模 114億円、前年比増減 -19億円) で前年比マイナス幅が大きかった。

【調査概要】
・調査期間:2014年1月6日 ~ 1月13日
・調査対象:首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県)、関西圏(大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、滋賀県)、 東海圏(愛知県、岐阜県、三重県)に住む20~69歳の男女
・調査方法:インターネットによるアンケート調査

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